2026年版・4-4

土木:コンクリート・鉄道・基礎の一問一答

1級電気工事施工管理技士(第一次検定)「関連分野(機械・土木・建築・設計契約)」から、土木:コンクリート・鉄道・基礎に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験には五肢択一の問題も含まれますが、ここでは4択で出題しています。

問14-4

コンクリートの性質に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • ①水セメント比が大きいほど、硬化後の強度は小さくなる。
  • ②水セメント比が大きいほど、硬化後の強度は大きくなる。
  • ③スランプが大きいほど、コンクリートは固く練り混ぜにくい。
  • ④コンクリートは引張に強く、圧縮に弱い材料である。
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正解 ①水セメント比が大きいほど、硬化後の強度は小さくなる。
解説
水セメント比は、コンクリート中の水とセメントの質量の比です。水の割合が大きいほど、硬化後に水が抜けた跡の空げきが多くなるため、強度や耐久性は小さくなります。スランプはコンクリートの軟らかさを表す値で、大きいほど軟らかく、打込みはしやすくなります。

他の選択肢について
・水セメント比が大きいほど強い:関係が逆です。
・スランプが大きいほど固い:スランプが大きいほど軟らかくなります。
・引張に強く圧縮に弱い:コンクリートは圧縮に強く、引張に弱い材料です。そのため鉄筋で引張力を補います。

覚え方のポイント
「水が多い=軟らかく打ちやすいが弱い」。打ちやすさのために水を加えることは、品質を下げるので禁止されています。
問24-4

コンクリートの養生に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  • ①打込み後は、硬化中のコンクリートを湿潤な状態に保つ。
  • ②打込み直後に表面を急速に乾燥させると、強度が高くなる。
  • ③寒中は、コンクリートが凍結しないように保温しておく。
  • ④打込み直後は、振動や衝撃をできるだけ与えないようにする。
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正解 ②打込み直後に表面を急速に乾燥させると、強度が高くなる。
解説
コンクリートは、セメントと水の反応(水和)によって硬化し、強度が増していきます。打込み直後に表面を急速に乾燥させると、水和に必要な水分が失われて強度が十分に出ず、ひび割れも発生しやすくなります。そのため、一定期間は湿潤な状態に保つ養生を行います。

他の選択肢について
・湿潤な状態に保つ:水和を進めるための基本的な養生です。
・凍結しないように保温:硬化前に凍結すると、強度や耐久性が大きく損なわれます。
・振動や衝撃を与えない:硬化の初期に振動などを与えると、ひび割れや鉄筋との付着の低下の原因になります。

覚え方のポイント
養生は「濡らす・温める・揺らさない」。電柱の基礎や管路のコンクリートでも同じです。
問34-4

鉄筋コンクリート構造物の鉄筋のかぶり厚さを確保する主な目的として、最も適当なものはどれか。

  • ①コンクリートの使用量を減らし、原価を下げる。
  • ②鉄筋の本数を減らし、施工を簡単にする。
  • ③鉄筋の腐食を防ぎ、耐火性や付着を確保する。
  • ④コンクリートの表面を平滑にし、美観をよくする。
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正解 ③鉄筋の腐食を防ぎ、耐火性や付着を確保する。
解説
かぶり厚さは、鉄筋の表面からコンクリートの表面までの最短の距離です。十分なかぶり厚さを確保することで、コンクリートのアルカリ性によって鉄筋の腐食(さび)を防ぎ、火災時に鉄筋の温度が上がって強度が低下するのを防ぎます。また、鉄筋とコンクリートの付着を確保する役割もあります。

他の選択肢について
・原価を下げる:かぶり厚さを確保するとコンクリートは増える方向になります。
・鉄筋の本数を減らす:かぶり厚さは鉄筋の本数とは関係ありません。
・美観をよくする:美観のためのものではありません。

覚え方のポイント
「かぶり厚さ=鉄筋を守る服(さび・火・付着)」。コンクリートの中性化が鉄筋に達すると、鉄筋がさび始めます。
問44-4

コンクリートのコールドジョイントに関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • ①練混ぜに冷たい水を使うことで生じる、表面のひび割れのこと。
  • ②寒中にコンクリートが凍結して、表面がはがれ落ちる現象。
  • ③鉄筋どうしの継手を、冷間で圧接して接合した部分のことである。
  • ④先に打ったコンクリートと一体化せずにできる打重ねの継目。
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正解 ④先に打ったコンクリートと一体化せずにできる打重ねの継目。
解説
コールドジョイントは、先に打ち込んだコンクリートがある程度固まった後に、次のコンクリートを打ち重ねたため、両者が一体化せずにできてしまった継目です。漏水や鉄筋の腐食、強度の低下の原因になるため、打重ねの時間間隔を守り、内部振動機で下層まで締め固めて一体化させます。

他の選択肢について
・冷たい水によるひび割れ:コールドジョイントは、打重ねの時間の遅れで生じる継目です。
・凍結による表面のはがれ:これは凍害(スケーリングなど)の説明です。
・冷間で圧接した鉄筋の継手:鉄筋の継手とは関係ありません。

覚え方のポイント
「コールドジョイント=打重ねの遅れでできる継目」。計画的に設ける打継目とは区別します。
問54-4

鉄道の曲線部に設けるカントに関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • ①遠心力の影響を減らすため、外側のレールを内側より高くする。
  • ②遠心力の影響を減らすため、内側のレールを外側より高くする。
  • ③車輪の通過を容易にするため、レールの間隔を広げることである。
  • ④列車の速度を落とすため、レールの表面を粗くすることである。
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正解 ①遠心力の影響を減らすため、外側のレールを内側より高くする。
解説
カントは、列車が曲線を通過するときの遠心力による乗り心地の悪化や転覆の危険を減らすため、曲線の外側のレールを内側のレールより高くすることです。車体を内側に傾けることで、遠心力と重力の合力が軌道の中心に近づきます。

他の選択肢について
・内側のレールを高くする:外側を高くします。
・レールの間隔を広げる:これはスラックの説明で、急な曲線で車輪の通過を容易にするために設けます。
・レールの表面を粗くする:そのような設備はありません。

覚え方のポイント
「カント=外側を高く(傾き)」「スラック=軌間を広げる(すき間)」。道路の片勾配と同じ考え方です。
問64-4

鉄道の軌道構造に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • ①バラスト軌道は、道床にコンクリート板を用いる軌道である。
  • ②スラブ軌道は、道床の砂利を使わず、保守の手間を少なくできる。
  • ③ロングレールは、継目を増やして騒音を大きくするレールである。
  • ④バラスト軌道は、スラブ軌道より建設費が高く保守も少ない。
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正解 ②スラブ軌道は、道床の砂利を使わず、保守の手間を少なくできる。
解説
スラブ軌道は、コンクリート製の板(軌道スラブ)の上にレールを固定する軌道で、道床の砂利(バラスト)を用いないため、軌道の狂いが少なく、保守の手間を大幅に減らせます。新幹線などで広く用いられています。一方、バラスト軌道は、砕石の道床の上にまくら木とレールを置く軌道で、建設費は安いものの、定期的な保守が必要です。

他の選択肢について
・バラスト軌道はコンクリート板:バラスト軌道は砕石の道床を用います。
・ロングレールは継目を増やす:ロングレールはレールを溶接して長くし、継目を減らして騒音や振動を小さくします。
・バラスト軌道は建設費が高く保守も少ない:バラスト軌道は建設費が安い一方、道床のつき固めなどの保守が定期的に必要です。

覚え方のポイント
「バラスト=安いが手間がかかる」「スラブ=高いが手間が少ない」「ロングレール=継目が少なく静か」。
問74-4

場所打ちコンクリート杭の工法として、最も適当なものはどれか。

  • ①打撃工法による既製杭
  • ②鋼矢板工法
  • ③アースドリル工法
  • ④ウェルポイント工法
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正解 ③アースドリル工法
解説
場所打ちコンクリート杭は、地盤に孔を掘削し、鉄筋かごを入れてコンクリートを打ち込んで、現場で杭をつくる工法です。代表的な工法に、アースドリル工法(安定液で孔壁を保護しながら回転バケットで掘削)、リバース工法(水の圧力で孔壁を保護し、掘削土を水と一緒に吸い上げる)、オールケーシング工法(ケーシングを圧入して掘削)があります。

他の選択肢について
・打撃工法による既製杭:工場で製造した杭をハンマで打ち込む工法で、場所打ち杭ではありません。
・鋼矢板工法:山留めや締切りの工法です。
・ウェルポイント工法:地下水位を下げる排水工法です。

覚え方のポイント
場所打ち杭の3工法は「アースドリル(安定液)・リバース(水)・オールケーシング(鋼管)」。孔壁を何で守るかで見分けます。
問84-4

送電用鉄塔の基礎の形式に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • ①逆T字形基礎は、軟弱な地盤に最も適した杭基礎の一種である。
  • ②杭基礎は、地盤が良好で浅い位置に支持層がある場所だけに用いる。
  • ③鉄塔の基礎は、地盤の条件にかかわらず同じ形式に統一する。
  • ④深礎基礎は、山岳地など機械の搬入が難しい場所でも施工しやすい。
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正解 ④深礎基礎は、山岳地など機械の搬入が難しい場所でも施工しやすい。
解説
送電用鉄塔の基礎には、地盤の条件や立地に応じて、逆T字形基礎、杭基礎、深礎基礎、マット基礎などが用いられます。深礎基礎は、人力や小形の機械で円形の穴を掘り、コンクリートを打ち込んでつくる基礎で、大形の機械を搬入しにくい山岳地の傾斜地などで多く用いられます。

他の選択肢について
・逆T字形基礎は軟弱地盤向けの杭基礎:逆T字形基礎は、地盤が比較的良好な場所に用いる直接基礎です。
・杭基礎は良好で浅い支持層の場所だけ:杭基礎は、支持層が深い軟弱な地盤などで用いられます。
・同じ形式に統一:地盤や立地に応じて形式を選びます。

覚え方のポイント
「逆T字形=良好な地盤」「杭基礎=軟弱な地盤」「深礎=山岳地」。
問94-4

道路の地下に電線類を収容する電線共同溝(C・C・BOX)に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • ①電線類の地中化により、道路の景観や防災性が向上する。
  • ②電線類を架空に張るための、専用の支持物のことである。
  • ③電線共同溝は、電気事業者が自社専用に単独で設ける管路である。
  • ④電線共同溝は、道路の地下以外の私有地に設けるものである。
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正解 ①電線類の地中化により、道路の景観や防災性が向上する。
解説
電線共同溝は、道路管理者が道路の地下に整備し、電力線や通信線などの電線類を複数の事業者でまとめて収容する施設です。電柱や架空線がなくなることで、道路の景観がよくなり、歩道が広く使えるようになるほか、災害時の電柱の倒壊による道路の閉塞を防ぐなど、防災性も向上します。

他の選択肢について
・架空に張るための支持物:電線共同溝は地中の施設です。
・電気事業者が自社専用に単独で設ける:電線共同溝は道路管理者が整備し、電力線・通信線など複数の事業者の電線をまとめて収容します。
・私有地に設ける:電線共同溝は道路の地下に設けます。

覚え方のポイント
「電線共同溝=道路の地下・複数の事業者で共同利用・無電柱化」。電線共同溝の整備等に関する特別措置法に基づく施設です。
問104-4

道路や鉄道の下を横断して管路を布設する際に、地表面を開削せずに管を押し進める工法として、最も適当なものはどれか。

  • ①開削工法
  • ②推進工法
  • ③ケーソン工法
  • ④サンドドレーン工法
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正解 ②推進工法
解説
推進工法は、発進立坑から到達立坑に向けて、ジャッキで管を地中に押し進めて布設する工法です。地表面を掘り返さずに施工できるため、交通量の多い道路や鉄道の下を横断する管路の布設に適しています。

他の選択肢について
・開削工法:地表面から掘削して管を布設し、埋め戻す工法です。
・ケーソン工法:地上でつくった函体を沈めて基礎などをつくる工法です。
・サンドドレーン工法:軟弱な粘性土地盤の圧密を促進する地盤改良工法です。

覚え方のポイント
「推進=押して進める(非開削)」。より大きな断面にはシールド工法が用いられます。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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