塩素の同位体のうち、原子番号17、質量数37の原子1個に含まれる中性子の数はどれか。
- ①17
- ②20
- ③37
- ④54
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原子の中心には原子核があり、原子核は正の電荷をもつ陽子と電荷をもたない中性子からできています。原子番号は陽子の数、質量数は陽子の数と中性子の数の和です。電子の質量は陽子の約1840分の1と非常に小さいため、原子の質量はほぼ陽子と中性子の数で決まります。この陽子と中性子の数の和が「質量数」で、原子のおよその重さの目安になります。中性子の数は、質量数から原子番号を引いて求めます。
計算の手順
中性子の数=質量数−原子番号
37−17=20
他の選択肢が不適切な理由
・17:原子番号、つまり陽子の数です。電気的に中性な原子では電子の数も17です。
・37:質量数そのもので、陽子と中性子の合計の数です。
・54:質量数と原子番号を足した値で、原子の構造上は意味のない数です。
覚え方のポイント
元素記号の左上に質量数、左下に原子番号を書く表し方で問われることが多いので、「上が重さ(質量数)、下が番号(原子番号=陽子の数)」と覚えましょう。天然の塩素には質量数35と37の同位体があり、その存在比から塩素の原子量が約35.5になっています。同位体どうしは陽子の数(原子番号)が等しく、中性子の数だけが異なります。