視覚障害のある人の生活支援として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- ①物の置き場所を決め、本人の了解なく動かさない
- ②部屋のドアは、通りやすいよう半開きにしておく
- ③話しかけるときは、名乗らずに肩を軽くたたく
- ④歩くときは、白杖を持つ手を引いて誘導する
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視覚障害のある人は、物の位置を記憶し、手で触れて確かめながら生活しています。物の置き場所をいつも同じに決めておくことで、自分で探して使うことができ、生活の自立につながります。
掃除や片付けで物を動かしたときは必ず元の位置に戻し、どうしても変える場合は本人に伝えて了解を得ます。家具の配置を変えるときも、本人と一緒に確かめながら行います。
他の選択肢が不適切な理由
「部屋のドアは、通りやすいよう半開きにしておく」は、ドアが半開きになっていると、開いているのか閉まっているのかが分からず、ドアの端に顔や体をぶつける危険があります。ドアは全開にするか、きちんと閉めておくかのどちらかにします。
「話しかけるときは、名乗らずに肩を軽くたたく」は、名乗らずに体に触れると、誰が話しかけてきたのか分からず、驚かせたり不安にさせたりします。話しかけるときは、正面から声をかけて名乗ります。
「歩くときは、白杖を持つ手を引いて誘導する」は、白杖は、足元の安全を確かめ、周囲に視覚障害があることを知らせる大切な道具です。誘導するときは、白杖を持たない側に立ち、介助者の肘の少し上を本人に持ってもらい、半歩前を歩きます。
試験の罠
視覚障害の生活支援は「物の位置を変えない」「ドアは半開きにしない」「声をかけて名乗る」「白杖を持つ手はふさがない」が基本です。誘導は介助者が半歩前で、本人に肘を持ってもらう形である点も問われます。