黄燐の貯蔵方法として、最も適当なものはどれか。
- ①水を満たした容器の中に沈めて貯蔵する
- ②灯油を満たした容器の中に沈めて貯蔵する
- ③二硫化炭素に溶かした状態で貯蔵する
- ④少量のアルコールを加えて冷暗所に置く
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黄燐は空気に触れると酸化されて自然発火する一方、水にはほとんど溶けず、水とも反応しません。そこで、水を満たした容器の中に沈めて空気を完全に遮断して貯蔵します。廃棄基準の備考でも「黄リンを取扱う作業は全て水で空気を遮断した状態で行う」とされています。
他の選択肢が不適切な理由
・灯油の中に沈める:これはナトリウムやカリウムの貯蔵法です。水と激しく反応する金属だから灯油を使うのであって、黄燐には当てはまりません。
・二硫化炭素に溶かす:黄燐は二硫化炭素によく溶けますが、二硫化炭素は非常に引火しやすく、貯蔵法として不適切です。
・少量のアルコールを加えて冷暗所:これはクロロホルムの貯蔵法です。
覚え方のポイント
「空気で燃える物は、それと反応しない液体の中に沈める」が基本です。水と反応しない黄燐は水中、水と激しく反応するナトリウム・カリウムは石油(灯油)中。貯蔵液の選び方は「その物質が何と反応するか」で決まる、と理由で覚えましょう。