精神症状の「幻覚」の説明として、正しいものはどれか。
- ①実際には存在しない対象を、存在するように知覚すること
- ②実際に存在する対象を、別のものと見誤って知覚すること
- ③誤った内容を、根拠がないのに強く確信して訂正できないこと
- ④過去の出来事を、実際とは異なる内容で思い出してしまうこと
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幻覚は「対象なき知覚」と呼ばれ、実際には存在しないものを見たり聞いたりする症状です。
声が聞こえる幻聴、ないものが見える幻視などがあり、統合失調症では幻聴が特に多くみられます。
他の選択肢が誤りの理由
・存在する対象を見誤る:これは「錯覚」です。暗がりで柳を人と見間違えるような体験です。
・訂正できない誤った確信:これは「妄想」で、思考の内容の障害です。
・異なる内容で思い出す:記憶の障害(追想の障害)で、作話などがこれに当たります。
覚え方のポイント
錯覚=対象がある見誤り、幻覚=対象がない知覚、妄想=考えの中身の誤り。3つをセットで区別します。