皮膚のはたらきについて、最も適切なものを1つ選びなさい。
- ①皮膚では日光を受けてビタミンCがつくられる
- ②汗を出して蒸発させることで体温を調節する
- ③皮膚のいちばん外側の表皮には血管が多い
- ④皮膚は加齢に伴って厚く丈夫になっていく
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皮膚には、体の内部を外からの刺激や細菌から守る保護作用、汗を出して蒸発するときに熱を奪う体温調節作用、痛みや温度を感じる感覚作用、皮脂や汗を出す分泌・排泄作用、日光を受けてビタミンDをつくる作用などがあります。
入浴や清拭で皮膚を清潔に保つことは、これらのはたらきを保ち、感染や皮膚トラブルを防ぐうえで大切です。
他の選択肢が不適切な理由
「皮膚では日光を受けてビタミンCがつくられる」は、日光(紫外線)を受けて皮膚でつくられるのはビタミンDです。ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、骨を丈夫に保つはたらきがあります。
「皮膚のいちばん外側の表皮には血管が多い」は、皮膚は表皮・真皮・皮下組織の3層からなり、表皮には血管がありません。血管が通っているのはその下の真皮です。
「皮膚は加齢に伴って厚く丈夫になっていく」は、皮膚は加齢に伴って薄くなり、水分や皮脂が減って乾燥しやすく、傷つきやすくなります。高齢者の皮膚は、こすらずやさしく洗うことが大切です。
試験の罠
皮膚でつくられるのは「ビタミンD」です。表皮に血管はなく、真皮に血管や汗腺・皮脂腺があるという構造も問われます。高齢者の皮膚は薄く乾燥しやすく、かゆみ(老人性皮膚掻痒症)が起こりやすい点も押さえましょう。