柱上変圧器の低圧側に施すB種接地工事の主な目的として、最も適当なものはどれか。
- ①低圧の電気機器の外箱に人が触れたときの感電を防ぐ。
- ②避雷器に流れる雷電流を、大地へ確実に流す。
- ③高圧と低圧の混触時の、低圧側の電位上昇を抑える。
- ④変圧器の鉄心に生じる渦電流を、大地へ逃がす。
答えと解説を見る
B種接地工事は、高圧または特別高圧と低圧を結合する変圧器の低圧側の中性点(または1端子)に施す接地です。変圧器の内部で高圧側と低圧側が混触したとき、低圧側の電路に高い電圧が現れるのを抑え、低圧側の機器や人の安全を守ることが目的です。
他の選択肢について
・機器の外箱の感電防止:これは機器の外箱などに施すC種・D種接地工事の目的です。
・避雷器の雷電流:避雷器にはA種接地工事を施します。
・鉄心の渦電流を逃がす:渦電流は鉄心の中で閉じた電流で、接地で逃がすものではありません。
覚え方のポイント
「B種=混触対策(変圧器の低圧側)」「A種=高圧機器の外箱・避雷器」「C種・D種=低圧機器の外箱」。