次の物質のうち、純物質であるものはどれか。
- ①塩酸
- ②ホルマリン
- ③塩化水素
- ④石灰水
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純物質とは、1種類の物質だけでできているもので、融点・沸点・密度などが物質ごとに決まった値を示します。塩化水素(HCl)は水素原子と塩素原子が結びついた1種類の化合物なので純物質です。一方、塩化水素を水に溶かした水溶液が塩酸であり、名前が似ていても塩酸は水と塩化水素の混合物です。毒物劇物の法令でも「塩化水素」と「塩化水素を含有する製剤」は区別して書かれており、純物質と混合物の違いを意識しておくと品目名を正しく読み取れます。
他の選択肢が不適切な理由
・塩酸:塩化水素の水溶液で、水と塩化水素の混合物です。濃度によって沸点や密度が変わることも混合物の特徴です。
・ホルマリン:ホルムアルデヒドの水溶液で、重合を防ぐために少量のメタノールを加えたものが一般的です。水・ホルムアルデヒドなどの混合物です。
・石灰水:水酸化カルシウムの飽和水溶液で、混合物です。二酸化炭素を通すと白く濁る反応で知られます。
覚え方のポイント
「〜酸」「〜水」「ホルマリン」のように水溶液に付けられた名前は混合物、と考えると判断しやすくなります。気体の名前(塩化水素・アンモニア)と、その水溶液の名前(塩酸・アンモニア水)を対にして覚えましょう。