接地工事の種類と接地抵抗値の組合せとして、電気設備の技術基準の解釈に基づくものとして、最も不適当なものはどれか。ただし、漏電遮断器による接地抵抗値の緩和は考慮しないものとする。
- ①A種接地工事 ― 10Ω以下
- ②C種接地工事 ― 10Ω以下
- ③B種接地工事 ― 10Ω以下
- ④D種接地工事 ― 100Ω以下
答えと解説を見る
B種接地工事の接地抵抗値は一律ではなく、変圧器の高圧側(または特別高圧側)の電路の1線地絡電流Iを用いて、原則として150/I〔Ω〕以下とします。混触時に低圧側の電圧上昇を150V以下に抑えるための値です。高圧側の電路に1秒を超え2秒以内に自動的に遮断する装置があれば300/I、1秒以内なら600/I以下に緩和されます(電気設備の技術基準の解釈第17条)。
他の選択肢について
・A種 ― 10Ω以下:正しい値です。
・C種 ― 10Ω以下:正しい値です(地絡時に0.5秒以内に遮断する装置があれば500Ω以下に緩和)。
・D種 ― 100Ω以下:正しい値です(同様に500Ω以下に緩和)。
覚え方のポイント
「A種10Ω・B種150/I・C種10Ω・D種100Ω」「C種・D種は0.5秒以内の漏電遮断で500Ω」。B種だけが計算式である点が頻出です。