ホルムアルデヒド(HCHO)がもつ官能基はどれか。
- ①カルボキシ基
- ②アルデヒド基
- ③ヒドロキシ基
- ④ニトロ基
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官能基とは、有機化合物の性質を決める特定の原子の集まりのことです。ホルムアルデヒド(HCHO)は、炭素原子に水素原子と酸素原子が結びついた−CHOの構造(炭素と酸素は二重結合)をもつ、最も簡単なアルデヒドです。この−CHOをアルデヒド基(ホルミル基)といいます。アルデヒド基は還元性をもち、自身は酸化されてカルボキシ基に変わりやすいため、銀鏡反応やフェーリング液の還元を示します。ホルムアルデヒドの水溶液(ホルマリン)は劇物で、消毒や防腐に使われてきました。
他の選択肢が不適切な理由
・カルボキシ基(−COOH):酢酸やギ酸などのカルボン酸がもつ官能基で、水溶液は酸性を示します。ホルムアルデヒドが酸化されると、カルボキシ基をもつギ酸になります。
・ヒドロキシ基(−OH):メタノールやエタノールなどのアルコール、フェノール類がもつ官能基です。メタノールを酸化するとホルムアルデヒドになります。
・ニトロ基(−NO2):ニトロベンゼンなどがもつ官能基です。
覚え方のポイント
「メタノール(−OH)→ 酸化 → ホルムアルデヒド(−CHO)→ 酸化 → ギ酸(−COOH)」と、官能基が酸化によって順に変わる流れで覚えましょう。エタノールでも同じく「エタノール→アセトアルデヒド→酢酸」と変化します。