エピクロルヒドリンに関する記述として、正しいものはどれか。
- ①無色でクロロホルムに似た刺激臭があり、水にほとんど溶けない
- ②白色の結晶で、水にきわめて溶けやすく、においはほとんどない
- ③黄色の油状液体で、水より軽く、引火点が非常に高くて燃えにくい
- ④無色でクロロホルムに似た刺激臭があり、水によく溶ける
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エピクロルヒドリンは、指定令第2条で「エピクロルヒドリン及びこれを含有する製剤」として劇物に指定されています。応急措置の基準(広島県掲載)では、無色でクロロホルムに似た刺激臭のある液体で、比重1.18(水より重い)、水にほとんど溶けず、蒸気は空気より重く引火しやすい(引火点32℃)とされています。職場のあんぜんサイトのモデルSDSでは、エポキシ樹脂や合成グリセリンなどの原料が用途に挙げられています。
他の選択肢が不適切な理由
・白色の結晶で水にきわめて溶けやすい:これはアクリルアミドの性状に近いものです。エピクロルヒドリンは常温で液体です。
・黄色で水より軽く、燃えにくい:無色で、比重は1.18と水より重く、引火点は32℃と引火しやすい液体です。
・水によく溶ける:色とにおいは合っていますが、エピクロルヒドリンは水にほとんど溶けない液体です。
覚え方のポイント
名前の「クロル」は塩素を含むことを表し、においもクロロホルムに似ています。塩素を含む有機物なので、強熱すると分解して塩化水素ガスを発生します。廃棄の基準では燃焼法(スクラバーを備えた焼却炉で焼却)と活性汚泥法が示されています。