2026年版・4-4

構内:接地工事と低圧配線工事の一問一答

2級電気工事施工管理技士(第一次検定)「電気設備(構内電気設備・防災・情報通信)」から、構内:接地工事と低圧配線工事に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験には五肢択一の問題も含まれますが、ここでは4択で出題しています。

問14-4

D種接地工事の接地抵抗値として、「電気設備の技術基準とその解釈」上、原則として定められている値はどれか。ただし、地絡を生じた場合に自動的に電路を遮断する装置は施設しないものとする。

  • ①10Ω以下
  • ②500Ω以下
  • ③100Ω以下
  • ④150Ω以下
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正解 ③100Ω以下
解説
電気設備の技術基準の解釈第17条では、D種接地工事の接地抵抗値を100Ω以下と定めています。低圧の電路で、地絡を生じた場合に0.5秒以内に自動的に電路を遮断する装置を施設するときは、500Ω以下とすることができます。

他の選択肢について
・10Ω以下:A種接地工事と、C種接地工事(原則)の値です。
・500Ω以下:0.5秒以内に遮断する装置を施設した場合の、C種・D種の値です。
・150Ω以下:B種接地工事の計算式(150/I)の数値と混同した値です。

覚え方のポイント
接地抵抗値は「A種10Ω、B種150/I、C種10Ω、D種100Ω(C・Dは0.5秒以内遮断で500Ω)」。種類と値の組合せは毎年のように出題されます。
問24-4

機械器具の金属製外箱等に施す接地工事の種類の組合せとして、「電気設備の技術基準とその解釈」上、不適当なものはどれか。

  • ①使用電圧200Vの電動機の鉄台 ― D種接地工事
  • ②使用電圧100Vの照明器具の金属部 ― D種接地工事
  • ③高圧用の変圧器の金属製外箱 ― A種接地工事
  • ④使用電圧400Vの電動機の鉄台 ― D種接地工事
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正解 ④使用電圧400Vの電動機の鉄台 ― D種接地工事
解説
電気設備の技術基準の解釈第29条では、機械器具の金属製の台や外箱に施す接地工事を、次のように定めています。
・使用電圧300V以下の低圧:D種接地工事
・使用電圧300Vを超える低圧:C種接地工事
・高圧または特別高圧:A種接地工事
使用電圧400Vの電動機は300Vを超えるので、C種接地工事が必要です。

他の選択肢について
・200Vの電動機の鉄台:300V以下なのでD種接地工事です。
・100Vの照明器具の金属部:300V以下なのでD種接地工事です。
・高圧用の変圧器の外箱:高圧なのでA種接地工事です。

覚え方のポイント
「300V以下=D、300V超=C、高圧=A」。B種は機器の外箱ではなく、変圧器の低圧側の中性点などに施す接地です。
問34-4

高圧電路と低圧電路とを結合する変圧器に施すB種接地工事に関する記述として、「電気設備の技術基準とその解釈」上、最も不適当なものはどれか。

  • ①接地抵抗値は、変圧器の容量によらず10Ω以下とする。
  • ②接地工事は、低圧側の中性点に施すことを原則とする。
  • ③300V以下で中性点に施し難いときは、低圧側の1端子に施す。
  • ④低圧電路が非接地の場合は、巻線間の混触防止板に施す。
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正解 ①接地抵抗値は、変圧器の容量によらず10Ω以下とする。
解説
B種接地工事の接地抵抗値は、電気設備の技術基準の解釈第17条第2項で、変圧器の高圧側の電路の1線地絡電流のアンペア数で150を除した値(高圧側の電路と低圧側の電路の混触時に、1秒を超え2秒以内に自動的に高圧電路を遮断する装置を設けるときは300、1秒以内に遮断する装置を設けるときは600を除した値)以下と定められています。
「10Ω以下」はA種接地工事の値で、B種接地工事の値ではありません。したがって不適当です。

他の選択肢について
・低圧側の中性点:解釈第24条第1項第一号イで、B種接地工事は低圧側の中性点に施すことが原則です。
・低圧側の1端子:同号ロで、低圧電路の使用電圧が300V以下で、中性点に施し難いときは、低圧側の1端子に施すことができます。
・混触防止板:同号ハで、低圧電路が非接地の場合は、高圧巻線と低圧巻線との間に設けた金属製の混触防止板に施します。

覚え方のポイント
B種接地工事は、高圧と低圧が混触したときに低圧側の電位が上がりすぎないようにするための接地です。抵抗値は「150(300・600)÷1線地絡電流」で決まり、固定の値ではありません。固定の値で覚えるのは「A種・C種は10Ω以下、D種は100Ω以下」です。
問44-4

低圧屋内配線の合成樹脂管工事に関する記述として、「電気設備の技術基準とその解釈」上、最も不適当なものはどれか。

  • ①電線に、屋外用ビニル絶縁電線を用いなかった。
  • ②合成樹脂管を支持する支持点間の距離を2mとした。
  • ③電線の接続は、管内ではなくボックス内で行った。
  • ④接着剤なしで、差込み深さを外径の1.2倍とした。
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正解 ②合成樹脂管を支持する支持点間の距離を2mとした。
解説
電気設備の技術基準の解釈第158条では、合成樹脂管工事の管の支持点間の距離を1.5m以下と定めています。2mは長すぎるので不適当です。

他の選択肢について
・屋外用ビニル絶縁電線(OW線)を使用しない:管内の電線は絶縁電線(OW線を除く)を使います。
・接続はボックス内で行う:管内に接続点を設けてはならず、接続はボックスの中などで行います。
・差込み深さを外径の1.2倍:管相互や管とボックスの差込み深さは、管の外径の1.2倍以上(接着剤を使う場合は0.8倍以上)です。

覚え方のポイント
支持点間の距離は「合成樹脂管1.5m、ケーブル2m、金属ダクト3m」と、工事の種類で値が違います。並べて覚えると混同を防げます。
問54-4

低圧屋内配線の金属管工事に関する記述として、「電気設備の技術基準とその解釈」上、最も不適当なものはどれか。

  • ①金属管の内部では、電線に接続点を設けなかった。
  • ②電線に、屋外用ビニル絶縁電線を用いなかった。
  • ③コンクリート埋込みの管の厚さを1.0mmとした。
  • ④使用電圧100Vの回路の管に、D種接地工事を施した。
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正解 ③コンクリート埋込みの管の厚さを1.0mmとした。
解説
電気設備の技術基準の解釈第159条では、コンクリートに埋め込む金属管の厚さを1.2mm以上と定めています。1.0mmでは薄すぎるので不適当です(コンクリートに埋め込まない場合は、原則として1mm以上)。

他の選択肢について
・管内に接続点を設けない:金属管の中では電線を接続しません。
・屋外用ビニル絶縁電線を使用しない:管内の電線は、絶縁電線(OW線を除く)を使います。
・100Vの回路の管にD種接地工事:使用電圧300V以下の金属管には、原則としてD種接地工事を施します。

覚え方のポイント
「コンクリート埋込みの金属管は1.2mm以上」。コンクリートの重さや打設の衝撃に耐えるために、厚い管が求められます。
問64-4

低圧屋内配線のケーブル工事で、ケーブルを造営材の下面または側面に沿って取り付ける場合の支持点間の距離の最大値として、「電気設備の技術基準とその解釈」上、正しいものはどれか。

  • ①1m
  • ②3m
  • ③1.5m
  • ④2m
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正解 ④2m
解説
電気設備の技術基準の解釈第164条では、ケーブルを造営材の下面または側面に沿って取り付ける場合、支持点間の距離を2m以下とすることを定めています。接触防護措置を施した場所で垂直に取り付ける場合は、6m以下とすることができます。

他の選択肢について
・1m:キャブタイヤケーブルを造営材に沿って取り付ける場合の値です。
・3m:金属ダクト工事などの支持点間の距離です。
・1.5m:合成樹脂管工事の支持点間の距離です。

覚え方のポイント
「ケーブル2m、キャブタイヤ1m、合成樹脂管1.5m、金属ダクト3m」。工事の種類ごとの支持点間の距離は、組合せで問われることが多い数値です。
問74-4

低圧屋内配線の金属ダクト工事において、ダクトに収める電線の断面積(絶縁被覆の断面積を含む)の総和の上限として、「電気設備の技術基準とその解釈」上、正しいものはどれか。ただし、電光サイン装置などの制御回路の配線のみを収める場合を除く。

  • ①ダクトの内部断面積の20%以下
  • ②ダクトの内部断面積の32%以下
  • ③ダクトの内部断面積の48%以下
  • ④ダクトの内部断面積の50%以下
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正解 ①ダクトの内部断面積の20%以下
解説
電気設備の技術基準の解釈第162条では、金属ダクトに収める電線の断面積の総和を、ダクトの内部断面積の20%以下と定めています。電光サイン装置、出退表示灯などの制御回路の配線のみを収める場合は、50%以下とすることができます。

他の選択肢について
・32%以下:金属管などに電線を収める場合の、内線規程による目安の値と混同しやすい値です。
・48%以下:同じく、管に収める電線の占積率の目安と混同しやすい値です。
・50%以下:制御回路の配線のみを収める場合の値です。

覚え方のポイント
「金属ダクトは20%(制御回路のみは50%)」。電線を詰め込みすぎると、熱がこもって電線の温度が上がるためです。
問84-4

電線を接続する場合の記述として、「電気設備の技術基準とその解釈」上、最も不適当なものはどれか。

  • ①接続部分で、電線の電気抵抗を増加させなかった。
  • ②接続部分で、電線の引張強さを30%減少させた。
  • ③接続部分を、同等以上の絶縁効力のあるもので被覆した。
  • ④リングスリーブなどの接続管を使用して接続した。
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正解 ②接続部分で、電線の引張強さを30%減少させた。
解説
電気設備の技術基準の解釈第12条では、電線を接続する場合、電線の電気抵抗を増加させないこと、電線の引張強さを20%以上減少させないこと、接続部分には接続管その他の器具を使用するかろう付けすること、絶縁電線どうしの接続部分は同等以上の絶縁効力で被覆することなどを定めています。30%減少させるのは不適当です。

他の選択肢について
・電気抵抗を増加させない:接続部分の発熱を防ぐための決まりです。
・同等以上の絶縁効力で被覆:絶縁テープの巻付けや、絶縁物付きの接続器具などで行います。
・接続管などの器具を使用:リングスリーブや差込形コネクタなどを使います。

覚え方のポイント
「引張強さは80%以上を保つ(20%以上減らさない)」。数字の言い換え(20%以上減らさない=80%以上保つ)にひっかからないようにします。
問94-4

金属製外箱を有する使用電圧が60Vを超える低圧の機械器具に電気を供給する電路で、地絡遮断装置の施設を省略できる場合として、「電気設備の技術基準とその解釈」上、不適当なものはどれか。

  • ①機械器具を乾燥した場所に施設する場合
  • ②二重絶縁構造の機械器具を施設する場合
  • ③機械器具を水気のある場所に施設する場合
  • ④機械器具をゴムなどの絶縁物で被覆した場合
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正解 ③機械器具を水気のある場所に施設する場合
解説
電気設備の技術基準の解釈第36条では、金属製外箱を有する使用電圧60V超の低圧の機械器具に接続する電路には、地絡遮断装置を施設することを原則とし、乾燥した場所に施設する場合、二重絶縁構造の場合、絶縁物で被覆した場合などには省略できるとしています。水気のある場所は感電の危険が大きいため、場所を理由に省略することはできません(機械器具の接地抵抗値を3Ω以下にした場合など、場所以外の条件で省略できる場合はあります)。

他の選択肢について
・乾燥した場所に施設:省略できる場合の1つです。
・二重絶縁構造の機械器具:省略できる場合の1つです。
・絶縁物で被覆:省略できる場合の1つです。

覚え方のポイント
「水気のある場所こそ漏電遮断器」。省略できるのは、乾燥・二重絶縁・絶縁被覆・絶縁変圧器など、感電の危険が小さい場合だけです。
問104-4

低圧電路で絶縁抵抗の測定が困難な場合に、使用電圧が加わった状態で測定する漏えい電流の値の上限として、「電気設備の技術基準とその解釈」上、正しいものはどれか。

  • ①10mA
  • ②30mA
  • ③0.1mA
  • ④1mA
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正解 ④1mA
解説
電気設備の技術基準の解釈第14条では、低圧電路で絶縁抵抗の測定が困難な場合には、使用電圧が加わった状態での漏えい電流を1mA以下に保つことで、絶縁抵抗の規定を満たしたものとすることができるとしています。停電させずに確認できるため、停電が難しい施設などで活用されます。

他の選択肢について
・10mA:漏えい電流の基準ではありません。
・30mA:一般的な漏電遮断器の定格感度電流で、漏えい電流の基準と混同しやすい値です。
・0.1mA:漏えい電流の基準ではありません。

覚え方のポイント
「絶縁抵抗の代わりは漏えい電流1mA以下」。クランプ形の漏れ電流計で、停電させずに測定できます。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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