ニューラルネットワークにおける「Attention(注意機構)」の説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- ①入力の各要素をすべて同じ重みで平均し、どの部分も区別せずに扱うための仕組み
- ②学習時にランダムに入力の一部を隠し、特定の部分に頼りすぎないようにする仕組み
- ③入力の各要素にどれだけ注目するかの重みを計算し、重要な部分を重視して使う仕組み
- ④入力の周囲を0で埋めることで、端の情報も中央と同じように扱えるようにする仕組み
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Attention(注意機構)は、出力を計算するときに、入力のどの要素にどれだけ注目すべきかを表す重み(注意の重み)を計算し、その重みで入力の情報を足し合わせて使う仕組みです。たとえば機械翻訳で英単語を1つ出力するときに、日本語の文のうち、その単語に対応する部分に強く注目できます。注目の度合いはデータに応じて動的に決まるため、長い系列でも必要な情報を取り出しやすくなります。
他の選択肢が不適切な理由
・すべて同じ重みで平均する:どこにも注目の差をつけないため、Attentionの考え方とは逆です。
・ランダムに入力の一部を隠す:これはドロップアウトやデータ拡張(Cutoutなど)の考え方に近く、Attentionではありません。
・周囲を0で埋める:これは畳み込みのパディングの説明です。
覚え方のポイント
「Attention=どこに注目するかを重みで表す」。Attentionの重みを見れば、モデルが入力のどこを重視したかをある程度確認できるため、解釈性の観点からも注目されています。