労災保険制度(労働者災害補償保険制度)の目的に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ①労災保険制度は、業務災害又は通勤災害を被った労働者等に対し必要な保険給付を行うことを目的とする。
- ②労災保険制度は、労働者の私的な傷病についても、使用者の全額費用負担なく給付を行うことを目的とする。
- ③労災保険制度は、事業主が、任意に加入するか否かを自由に選択できる任意の保険制度である。
- ④労災保険制度は、労働者本人のみが支払う保険料の負担だけによって、独自に運営される制度である。
答えと解説を見る
労働者災害補償保険法1条は、業務災害及び通勤災害を被った労働者やその遺族に必要な保険給付を行うことを目的として掲げている。なお、2020年9月施行の改正により、複数の事業で働く労働者について、複数の事業の業務上の負荷を総合的に評価して認定する「複数業務要因災害」も保険給付の対象に加えられている。
他の選択肢の誤り:
・労災保険の対象は業務災害・通勤災害であり、私傷病一般を対象とするものではない。
・労災保険は労働者を使用する事業について原則として強制的に適用される制度である。
・保険料は原則として事業主が全額負担するものであり、労働者本人が負担するものではない。