2027年試験 新シラバス対応・2-7

画像・音楽・音声・動画の生成AIの一問一答

生成AIパスポート試験「生成AI」から、画像・音楽・音声・動画の生成AIに関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験は四肢択一式(一部複数選択を含む)で出題されます。ここでは全て4択(正解は1つ)で出題しています。

問12-7

画像生成AIの「インペインティング」の説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  • ①画像の全体を、油絵や水彩画のような別の画風に一度に変換するための機能のこと
  • ②画像の外側に、元の画像と自然につながる絵を描き足して、範囲を広げるための機能のこと
  • ③画像の一部の領域を指定して、その部分だけを周囲と自然につながるよう描き直す機能
  • ④画像に写っている文字を読み取って、文章のデータへと変換するための機能のこと
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正解 ③画像の一部の領域を指定して、その部分だけを周囲と自然につながるよう描き直す機能
解説
インペインティング(Inpainting)は、画像の中の一部の領域を指定し、その部分だけを、周囲と自然につながるように生成し直す機能です。写り込んだ不要な物を消して背景で埋める、服の柄だけを変える、といった使い方ができます。
便利な反面、写真の一部を自然に書き換えられるため、事実と異なる画像(加工された証拠写真など)を作ることにも悪用されうる点に注意が必要です。

他の選択肢が不適切な理由
・外側に描き足して範囲を広げる:アウトペインティングの説明です。
・全体を別の画風に変換する:画風の変換(スタイル変換)の説明で、一部だけを描き直すインペインティングとは異なります。
・写っている文字を読み取る:文字認識(OCR)の説明です。

覚え方のポイント
インペインティング=「in(中を)painting(描き直す)」。指定した部分だけを自然に描き直します。
問22-7

C2PAの説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  • ①動画生成AIで作った動画には、必ず大きな文字で「AI」と表示することを義務付けた国際条約
  • ②目や耳では気づきにくい形でコンテンツに情報を埋め込み、生成元の判別に役立てるための技術
  • ③画像生成AIの開発会社が、学習データに使う画像を共同で購入するために作った国際的な団体
  • ④画像や動画などのデジタルコンテンツに、作成元や編集の履歴などの来歴情報を記録する技術標準
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正解 ④画像や動画などのデジタルコンテンツに、作成元や編集の履歴などの来歴情報を記録する技術標準
解説
C2PA(Coalition for Content Provenance and Authenticity)は、画像・動画・音声などのデジタルコンテンツに、誰が・いつ・どのツールで作成し、どのように編集されたかといった来歴情報(プロヴェナンス)を記録し、検証できるようにするための技術標準と、それを策定する団体の名称です。AdobeやMicrosoftなどが参加しています。
生成AIで作られたコンテンツかどうかを確かめる手がかりとして、電子透かしなどと並んで、ディープフェイクや偽情報への対策に役立つと期待されています。

他の選択肢が不適切な理由
・気づきにくい形で情報を埋め込む:電子透かしの説明です。C2PAとともに、コンテンツの出どころを確かめる手がかりになります。
・学習データを共同で購入する団体:C2PAはそのような団体ではありません。
・「AI」と表示を義務付けた国際条約:C2PAは技術標準であり、国際条約ではありません。

覚え方のポイント
C2PA=「コンテンツの来歴(どこで生まれ、どう編集されたか)の記録」。偽情報対策の技術です。
問32-7

電子透かしの説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  • ①画像や音声などに、目や耳では気づきにくい形で情報を埋め込み、生成元の判別に役立てる技術
  • ②画像の全体を半透明の白い色で覆って、写っているものを見えにくくするために使う加工の技術
  • ③紙に印刷した書類を光にかざすと、隠された文字が見えるようにするための印刷だけの技術
  • ④コンテンツに、作成元や編集の履歴などの来歴情報を記録して、確かめられるようにする技術標準
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正解 ①画像や音声などに、目や耳では気づきにくい形で情報を埋め込み、生成元の判別に役立てる技術
解説
電子透かしは、画像・音声・動画・文章などのデジタルコンテンツに、人の目や耳では気づきにくい形で情報を埋め込み、あとから専用の方法で読み取れるようにする技術です。
生成AIの分野では、AIで生成したコンテンツであることを示す情報を埋め込み、生成物かどうかの判別に役立てる取組が進められています(GoogleのSynthIDなど)。ただし、加工によって透かしが失われることもあるため、来歴情報(C2PA)などと組み合わせた対策が検討されています。

他の選択肢が不適切な理由
・半透明の白で覆う:写っているものを見えにくくする加工で、生成元の判別のための電子透かしとは異なります。
・紙の書類の透かし:紙幣などの紙の透かしの説明で、デジタルの電子透かしではありません。
・来歴情報を記録する技術標準:C2PAの説明です。

覚え方のポイント
電子透かし=「デジタルの見えない刻印」。生成AIの作品かどうかを見分ける手がかりになります。
問42-7

ニューラルTTS(Text-to-Speech)の説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  • ①話された音声を聞き取って、その内容を文章として書き起こすための専用の技術
  • ②ニューラルネットワークを使って、入力した文章を自然な抑揚の音声に変換する技術
  • ③音声の中から雑音だけを取り除いて、聞き取りやすい音声に整えるための加工の技術
  • ④複数の言語の音声を聞き比べて、どの国の言葉かを判定するための識別の技術
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正解 ②ニューラルネットワークを使って、入力した文章を自然な抑揚の音声に変換する技術
解説
TTS(Text-to-Speech:音声合成)は、文章を音声に変換する技術です。ニューラルネットワークを使ったニューラルTTSは、従来の音声合成と比べて、抑揚や間の取り方が自然で、人間の声に近い音声を作り出せます。
ナレーションの作成、読み上げ、案内放送、動画の吹き替えなどに使われています。逆に、音声を文章にするのは音声認識(Speech-to-Text)です。

他の選択肢が不適切な理由
・音声を文章に書き起こす:音声認識(Speech-to-Text)の説明で、TTSとは逆の処理です。
・雑音を取り除く:音声の加工(ノイズ除去)の説明です。
・どの国の言葉かを判定する:言語の識別の説明です。

覚え方のポイント
TTS=Text(文章)to Speech(音声へ)。文章→声。逆の声→文章は音声認識です。
問52-7

Voice Cloning(ボイスクローニング)に関する記述として、適切でないものを1つ選びなさい。

  • ①利用するときには、本人の同意を得たうえで、目的や範囲を明確にして使うことが大切である。
  • ②比較的少量の音声データから、特定の人の声に似た音声を作り出すことができる。
  • ③家族や上司の声をまねた詐欺や、なりすましに悪用されるおそれが指摘されている。
  • ④声には権利がないため、他人の声を再現した音声は、本人に断らず自由に使ってよい。
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正解 ④声には権利がないため、他人の声を再現した音声は、本人に断らず自由に使ってよい。
解説
Voice Cloning(ボイスクローニング)は、比較的少量の音声データから、特定の人の声に似た音声を作り出す技術です。ナレーションの制作や、病気で声を失う人の声の保存などに役立つ一方、家族や上司の声をまねた詐欺や、なりすましに悪用されるおそれが指摘されています。
他人の声を無断で再現して使うと、本人の人格的な利益や名誉を傷つけたり、有名人の場合はパブリシティ権(声にも及ぶかは議論があります)の問題になったり、詐欺などの犯罪に使われたりするおそれがあります。「本人に断らず自由に使ってよい」という記述は適切ではありません。利用するときは、本人の同意を得て、目的や範囲を明確にすることが大切です。

他の選択肢(適切な記述)について
・少量の音声から特定の人の声を作り出せる:Voice Cloningの説明です。
・詐欺やなりすましへの悪用のおそれ:声だけで本人と信じてしまう心理が狙われます。
・本人の同意を得て目的や範囲を明確にする:適切に利用するための基本です。

覚え方のポイント
声のクローン=「本人の同意」が大前提。電話の声だけで本人と信じない。
問62-7

動画生成AIの説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  • ①既存の動画を検索して、指示に最も近い動画をそのまま選び出して表示するAIのことである。
  • ②文章や画像の指示から、動きのある映像を新しく作り出すAIで、Sora・Veoなどがある。
  • ③動画に字幕を付けることだけを目的としたAIで、映像そのものは一切作り出さないものである。
  • ④動画の再生速度を変えるだけのAIで、新しい映像の内容を作ることはできないものである。
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正解 ②文章や画像の指示から、動きのある映像を新しく作り出すAIで、Sora・Veoなどがある。
解説
動画生成AIは、文章の指示(プロンプト)や画像をもとに、動きのある映像を新しく作り出すAIです。OpenAIのSora、Google(Google DeepMind)のVeoなどが知られており、新しいモデルでは映像に合わせた音声まで生成できるものも登場しています。
広告やSNS用の動画の試作などに活用できる一方、本物と見分けにくい映像を作れるため、ディープフェイクによる偽情報やなりすまし、肖像権・著作権の侵害などのリスクにも注意が必要です。

他の選択肢が不適切な理由
・既存の動画を検索して表示:検索であり、新しい映像を生成していません。
・字幕を付けることだけが目的:字幕の作成は動画に関わる活用の一つですが、動画生成AIの説明ではありません。
・再生速度を変えるだけ:動画の編集の機能の話で、動画生成AIの説明ではありません。

覚え方のポイント
動画生成AI=「文章から映像を作る」(Sora・Veoなど)。便利さとディープフェイクのリスクは表裏一体です。
問72-7

画像生成AIで作った画像を、企業の広告として公開する前に確認すべき事項として、適切でないものを1つ選びなさい。

  • ①実在の人物に似た人物が写っていないかを、肖像権やパブリシティ権の観点から確認しておく。
  • ②既存の作品やキャラクター、他社のロゴなどに似ていないかを、公開の前に確認しておく。
  • ③AIが生成した画像なら、既存の作品に似ていても権利の問題は生じず、確認は不要である。
  • ④利用した画像生成AIの利用規約で、商用利用が認められているかどうかを確認しておく。
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正解 ③AIが生成した画像なら、既存の作品に似ていても権利の問題は生じず、確認は不要である。
解説
AIが生成した画像であっても、既存の著作物と似ていて、かつその作品をもとにして作られた(依拠した)と認められる場合などには、著作権侵害となるおそれがあります。「AIが作ったから権利の問題は一切生じない」という考えは誤りです。
広告など社外に公開する前には、既存の作品・キャラクター・ロゴなどとの類似、実在の人物との類似(肖像権・パブリシティ権)、利用したサービスの利用規約やライセンス(商用利用の可否)などを確認することが大切です。

他の選択肢(適切な記述)について
・既存の作品やロゴとの類似の確認:著作権や商標権などの侵害を避けるために必要な確認です。
・実在の人物との類似の確認:肖像権やパブリシティ権の侵害を避けるために必要な確認です。
・利用規約で商用利用が認められているかの確認:サービスによって商用利用の条件が異なるため、必要な確認です。

覚え方のポイント
公開前の3チェック「既存作品との類似」「実在の人物」「利用規約(商用利用)」。AI製でも権利は消えません。
問82-7

音楽生成AIの活用と注意点の説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  • ①文章の指示から曲を作れるが、既存の曲との類似や、利用規約での商用利用の条件に注意する。
  • ②音楽生成AIで作った曲は、どのような場合でも著作権の問題が起こらないため自由に使える。
  • ③音楽生成AIは歌詞を作ることしかできず、メロディや伴奏を作ることはできない仕組みである。
  • ④音楽生成AIで作った曲は、必ず生成した人に著作権が発生し、他人は一切利用できない。
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正解 ①文章の指示から曲を作れるが、既存の曲との類似や、利用規約での商用利用の条件に注意する。
解説
音楽生成AIは、「明るい雰囲気のポップス」「30秒のBGM」といった文章の指示から、メロディ・伴奏・歌声を含む曲を作り出すことができます。動画のBGMや、作曲のアイデア出しなどに活用されています。
一方で、既存の曲と似たものが生成された場合に著作権侵害となるおそれや、サービスの利用規約による商用利用の条件の違いなどに注意が必要です。また、AIが自律的に作った曲に著作権が発生するかどうかは、人がどの程度創作に関与したか(創作的寄与)によって判断が分かれます。

他の選択肢が不適切な理由
・著作権の問題が起こらず自由に使える:既存の曲との類似などによって、著作権侵害となるおそれがあります。
・歌詞しか作れない:メロディや伴奏、歌声まで生成できる音楽生成AIがあります。
・必ず生成した人に著作権が発生する:AI生成物に著作権が発生するかは、人の創作的な関与の程度などによって判断され、必ず発生するとはいえません。

覚え方のポイント
音楽生成AIも「類似のチェック」と「利用規約の確認」が基本。著作権は自動的には決まりません。
問92-7

コンテンツの来歴情報と電子透かしに関する記述として、適切でないものを1つ選びなさい。

  • ①C2PAは、作成元や編集の履歴などの来歴情報をコンテンツに記録する技術標準である。
  • ②C2PAの来歴情報が付いていない画像は、AIが生成した画像だと判断できる。
  • ③電子透かしは、目や耳では気づきにくい形で、コンテンツに情報を埋め込む技術である。
  • ④来歴情報は、画面の撮影や画像の加工などによって、失われてしまうことがある。
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正解 ②C2PAの来歴情報が付いていない画像は、AIが生成した画像だと判断できる。
解説
C2PAは、画像や動画などのデジタルコンテンツに、作成元や編集の履歴などの来歴情報を記録するための技術標準です。電子透かしは、目や耳では気づきにくい形でコンテンツに情報を埋め込む技術で、生成元の判別などに役立てられます。
ただし、来歴情報はまだすべてのコンテンツに付いているわけではなく、画面の撮影や加工などによって失われることもあります。そのため、来歴情報が付いていないことだけで「AIが生成した画像だ」と判断することはできず、この記述は適切ではありません。

他の選択肢(適切な記述)について
・C2PAは来歴情報を記録する技術標準:コンテンツの出どころを確かめる手がかりになります。
・電子透かしは気づきにくい形で情報を埋め込む:生成元の判別などに使われます。
・来歴情報は撮影や加工で失われることがある:来歴情報だけに頼れない理由です。

覚え方のポイント
来歴情報は「あれば手がかり、なくても判定不可」。
問102-7

画像・音声・動画の生成AIに関する次の記述a〜dのうち、適切なものの組合せを1つ選びなさい。
a.C2PAは、コンテンツの来歴情報を記録するための技術標準である。
b.Voice Cloningで他人の声を再現する場合は、本人の同意が重要である。
c.AIで作った画像は、既存の作品に似ていても著作権侵害になることはない。
d.動画生成AIで作った映像は、いつでも本物と見分けることができる。

  • ①a・c
  • ②c・d
  • ③a・b
  • ④b・d
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正解 ③a・b
解説
aとbが適切です。
a:C2PAは、画像・動画などのデジタルコンテンツに、作成元や編集の履歴などの来歴情報を記録し、検証できるようにするための技術標準です。
b:Voice Cloningは特定の人の声を再現できるため、本人の同意を得て使うことが重要で、なりすましなどの悪用を防ぐ必要があります。

誤っている記述
・c:AIで作った画像でも、既存の著作物と似ていて、それに依拠したと認められる場合などには、著作権侵害となるおそれがあります。
・d:現在の動画生成AIは、本物と見分けにくい映像を作れることがあり、ディープフェイクによる偽情報などが問題になっています。「いつでも見分けられる」とはいえません。

覚え方のポイント
生成物には「来歴の記録(C2PA)」「本人の同意」「権利の確認」がセットで求められます。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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