事務所ビルの電気工事の施工計画に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ①天井内の配線は、天井のボードを張り終えてから施工する計画とした。
- ②建築・空調・衛生の各工事との取合いを、総合図で事前に調整する計画とした。
- ③受変電設備は製作期間を見込み、早めに製作図の承諾を得る計画とした。
- ④幹線ケーブルの敷設は、ケーブルラックの取付け後に行う計画とした。
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天井内の配線や配管は、天井の下地(軽量鉄骨など)を組んだあと、天井のボードを張る前に施工します。ボードを張ったあとでは天井内に手が届かず、配線ができないうえ、隠れてしまう部分の検査もできなくなります。ボードを張ったあとに行うのは、照明器具などの器具の取付けです。したがって不適当です。
他の選択肢について
・総合図での取合いの調整:天井や壁には照明・空調の吹出口・スプリンクラーなどが集まるため、各工事の位置を1枚の図(総合図)にまとめて、着手前に食い違いをなくします。
・製作図の早めの承諾:受変電設備などは注文を受けてから製作するため、製作期間が長くかかります。製作図の承諾を早めに得て、搬入・据付けの時期に間に合わせます。
・ケーブルラックの取付け後に幹線を敷設:ケーブルを載せて支えるケーブルラックが先にないと、幹線ケーブルを敷設できません。作業の順序として適当です。
覚え方のポイント
天井まわりの順序は「下地 → 天井内の配線・配管 → 隠ぺい部の検査 → ボード張り → 器具付け」。隠れる部分は隠れる前に施工・検査します。