2026年版・4-5

防災・情報通信・電車線・道路照明の一問一答

2級電気工事施工管理技士(第一次検定)「電気設備(構内電気設備・防災・情報通信)」から、防災・情報通信・電車線・道路照明に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験には五肢択一の問題も含まれますが、ここでは4択で出題しています。

問14-5

建築基準法に基づく非常用の照明装置の予備電源が、継続して点灯させることができなければならない時間の最小値として、正しいものはどれか。

  • ①30分間
  • ②10分間
  • ③20分間
  • ④60分間
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正解 ①30分間
解説
建築基準法に基づく非常用の照明装置は、停電時に予備電源(蓄電池など)に自動的に切り替わって点灯し、30分間以上継続して点灯できるものとしなければなりません(昭和45年建設省告示第1830号)。照度は、床面で1lx以上(LEDランプ・蛍光ランプを用いる場合は2lx以上)が必要です。

他の選択肢について
・10分間:自動火災報知設備の非常電源(蓄電池)の容量などで出てくる値です。
・20分間:消防法に基づく誘導灯の非常電源の容量(原則)の値です。
・60分間:大規模な建物などで、誘導灯に求められる場合がある値です。

覚え方のポイント
「非常用照明=建築基準法・30分」「誘導灯=消防法・20分(大規模などは60分)」。根拠の法律と時間をセットで覚えます。
問24-5

消防法に基づく誘導灯のうち、避難口誘導灯の表示の色に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①白色の地に、緑色で避難口を示すシンボルを表示する。
  • ②緑色の地に、白色で避難口を示すシンボルを表示する。
  • ③赤色の地に、白色で避難口を示すシンボルを表示する。
  • ④黄色の地に、黒色で避難口を示すシンボルを表示する。
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正解 ②緑色の地に、白色で避難口を示すシンボルを表示する。
解説
避難口誘導灯は、避難口の位置を示す誘導灯で、緑色の地に白色で人が走って出口から出るシンボルなどを表示します。一方、通路誘導灯は、避難の方向を示すもので、白色の地に緑色で矢印などを表示します。

他の選択肢について
・白地に緑色:通路誘導灯の表示です。
・赤地に白色:誘導灯の表示の色ではありません。赤色は消火設備の表示などに使われます。
・黄色地に黒色:注意を促す標識などに使われる配色で、誘導灯の表示ではありません。

覚え方のポイント
「出口(避難口)は緑地、通路は白地」。避難口は扉の上などに、通路誘導灯は廊下の曲がり角などに設けます。
問34-5

自動火災報知設備の感知器のうち、周囲の温度の上昇率が一定の率以上になったときに作動するものとして、最も適当なものはどれか。

  • ①定温式スポット型感知器
  • ②光電式スポット型感知器
  • ③差動式スポット型感知器
  • ④炎感知器
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正解 ③差動式スポット型感知器
解説
差動式スポット型感知器は、火災による急激な温度の上昇(上昇率)を検知して作動する熱感知器です。事務室や居室などに広く使われています。

他の選択肢について
・定温式スポット型感知器:周囲の温度が一定の温度以上になったときに作動する熱感知器で、厨房やボイラ室など、普段から温度変化の大きい場所に使われます。
・光電式スポット型感知器:煙による光の散乱を検知する煙感知器で、階段や廊下などに使われます。
・炎感知器:炎から出る紫外線や赤外線を検知する感知器で、天井の高い場所などに使われます。

覚え方のポイント
「差動式=温度の変化(上昇率)」「定温式=一定の温度」。普段から温度が上がる厨房に差動式を付けると誤報の原因になるため、定温式を使います。
問44-5

非常コンセント設備に関する記述として、「消防法」上、誤っているものはどれか。

  • ①床面からの高さが1m以上1.5m以下の位置に設ける。
  • ②非常コンセントは、埋込式の保護箱の中に設ける。
  • ③保護箱の上部には、位置を示す赤色の灯火を設ける。
  • ④単相交流200Vで15A以上を供給できるものとする。
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正解 ④単相交流200Vで15A以上を供給できるものとする。
解説
消防法施行令第29条の2第2項では、非常コンセント設備は「単相交流100Vで15A以上の電気を供給できるもの」とすると定めています。200Vではないので、誤りです。
非常コンセント設備は、消防隊が火災現場で照明器具や破壊器具などの電源として使う設備で、地階を除く階数が11以上の建築物(11階以上の階に設置)や、延べ面積1,000m²以上の地下街に設けます。

他の選択肢について
・床面から1m以上1.5m以下:消防法施行規則第31条の2で、床面又は階段の踏面からの高さを1m以上1.5m以下とすることが定められています。
・埋込式の保護箱:同条で、非常コンセントは埋込式の保護箱内に設けることとされています。保護箱の表面には「非常コンセント」と表示します。
・赤色の灯火:同条で、保護箱の上部に赤色の灯火を設けることとされています。

覚え方のポイント
非常コンセントは「単相100V・15A」「高さ1〜1.5m」「埋込式の保護箱」「上に赤い灯」。消防隊が使う電源なので、どこにあるか一目で分かるように赤い灯を付けると覚えます。
問54-5

建築基準法上、原則として避雷設備を設けなければならない建築物の高さとして、正しいものはどれか。

  • ①20mを超える建築物
  • ②31mを超える建築物
  • ③15mを超える建築物
  • ④60mを超える建築物
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正解 ①20mを超える建築物
解説
建築基準法第33条では、高さ20mを超える建築物には、原則として有効に避雷設備を設けなければならないと定めています(周囲の状況によって安全上支障がない場合を除く)。避雷設備は、受雷部、引下げ導線、接地極などで構成されます。

他の選択肢について
・31mを超える:非常用の昇降機(エレベーター)の設置が必要になる高さです。
・15mを超える:避雷設備の基準ではありません。
・60mを超える:超高層建築物として構造の審査が厳しくなる高さで、避雷設備の基準ではありません。

覚え方のポイント
「20m超=避雷設備」「31m超=非常用の昇降機」。建築基準法の高さの数字は、設備ごとに区別して覚えます。
問64-5

構内情報通信網(LAN)に用いられるケーブルのうち、より対線に遮へい(シールド)を施していないものとして、最も適当なものはどれか。

  • ①STPケーブル
  • ②UTPケーブル
  • ③同軸ケーブル
  • ④光ファイバケーブル
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正解 ②UTPケーブル
解説
UTPケーブル(Unshielded Twisted Pair)は、2本の導線をより合わせた対(より対線)を複数束ねたケーブルで、遮へいを施していないものです。安価で扱いやすく、事務所のLANに広く使われています。性能はカテゴリ(Cat5e、Cat6など)で区分されます。

他の選択肢について
・STPケーブル:より対線に遮へいを施したケーブルで、ノイズの多い場所に使われます。
・同軸ケーブル:中心導体を絶縁物と外部導体で同心円状に囲んだケーブルで、テレビの受信などに使われます。
・光ファイバケーブル:光で信号を送るケーブルで、電磁的な誘導の影響を受けません。

覚え方のポイント
「U=Unshielded(シールドなし)、S=Shielded(シールドあり)」。より合わせること自体にも、外からのノイズを打ち消す効果があります。
問74-5

テレビ共同受信設備において、幹線から信号の一部を取り出して分岐線に送り、残りの信号を幹線に送り出す機器として、最も適当なものはどれか。

  • ①分配器
  • ②混合器
  • ③分岐器
  • ④増幅器
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正解 ③分岐器
解説
分岐器は、幹線を流れる信号の大部分をそのまま次の幹線へ送りながら、その一部だけを取り出して各階や各室への分岐線に送る機器です。

他の選択肢について
・分配器:入力された信号を、複数の出力に均等に分ける機器です。
・混合器:地上デジタル放送と衛星放送など、異なる種類の信号を1本のケーブルにまとめる機器です。
・増幅器(ブースタ):弱くなった信号を強めて、必要なレベルにする機器です。

覚え方のポイント
「分岐器=一部だけ取り出し、本流はそのまま」「分配器=均等に分ける」。名前の1文字の違いが役割の違いを表しています。
問84-5

インターホンの通話方式のうち、親機と子機の間では通話できるが、子機どうしでは通話できない方式として、「日本産業規格(JIS)」上、最も適当なものはどれか。

  • ①相互式
  • ②複合式
  • ③同時通話式
  • ④親子式
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正解 ④親子式
解説
JIS C 6020(インターホン通則)では、インターホンの通話網の方式を、親子式、相互式、複合式などに分けています。親子式は、親機と子機の間でのみ通話でき、子機どうしでは通話できない方式です。

他の選択肢について
・相互式:どの機器からも、他の機器を呼び出して通話できる方式です。
・複合式:親子式と相互式を組み合わせた方式です。
・同時通話式:通話網の方式ではなく、通話の仕方(送話と受話を同時にできる方式)の区分です。

覚え方のポイント
通話網は「親子式・相互式・複合式」、通話の仕方は「同時通話式・交互通話式(プレストーク)」。2つの分け方を混同しないようにします。
問94-5

電車線路のトロリ線に偏い(ジグザグの配置)を設ける主な目的として、最も適当なものはどれか。

  • ①パンタグラフのすり板の偏摩耗を防ぐため
  • ②トロリ線の電圧降下を小さくするため
  • ③トロリ線の温度による伸び縮みをなくすため
  • ④レールに流れる帰線電流を少なくするため
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正解 ①パンタグラフのすり板の偏摩耗を防ぐため
解説
トロリ線を線路の中心に沿ってまっすぐ張ると、パンタグラフのすり板(集電する部分)の同じ箇所だけが接触して局部的に摩耗します。そのため、トロリ線を線路の中心から左右に少しずつずらして(偏いを設けて)張り、すり板の広い範囲が均等に接触するようにします。

他の選択肢について
・電圧降下を小さくする:電圧降下の対策は、き電線の増強などです。
・温度による伸び縮みをなくす:伸び縮みには、自動張力調整装置などで対応します。
・帰線電流を少なくする:偏いは、帰線電流とは関係がありません。

覚え方のポイント
「偏い=すり板をまんべんなく使うため」。消しゴムの同じ所ばかり使わないように、少しずつずらすイメージです。
問104-5

道路照明において、運転者に道路の線形(道路がどの方向に続いているか)を分かりやすく示す効果を表す用語として、最も適当なものはどれか。

  • ①グレア
  • ②誘導性
  • ③総合均斉度
  • ④演色性
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正解 ②誘導性
解説
道路照明の誘導性は、照明器具の配列などによって、運転者に道路の線形(カーブや分岐などの道路の続き方)を視覚的に分かりやすく示す効果です。照明器具を道路の線形に沿って規則的に配置することで確保します。

他の選択肢について
・グレア:運転者が感じるまぶしさで、視認性を低下させるため、抑える必要があります。
・総合均斉度:路面の輝度のむらの程度を表す値(最小輝度÷平均輝度)です。
・演色性:物の色の見え方の忠実さを表すもので、道路照明の線形の分かりやすさとは別のものです。

覚え方のポイント
道路照明の性能は「平均路面輝度(明るさ)・均斉度(むら)・グレア(まぶしさ)・誘導性(道の続き方)」。運転者の目線で、何が見えやすくなるかを考えると覚えやすくなります。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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