介護予防の考え方として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- ①要介護状態になった人だけを対象にして、身体の機能の回復を図っていく
- ②心身の機能の改善だけを目的に、筋力の訓練を集中的に行っていく
- ③要介護状態になることを防ぎ、なっても悪化を防いで生きがいを支える
- ④病気を早く見つけるため、定期的な健康診断の受診をすすめていく
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介護予防とは、要介護状態になることをできる限り防ぐ(遅らせる)こと、要介護状態になってもその悪化をできる限り防ぎ、さらには軽くすることをめざす取り組みです。
厚生労働省は、心身機能の改善だけをめざすのではなく、日常生活の活動を高め、家庭や社会への参加を促し、一人ひとりの生きがいや自己実現を支えることが大切だとしています。介護保険法第4条も、国民が自ら要介護状態となることを予防するよう努めることを定めています。
他の選択肢が不適切な理由
「要介護状態になった人だけを対象にして、身体の機能の回復を図っていく」は、介護予防はまだ要介護状態になっていない高齢者も対象とし、機能の回復だけでなく生活や参加まで含めて考えるためです。
「心身の機能の改善だけを目的に、筋力の訓練を集中的に行っていく」は、心身機能だけに偏るのではなく、活動や参加にもバランスよく働きかけることが介護予防の考え方だからです。
「病気を早く見つけるため、定期的な健康診断の受診をすすめていく」は、病気の早期発見は健康管理として大切ですが、要介護状態の予防や悪化防止を中心とする介護予防の説明としては不十分だからです。
試験の罠
介護予防は「心身機能」「活動」「参加」にバランスよく働きかけるものです。筋力訓練など機能回復だけに偏った選択肢は誤りになりやすい点に注意しましょう。