2級管工事施工管理技士とは?
第一次検定に合格するための全知識
2級管工事施工管理技士は、建設業法に基づく技術検定の国家資格です。空調設備・給排水衛生設備・ガス設備などの管工事で、施工計画の作成、工程管理、品質管理、安全管理などを行う技術者の資格で、工事現場の主任技術者になることができます。
技術検定は第一次検定と第二次検定に分かれており、第一次検定に合格すると「2級管工事施工管理技士補」と称することができます。
ここでは、第一次検定の全体像と、合格するための要点を整理します。
1. 受検資格と試験の形式
第一次検定は、受検する年度中における年齢が17歳以上であれば、学歴や実務経験に関係なく受検できます(第二次検定の受検には実務経験などの要件があります)。第一次検定は、年2回(前期・後期)実施されています。
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■ 解答の方法:
第一次検定はマークシート方式で、全52問が出題され、そのうち40問を解答します。必ず解答する問題(必須問題)と、いくつかの中から選んで解答する問題(選択問題)があり、選択問題で指定された数より多く解答すると減点されるので注意が必要です。 -
■ 施工管理法(基礎的な能力):
4つの記述から適当でないものを2つ選び、2つとも正しいときだけ得点になる形式(四肢択二)で出題されます。1つだけ分かっても得点にならないため、施工の知識を正確に身につけておく必要があります。 -
■ 試験の日程など:
最新の日程・申込方法・受験料は、必ず一般財団法人全国建設研修センターの公式サイトでご確認ください。
2. 合格基準と出題分野
全国建設研修センターの受検の手引では、第一次検定の合格基準を得点が60%以上としています(試験の実施状況等を踏まえ変更する可能性があるとされています)。解答する40問のうち、おおむね24問以上の正解が目安です。
科目ごとの合格基準点(足切り)は設けられていないため、得意な分野で確実に得点を積み上げることができます。
公式の検定科目(施工技術検定規則)
- 機械工学等: 機械工学・衛生工学・電気工学・電気通信工学・建築学の概略の知識、冷暖房・空気調和・給排水・衛生等の設備の概略の知識、設計図書を正確に読みとるための知識
- 施工管理法: 施工計画の作成方法と工程管理・品質管理・安全管理等の基礎的な知識、基礎的な能力
- 法規: 建設工事の施工の管理に必要な法令の概略の知識
本サイトのカテゴリーとの対応
- 01 一般基礎(環境・流体・熱・電気・建築)(50問): 機械工学等(機械工学・衛生工学・電気工学・電気通信工学・建築学の概略の知識)
- 02 空気調和・換気設備(60問): 機械工学等(冷暖房・空気調和等の設備の概略の知識)
- 03 給排水衛生設備(80問): 機械工学等(給排水・衛生等の設備の概略の知識)
- 04 設備機器・材料・設計図書(50問): 機械工学等(設備の知識・設計図書を正確に読みとるための知識)
- 05 施工管理法(知識)(80問): 施工管理法(施工計画・工程管理・品質管理・安全管理等の基礎的な知識)
- 06 施工管理法(基礎的な能力)(40問): 施工管理法(基礎的な能力)
- 07 法規(100問): 法規(建設工事の施工の管理に必要な法令の概略の知識)
「最初に覚える土台知識」(40問)は、どの分野にも共通する単位や基本用語を最初に押さえるための初心者向けカテゴリーです。
3. 必要な学習時間と合格への3つのポイント
初学者が第一次検定に合格するのに必要な学習時間は、約80〜120時間(1日1時間の学習で約3〜4か月)が一つの目安です。これは当サイトの整理による目安であり、試験実施機関が公表している数値ではありません。設備工事の実務経験がある方は、これより短くて済むこともあります。
合格を確実にするための最重要ポイントは以下の3点です。
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必須問題を落とさない:
一般基礎(環境・流体・熱・電気・建築)、設備機器・材料・設計図書、施工管理法(基礎的な能力)は必須問題です。基本の公式と用語を押さえれば、安定して得点できる分野です。 -
選択問題は得意分野を作って選ぶ:
空調・衛生は17問から9問、施工管理法(知識)と法規はそれぞれ10問から8問を選んで解答します。全てを完璧にするより、確実に解ける分野を作って選ぶほうが効率的です。 -
正解が2つの問題に慣れておく:
施工管理法(基礎的な能力)は、2つとも見分けないと得点になりません。「施工管理法(基礎的な能力)」のカテゴリーで、4つの記述を1つずつ正誤判定する練習を重ねてください。当サイトの500問を繰り返し解き、間違えた問題の復習機能で弱点を潰していきましょう。
現場の合間のスキマ時間を活用して、
一発合格をつかみ取りましょう!