RAG(検索拡張生成)の仕組みとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
- ①LLMのパラメータを社内のデータで追加学習させ、知識をモデルそのものに覚えさせておく。
- ②質問に関係する情報を外部の文書などから検索し、その情報をもとにLLMに回答させる。
- ③利用者の質問をそのまま検索エンジンに送り、検索結果の一覧だけを画面に表示させる。
- ④LLMに何度も同じ質問を繰り返し、最も多く出た回答を正しい答えとして採用させる。
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RAG(Retrieval-Augmented Generation:検索拡張生成)は、利用者の質問に関係する情報を、社内文書やデータベースなどの外部の情報源から検索(Retrieval)し、その情報をプロンプトに加えてLLMに渡し、回答を生成(Generation)させる仕組みです。
LLMが学習していない最新の情報や社内の情報に基づいて回答でき、回答の根拠となった文書を示しやすくなります。モデルのパラメータは変えずに使える点が、ファインチューニングとの大きな違いです。
他の選択肢が不適切な理由
・社内データで追加学習させる:ファインチューニングの説明です。RAGはモデルを変えずに、検索した情報を渡して回答させます。
・検索結果の一覧だけを表示する:検索エンジンの使い方で、LLMによる回答の生成がありません。
・何度も同じ質問をして多数決をとる:複数の回答から多数決で答えを選ぶ「自己整合性(Self-Consistency)」と呼ばれる別の工夫に近い考え方で、外部の情報を検索して渡すRAGの仕組みではありません。
覚え方のポイント
RAG=「カンニングOKの試験」。答える前に資料を調べて、その資料をもとに答えます。