メタノールの性質に関する記述として、正しいものはどれか。
- ①水に溶けにくく、水の上に層をつくる液体
- ②引火性はなく、消火剤として用いられる
- ③特有の甘いにおいをもつ黄色の油状液体
- ④無色透明の揮発性液体で、水とよく混ざる
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メタノール(法別表第二に掲げられた劇物)は、最も簡単なアルコールで、無色透明の揮発しやすい液体です。水とはどんな割合でも混ざり合います。引火点が常温より低く、引火しやすい液体です。燃えるときの炎は明るい所では見えにくいので、火災に気づきにくい点にも注意が必要です。
他の選択肢が不適切な理由
・水に溶けにくく水の上に層をつくる:メタノールは水とよく混ざり、層をつくりません。水に溶けにくく水に浮くのはトルエンやキシレンです。
・引火性がなく消火剤に使う:メタノールは引火しやすい液体で、消火剤にはなりません。燃えにくい劇物の代表はクロロホルムや四塩化炭素です。
・甘いにおいの黄色い油状液体:メタノールは無色です。淡黄色の油状液体はニトロベンゼンの特徴です。
覚え方のポイント
メタノールは「無色・揮発性・引火性・水と混和」の4点で覚えます。見た目や性質がエタノールに似ているため、誤って飲んで中毒を起こす事故が起こります。毒性(視神経の障害)や、メタノールを含有するシンナーや接着剤などが法第3条の3(施行令第32条の2)の規制対象になることともつなげて覚えましょう。