1950年の社会保障制度審議会の勧告をもとに整理される、日本の社会保障制度の4つの柱の組合せとして、正しいものを1つ選びなさい。
- ①社会保険、社会福祉、労働保険、保健医療・公衆衛生
- ②社会保険、生活保護、介護保険、雇用保険
- ③社会保険、社会福祉、公的扶助、保健医療・公衆衛生
- ④社会福祉、児童福祉、老人福祉、障害者福祉
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1950年(昭和25年)の社会保障制度審議会「社会保障制度に関する勧告」は、社会保障制度を社会保険、国家扶助(公的扶助)、公衆衛生及び医療、社会福祉の4つの部門で構成されるものとして示しました。現在もこの考え方をもとに、社会保険・社会福祉・公的扶助・保健医療・公衆衛生の4つの柱として整理されます。
社会保険は保険料を出し合って備えるしくみ、公的扶助は税金で最低限度の生活を保障する生活保護、社会福祉は支援が必要な人へのサービス、保健医療・公衆衛生は国民の健康を守るしくみです。
他の選択肢が不適切な理由
「社会保険、社会福祉、労働保険、保健医療・公衆衛生」は、労働保険(雇用保険と労災保険)は社会保険の中に含まれる制度であり、柱として並べるものではないうえ、生活保護に代表される公的扶助が抜けているためです。
「社会保険、生活保護、介護保険、雇用保険」は、介護保険と雇用保険はどちらも社会保険の一部であり、社会福祉と保健医療・公衆衛生が抜けているためです。
「社会福祉、児童福祉、老人福祉、障害者福祉」は、児童・老人・障害者の福祉はいずれも社会福祉の中の分野であり、社会保険や公的扶助が含まれていないためです。
試験の罠
「社会保険の中身(年金・医療・介護・雇用・労災)」と「社会保障の4つの柱」を混同させる出題に注意しましょう。公的扶助の代表は生活保護です。