誤差逆伝播法の説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- ①入力層から出力層へ向かって入力を伝え、各層の出力を順番に計算して予測値を求める。
- ②重みの値を一つずつ少しだけ変えて誤差の変化を調べ、すべての勾配を個別に求める。
- ③出力層から入力層へ向かって誤差を伝え、連鎖律で各重みの勾配を効率よく求める。
- ④誤差が大きかったデータだけを入力層に戻し、同じデータで何度も学習を繰り返す。
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誤差逆伝播法(バックプロパゲーション)は、ニューラルネットワークの学習で、各重みを「どちらの方向に、どれだけ変えれば誤差が小さくなるか」(勾配)を効率よく求める方法です。出力層で求めた誤差を、出力層から入力層へ向かって逆向きに伝えながら、微分の連鎖律を使って各層の重みの勾配を順番に計算します。1986年にデビッド・ラメルハートらが発表した論文で広く知られるようになりました。
他の選択肢が不適切な理由
・入力層から出力層へ向かって各層の出力を計算する:これは「順伝播(フォワードプロパゲーション)」の説明です。
・重みを一つずつ変えて誤差の変化を調べる:これは数値微分による方法で、重みの数が膨大なニューラルネットワークでは計算に時間がかかりすぎます。誤差逆伝播法はこれを効率化したものです。
・誤差が大きかったデータだけを戻して学習を繰り返す:誤差逆伝播法の説明ではありません。
覚え方のポイント
「順伝播=予測を計算」「逆伝播=勾配を計算」。誤差逆伝播法は、予測の結果にどのニューロンがどれだけ関わったのかを明らかにできるため、「信用割当問題」を解決した手法とも説明されます。