1級電気通信工事施工管理技士とは?
第一次検定に合格するための全知識
1級電気通信工事施工管理技士は、建設業法に基づく施工管理技術検定の資格です。光ファイバ・LAN・無線・放送などの電気通信工事について、施工計画の作成や工程・品質・安全の管理を行う技術者であることを国が認めるもので、特定建設業の営業所の技術者や、大規模な工事現場に置く監理技術者になることができます。
第一次検定に合格すると「1級電気通信工事施工管理技士補」と名乗ることができ、主任技術者の要件を満たしていれば、監理技術者を補佐する「監理技術者補佐」として現場に配置されることができます。
ここでは、第一次検定の全体像と、合格するための要点を整理します。
1. 受検資格と試験の形式
1級の第一次検定は、試験を実施する年度の末日時点で19歳以上の方であれば、学歴や実務経験を問わず受検できます(令和6年度からの新しい受検資格)。第一次検定の合格は失効しないため、合格後に実務経験を積んでから第二次検定に進めます。
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■ 試験の実施:
第一次検定は年1回、午前と午後に分けて、マークシート方式で行われます。最新の日程・申込方法・受験料は、必ず一般財団法人全国建設研修センターの公式サイトでご確認ください。 -
■ 出題形式:
全問が四肢択一式です。出題された問題の中から指定された数を選んで解答する選択問題と、必ず解答する必須問題があります。選択問題で指定された数を超えて解答すると減点されます。
2. 出題の区分と合格ライン
令和8年度の第一次検定は、90問が出題され、そのうち60問に解答する形式でした。
合格基準は、全体の得点が60%以上、かつ施工管理法(応用能力)の得点が40%以上と公表されています。応用能力は5問全てが必須で、ここで基準に届かないと、全体の得点が足りていても不合格になります。合格基準は年度ごとに公表されるため、最新の基準は試験機関・国土交通省の公表資料でご確認ください。
出題の区分(令和8年度の例)
- 電気通信工学(午前 No.1〜19): 19問出題・14問を選択
- 電気通信設備(午前 No.20〜47): 28問出題・14問を選択
- 関連分野(午前 No.48〜55): 8問出題・5問を選択
- 設計・契約(午後 No.1〜2): 2問出題・2問全て解答(必須)
- 法規(午後 No.3〜16): 14問出題・8問を選択
- 施工管理法(午後 No.17〜30): 14問出題・12問を選択
- 施工管理法(応用能力)(午後 No.31〜35): 5問出題・5問全て解答(必須)
※問題番号と区分は、試験機関が公表した問題冊子の注意事項と出題内容によります。区分の名前は当サイトで分かりやすく付けたもので、年度によって変わることがあります。
本サイトのカテゴリーとの対応
本サイトの8つのカテゴリー(01〜08)は、この出題の区分に合わせて並べています。電気通信設備は出題数が最も多いため、「有線・光・ネットワーク」と「無線・放送・情報システム」の2つに分けました。「最初に覚える土台知識」(40問)は、どの区分にも共通する基本を最初に押さえるための初心者向けカテゴリーです。
3. 必要な学習時間と合格への3つのポイント
電気通信工事の実務経験がある方でも、学習時間の目安は100〜200時間程度(1日1〜2時間の学習で約3〜4か月)です。これは当サイトの整理による目安であり、試験実施機関が公表している数値ではありません。電気・電子の理論や法規に不慣れな方は、その分野に時間を多めに配分してください。
合格を確実にするための最重要ポイントは以下の3点です。
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応用能力の5問で40%以上を確実に取る:
施工管理法(応用能力)は、①〜④の記述の正誤を全て判断して組合せを選ぶ形式で、知識があいまいだと正解できません。光ケーブルの施工、工程管理、品質管理、安全管理など、施工の定番テーマの「数値」と「理由」を正確に覚えておきましょう。 -
選択問題は「得意分野を増やして選ぶ」:
電気通信工学(19問中14問)・電気通信設備(28問中14問)・法規(14問中8問)などは、出題数より解答数が少ない選択問題です。得意な分野が多いほど、確実に解ける問題を選んで解答数を満たせます。特に出題数の多い電気通信設備では、光・ネットワーク・無線・放送のうち得意な分野を作っておくと有利です。 -
数字と主体は「比べて」覚える:
法規や施工の問題は、金額・日数・距離・高さ・届出先の数字や主体の入れ替えが定番のひっかけです。当サイトの解説の「覚え方のポイント」で似た数字を並べて整理し、間違えた問題の復習機能で弱点を潰していきましょう。
通勤・通学のスキマ時間を活用して、
一発合格をつかみ取りましょう!