2026年版・0-1

電気の量と単位・基本の法則の一問一答

2級電気工事施工管理技士(第一次検定)「最初に覚える土台知識」から、電気の量と単位・基本の法則に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験には五肢択一の問題も含まれますが、ここでは4択で出題しています。

問10-1

電気の量とその単位の組合せとして、誤っているものはどれか。

  • ①電力 ― ボルト〔V〕
  • ②電流 ― アンペア〔A〕
  • ③抵抗 ― オーム〔Ω〕
  • ④電荷 ― クーロン〔C〕
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正解 ①電力 ― ボルト〔V〕
解説
電力の単位はワット〔W〕です。ボルト〔V〕は電圧(電気を流そうとする力)の単位なので、この組合せが誤りです。電気の問題は、まず「どの量を、どの単位で表すか」を正しく対応させることが出発点になります。

他の選択肢について
・電流 ― アンペア〔A〕:1秒間に流れる電気の量(電荷)の大きさを表す単位です。
・抵抗 ― オーム〔Ω〕:電流の流れにくさを表す単位です。
・電荷 ― クーロン〔C〕:電気の量そのものの単位で、1Aの電流が1秒間流れたときに運ばれる電荷が1Cです。

覚え方のポイント
「電圧V・電流A・抵抗Ω・電力W・電力量W・h(またはJ)・電荷C」をセットで覚えます。計算問題の答えの単位から、どの公式を使うかを逆にたどることもできます。
問20-1

抵抗20Ωの電熱線に5Aの電流が流れているとき、電熱線の両端の電圧の値として、正しいものはどれか。

  • ①4V
  • ②100V
  • ③25V
  • ④0.25V
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正解 ②100V
解説
オームの法則 V=I×R を使います。電流 I=5A、抵抗 R=20Ω なので、V=5×20=100V です。
オームの法則は「電圧は電流と抵抗の積」という関係で、電気理論のほぼすべての計算の土台になります。

他の選択肢について
・4V:抵抗を電流で割った値(20÷5)で、割り算と掛け算を取り違えた誤りです。
・25V:抵抗と電流を足した値で、計算方法が誤っています。
・0.25V:電流を抵抗で割った値(5÷20)です。

覚え方のポイント
V=IR、I=V/R、R=V/I の3つは同じ式の変形です。「V の下に I と R が並ぶ三角形」を書き、求めたい量を指で隠すと式が分かります。
問30-1

消費電力1.5kWの電気ストーブを4時間使用したときの電力量の値として、正しいものはどれか。

  • ①0.375kW・h
  • ②5.5kW・h
  • ③6kW・h
  • ④1.5kW・h
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正解 ③6kW・h
解説
電力量は「電力×使用時間」で求めます。1.5kW×4h=6kW・h です。電力が「ある瞬間の仕事の速さ」であるのに対し、電力量は「一定時間に使ったエネルギーの総量」で、電気料金の計算に使われます。

他の選択肢について
・0.375kW・h:電力を時間で割った値(1.5÷4)で、割り算をした誤りです。
・5.5kW・h:電力と時間を足した値で、計算方法が誤っています。
・1.5kW・h:1時間だけ使用した場合の電力量です。

覚え方のポイント
電力量〔kW・h〕=電力〔kW〕×時間〔h〕。1kW・h=3,600kJ(3.6MJ)という換算も、電熱の計算で使うので一緒に覚えておきます。
問40-1

100Vの電源に接続した電気器具に2Aの電流が流れているとき、この器具の消費電力の値として、正しいものはどれか。

  • ①50W
  • ②102W
  • ③400W
  • ④200W
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正解 ④200W
解説
電力は P=V×I で求めます。電圧 V=100V、電流 I=2A なので、P=100×2=200W です。
電力はオームの法則と組み合わせて、P=I²R、P=V²/R の形でも表せます。

他の選択肢について
・50W:電圧を電流で割った値(100÷2)で、これは抵抗〔Ω〕の値にあたります。
・102W:電圧と電流を足した値で、計算方法が誤っています。
・400W:電流を2乗した値に電圧を掛ける(P=VI²)と誤った場合の値です。

覚え方のポイント
P=VI=I²R=V²/R。「電流が分かっているなら I²R、電圧が分かっているなら V²/R」と使い分けると計算が速くなります。
問50-1

導線のある断面を、2Aの電流が10秒間一定の割合で流れたとき、その断面を通過した電荷の値として、正しいものはどれか。

  • ①20C
  • ②5C
  • ③0.2C
  • ④12C
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正解 ①20C
解説
電流は「1秒間に通過する電荷の量」なので、電荷 Q=電流 I×時間 t で求めます。Q=2×10=20C です。
本試験の電気理論でも、電荷と時間から電流を求める問題(I=Q/t)が出題されることがあります。

他の選択肢について
・5C:時間を電流で割った値(10÷2)で、計算方法が誤っています。
・0.2C:電流を時間で割った値(2÷10)です。
・12C:電流と時間を足した値です。

覚え方のポイント
Q=It、I=Q/t。「1A=1秒間に1C」という定義から式を思い出せるようにしておきます。
問60-1

我が国の商用電源の周波数に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①おおむね東日本は60Hz、西日本は50Hzである。
  • ②おおむね東日本は50Hz、西日本は60Hzである。
  • ③全国で統一されていて、50Hzである。
  • ④全国で統一されていて、60Hzである。
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正解 ②おおむね東日本は50Hz、西日本は60Hzである。
解説
我が国の商用周波数は、おおむね静岡県の富士川と新潟県の糸魚川付近を境に、東日本が50Hz、西日本が60Hzです。東西の電力をやり取りするため、周波数変換所が設けられています。
周波数は、モーターの回転速度(同期速度)の計算などで使う重要な値です。

他の選択肢について
・東日本60Hz、西日本50Hz:東西が逆です。
・全国50Hzに統一:統一されていません。
・全国60Hzに統一:同じく統一されていません。

覚え方のポイント
「東の50(ごじゅう)、西の60(ろくじゅう)」。誘導電動機の同期速度 Ns=120f/p では、同じモーターでも60Hz地域のほうが速く回ります。
問70-1

「電気設備に関する技術基準を定める省令」において、交流の電圧で「低圧」に区分される電圧の上限として、正しいものはどれか。

  • ①750V
  • ②300V
  • ③600V
  • ④7,000V
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正解 ③600V
解説
電気設備に関する技術基準を定める省令(電技省令)第2条では、電圧を次のように区分しています。
・低圧:直流は750V以下、交流は600V以下
・高圧:直流は750V、交流は600Vを超え、7,000V以下
・特別高圧:7,000Vを超えるもの

他の選択肢について
・750V:直流の低圧の上限です。
・300V:低圧の上限ではありません。屋内配線の工事方法の区分などで使われる値です。
・7,000V:高圧の上限です。

覚え方のポイント
「交流600・直流750・高圧7,000」。この区分は電気設備・工事施工・法規のすべてに関わるので、最初に覚えてしまいましょう。
問80-1

6.6kVを〔V〕の単位で表した値として、正しいものはどれか。

  • ①660V
  • ②66,000V
  • ③0.0066V
  • ④6,600V
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正解 ④6,600V
解説
接頭語のk(キロ)は1,000倍を表すので、6.6kV=6.6×1,000=6,600V です。6,600Vは、一般的な高圧配電線の電圧として本試験でもよく登場します。

他の選択肢について
・660V:100倍しか掛けていない値です。
・66,000V:10,000倍した値で、66kV(特別高圧の送電線などの電圧)にあたります。
・0.0066V:1,000で割った値で、m(ミリ)と取り違えた誤りです。

覚え方のポイント
M(メガ)=100万倍、k(キロ)=1,000倍、m(ミリ)=1/1,000、μ(マイクロ)=1/100万。絶縁抵抗の〔MΩ〕、静電容量の〔μF〕など、単位の換算は計算問題のミスの原因になりやすいところです。
問90-1

実効値100Vの正弦波交流電圧の最大値に最も近い値として、適当なものはどれか。

  • ①141V
  • ②100V
  • ③71V
  • ④173V
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正解 ①141V
解説
正弦波交流では、最大値=実効値×√2 の関係があります。100×1.414≒141V です。
家庭のコンセントの「100V」や、電圧計が示す値は実効値です。実効値は、同じ抵抗で同じ発熱をする直流の電圧に相当する値です。

他の選択肢について
・100V:実効値そのものです。
・71V:100÷√2 の値で、掛け算と割り算を逆にした誤りです。
・173V:100×√3 の値で、三相交流の線間電圧の計算で使う√3と取り違えた誤りです。

覚え方のポイント
「最大値=実効値×√2(約1.41)」「三相の線間電圧=相電圧×√3(約1.73)」。√2と√3の使い分けを混同しないようにします。
問100-1

導体の電気抵抗に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①長さに反比例し、断面積に比例する。
  • ②長さに比例し、断面積に反比例する。
  • ③長さにも断面積にも比例する。
  • ④長さにも断面積にも関係しない。
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正解 ②長さに比例し、断面積に反比例する。
解説
導体の抵抗は R=ρ×L/A(ρ:抵抗率、L:長さ、A:断面積)で表されます。電線が長いほど電流は通りにくく、太い(断面積が大きい)ほど通りやすくなります。
電線の太さを選ぶときの電圧降下の計算も、この関係が基になっています。

他の選択肢について
・長さに反比例、断面積に比例:関係が逆です。
・長さにも断面積にも比例:断面積が大きいほど抵抗は小さくなります。
・どちらにも関係しない:抵抗は長さと断面積で変わります。

覚え方のポイント
「長い道は通りにくく、広い道は通りやすい」と考えると覚えやすくなります。直径が2倍になると断面積は4倍になり、抵抗は1/4になる点も計算でよく問われます。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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