2026年版・8-8

電子契約・電子商取引の一問一答

ビジネス実務法務検定試験®2級「企業活動に関する法規制」から、電子契約・電子商取引に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問18-8

電子署名法における電子署名の効力に関する記述として正しいものはどれか。

  • ①本人による一定要件を満たす電子署名がされた文書は真正に推定される
  • ②電子署名がされた文書であれば常に無条件で真正な文書とみなされる
  • ③電子署名法は電子契約の成立や効力については何ら規定していない
  • ④電子署名を本人以外の第三者が行った場合であっても法的効力に影響しない
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正解 ①本人による一定要件を満たす電子署名がされた文書は真正に推定される
解説
電子署名法3条は、本人による電子署名であって固有性等の要件を満たすものが行われた電磁的記録は、真正に成立したものと推定すると定める。

他の選択肢の誤り:
・推定にとどまり反証により覆され得るため無条件の効力ではない。
・電子署名法は電磁的記録の真正な成立の推定について規定している。
・本人以外が署名した場合は同条の推定は働かない。
問28-8

いわゆる立会人型(クラウド型)電子署名サービスに関する記述として妥当なものはどれか。

  • ①事業者が利用者の指示で署名する仕組みも要件次第で電子署名に該当し得る
  • ②サービス提供事業者が関与する電子署名は法律上一律に対象から除外される
  • ③立会人型サービスは書面による契約と比較して一切の法的効力を持たない
  • ④立会人型サービスの利用には必ず認定認証業務による認証を受ける必要がある
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正解 ①事業者が利用者の指示で署名する仕組みも要件次第で電子署名に該当し得る
解説
行政のQ&A等により、利用者の指示に基づき事業者が暗号化を行う立会人型サービスも、固有性の要件等を満たせば電子署名法上の電子署名に該当し得るとされている。

他の選択肢の誤り:
・一律に対象外とする扱いではなく要件を満たせば該当し得る。
・要件を満たせば真正推定等の効力を主張し得るため一切効力がないとはいえない。
・認定認証業務の認証を受けることは必須要件ではない。
問38-8

電子契約における証拠力を高めるために有用な仕組みとして適切なものはどれか。

  • ①タイムスタンプは電子文書がその時刻に存在し改ざんがないことを証明する
  • ②タイムスタンプは付与時点以降の文書内容の改変を防止する仕組みである
  • ③タイムスタンプさえ付与すれば電子契約において電子署名を別途行う必要はなくなる
  • ④電子契約は証拠力の点において常に書面による契約より劣後することになる
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正解 ①タイムスタンプは電子文書がその時刻に存在し改ざんがないことを証明する
解説
タイムスタンプは、時刻認証局が付与する仕組みにより、当該時刻に文書が存在し、それ以降改ざんされていないことを技術的に証明するもので、電子署名と併用され証拠力向上に資する。

他の選択肢の誤り:
・タイムスタンプは改ざんの有無を事後的に検証できるようにする仕組みであり、改変そのものを技術的に防止するものではない。
・タイムスタンプは文書の存在時刻を証明するものであり、本人による署名であることを証明する電子署名の代わりにはならない。
・電子契約が一律に書面契約より証拠力で劣るわけではない。
問48-8

電子帳簿保存法に関する記述として正しいものはどれか。

  • ①電子取引で授受した取引情報は電磁的記録のまま保存するのが原則である
  • ②電子取引で授受した書類は必ず紙に印刷して保存すれば足りる
  • ③電子帳簿保存法は所得税及び法人税に関する保存義務者には適用されない
  • ④電子取引データの保存には改ざん防止のための措置は一切不要
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正解 ①電子取引で授受した取引情報は電磁的記録のまま保存するのが原則である
解説
電子帳簿保存法は、電子取引により授受した取引情報について、紙への出力ではなく原則として電磁的記録のまま保存することを求めている。

他の選択肢の誤り:
・紙印刷のみでの保存は原則として認められない取扱いとなった。
・所得税・法人税の保存義務者にも適用される制度である。
・真実性を確保するためタイムスタンプ等の改ざん防止措置が求められる。
問58-8

電子帳簿保存法における電子取引データの保存要件として適切なものはどれか。

  • ①取引情報の真実性を確保する措置及び検索機能の確保が保存要件として定められている
  • ②電子取引データの保存すべき期間は法律上定められておらず事業者が自由に決定できる
  • ③検索機能の確保は法律上の義務ではなく単なる努力目標にとどまるものである
  • ④電子取引データの保存先については必ず国内のサーバーでなければならない
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正解 ①取引情報の真実性を確保する措置及び検索機能の確保が保存要件として定められている
解説
電子帳簿保存法は、タイムスタンプの付与等による真実性確保措置と、日付・金額・取引先による検索を可能にする措置等を保存要件として定めている。

他の選択肢の誤り:
・保存期間は国税関係法令により定められている。
・検索機能の確保は要件の一つとして義務付けられている。
・保存先サーバーの所在地を国内に限定する規定はない。
問68-8

特定商取引法上の通信販売に関する事業者の義務として正しいものはどれか。

  • ①広告に返品特約等の重要事項を表示しなければならない
  • ②通信販売にはクーリング・オフ制度が一律に適用される
  • ③広告表示義務は事業者が上場企業である場合にのみ課される
  • ④返品の可否は事業者の判断で表示しなくてもよい
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正解 ①広告に返品特約等の重要事項を表示しなければならない
解説
特定商取引法11条等は、通信販売の広告に返品特約を含む一定の事項を表示することを事業者に義務付けている。

他の選択肢の誤り:
・通信販売にはクーリング・オフ制度は適用されず、返品特約の表示制度で対応されている。
・広告表示義務は事業者の規模を問わず課される。
・返品特約の表示は法定の義務事項である。
問78-8

電子消費者契約法(電子消費者契約に関する民法の特例に関する法律)に関する記述として正しいものはどれか。

  • ①消費者の申込み時の操作ミスによる錯誤について一定の救済を図る法律である
  • ②事業者側に生じた錯誤の場合についてのみ特則を定めた法律である
  • ③電子消費者契約においては民法の錯誤に関する規定が一切適用されない
  • ④事業者が確認画面を設けなくても消費者の操作ミスの責任は常に消費者が負う
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正解 ①消費者の申込み時の操作ミスによる錯誤について一定の救済を図る法律である
解説
同法は、事業者が確認画面等の措置を講じていない場合に、消費者の操作ミスによる錯誤について民法の重過失要件を排除し消費者を救済する特則を定めている。

他の選択肢の誤り:
・事業者ではなく消費者の錯誤救済を目的とした特則である。
・民法の錯誤規定を基礎としつつ特則を設けるものであり全面排除ではない。
・事業者が確認画面を適切に設けた場合は消費者が責任を負う場合がある。
問88-8

インターネット通販における「特定電子メール法」の趣旨として正しいものはどれか。

  • ①受信者の同意を得ていない広告宣伝メールの送信を原則として規制する
  • ②全ての電子メールの送信に対して事前の届出を義務付ける法律である
  • ③広告宣伝メールであっても相応の料金さえ支払えば規制対象外となる
  • ④特定電子メール法は個人が私的に送信するメールにのみ適用される法律である
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正解 ①受信者の同意を得ていない広告宣伝メールの送信を原則として規制する
解説
特定電子メール法は、原則としてあらかじめ同意した者に対してのみ広告宣伝メールの送信を認めるオプトイン方式を採用している。

他の選択肢の誤り:
・全ての電子メール送信に届出を義務付ける制度ではない。
・料金の支払いは規制の適用除外事由ではない。
・事業として広告宣伝メールを送信する者を広く対象とする。
問98-8

電子契約の締結における意思表示の到達時期に関する記述として正しいものはどれか。

  • ①電子契約の承諾の意思表示は相手方に到達した時に効力を生じるのが原則
  • ②電子契約は発信した時点で直ちに契約が成立するのが常に原則である
  • ③承諾通知が相手方のメールサーバーに保存されていなくても到達したとみなされる
  • ④電子契約には到達主義は適用されず、全ての場合において発信主義のみによる
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正解 ①電子契約の承諾の意思表示は相手方に到達した時に効力を生じるのが原則
解説
民法の改正により隔地者間の契約における発信主義の特則は廃止され、電子契約を含む意思表示は到達主義が原則とされている。

他の選択肢の誤り:
・発信時点で直ちに成立するのは到達主義の原則に反する。
・相手方が了知可能な状態に置かれることが到達の要件であり保存されないと到達とはいえない。
・電子契約であっても到達主義が適用される。
問108-8

クラウド上に保存された契約書データの管理に関する実務上の留意点として適切なものはどれか。

  • ①アクセス権限を限定し改変履歴を確認できる状態で保存するのが望ましい
  • ②保存期間中に契約データを担当者の判断で任意に上書き保存してよい
  • ③クラウド事業者が保管している以上、自社では保存要件を確認する必要はない
  • ④契約データについては容量の都合上バックアップを取得しない運用でも構わない
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正解 ①アクセス権限を限定し改変履歴を確認できる状態で保存するのが望ましい
解説
契約データの真正性や証拠力を確保するためには、アクセス制御や改変履歴の記録により、後日の改ざんの有無を確認できる状態で管理することが望ましい。

他の選択肢の誤り:
・保存期間中に担当者の判断で任意に上書き保存することは、真実性の確保を損ない改ざんと疑われるおそれがある。
・クラウド事業者に保管を委託していても、電子帳簿保存法上の保存要件を満たしているかどうかは自社が確認すべき事項である。
・契約データのバックアップを取得しないことは、災害等による滅失時に証拠を失うおそれがあり望ましくない。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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