淡黄色の油状の液体で、苦扁桃(アーモンド)に似たにおいがあり、水より重く水に溶けにくい劇物はどれか。
- ①アニリン
- ②トルエン
- ③クロロホルム
- ④ニトロベンゼン
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ニトロベンゼン(C6H5NO2)は淡黄色の油状の液体で、苦扁桃(アーモンドの一種)に似た特有のにおいがあります。比重は約1.2で水より重く、水にはほとんど溶けません。蒸気を吸ったり皮膚から吸収されたりすると、血液が酸素を運べなくなり、皮膚や粘膜が青紫色になる(チアノーゼ)中毒を起こします。廃棄の方法に関する基準では、おが屑と混ぜて焼却するなどの燃焼法が示されています。劇物です。
他の選択肢が不適切な理由
・アニリン:無色の油状の液体ですが、においは特有の不快臭で、空気や光に触れると褐色に変わります。
・トルエン:ベンゼンに似た芳香のある無色の液体で、水より軽く、水に浮きます。
・クロロホルム:無色の液体でエーテルに似たにおいがあり、油状ではなくさらさらした揮発性の液体です。
覚え方のポイント
「アーモンド臭」は、ニトロベンゼンとシアン化水素(青酸)の2つが代表です。油状の液体ならニトロベンゼン、気体または非常に揮発しやすい液体ならシアン化水素と、状態で区別しましょう。