いすに座って食事をするときの姿勢として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- ①背もたれに寄りかかって、顎を上げて飲み込みやすくしてもらう。
- ②テーブルを胸より高くし、食器がよく見えるようにしてもらう。
- ③足が床につかないときは、足を下へ垂らしたまま食べてもらう。
- ④いすに深く腰掛けて足の裏を床につけ、軽く顎を引いてもらう。
答えと解説を見る
安全に食べるための基本姿勢は、いすに深く腰掛け、足の裏を床にしっかりつけ、やや前かがみで軽く顎を引いた姿勢です。足の裏が床につくと体が安定し、飲み込むときに必要な力が入りやすくなります。
顎を軽く引くと、のどの入口が狭まって気管に食べ物が入りにくくなり、誤嚥(食べ物や飲み物が気管に入ること)の予防になります。食卓のメニューが見え、自分の手で食べられる姿勢は、食事を楽しむことにもつながります。
他の選択肢が不適切な理由
「背もたれに寄りかかって、顎を上げて飲み込みやすくしてもらう。」は、顎が上がるとのどが伸びて気管の入口が開き、食べ物が気管に入りやすくなるため不適切です。
「テーブルを胸より高くし、食器がよく見えるようにしてもらう。」は、テーブルが高すぎると腕を上げて食べることになり、顎が上がりやすく疲れやすいため不適切です。テーブルは肘を軽く曲げて腕を置ける高さが目安です。
「足が床につかないときは、足を下へ垂らしたまま食べてもらう。」は、足が浮いていると姿勢が不安定になり、前かがみの姿勢もとれないため不適切です。足台を置くなどして足の裏が床につくようにします。
試験の罠
食事の姿勢は「深く座る・足の裏を床に・やや前かがみ・顎を引く」の4点です。「顎を上げる」「後ろに寄りかかる」は誤嚥しやすい姿勢として誤答の定番です。