おなかの表面から胃に通じる小さな穴をつくり、そこに入れたチューブを通して、栄養剤を胃に直接注入する方法として、正しいものを1つ選びなさい。
- ①経鼻経管栄養
- ②胃ろう経管栄養
- ③腸ろう経管栄養
- ④中心静脈栄養
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胃ろう経管栄養は、内視鏡などを使っておなかの表面から胃に通じる穴(ろう孔)をつくり、そこに入れたチューブから栄養剤を胃に直接注入する方法です。口から十分に食べられない人や、飲み込みの障害で誤嚥の危険が高い人などに用いられます。
鼻からのチューブに比べて顔まわりの不快感が少なく、長期間の栄養管理に向いているとされます。ただし、口から食べる楽しみや機能を保つための支援も、医療職と相談しながら続けることが大切です。
他の選択肢が不適切な理由
「経鼻経管栄養」は、鼻からチューブを入れ、喉と食道を通して胃まで届け、栄養剤を注入する方法です。おなかに穴をつくる方法ではありません。
「腸ろう経管栄養」は、おなかの表面から腸(主に空腸)に通じる穴をつくり、そこから腸に直接栄養剤を注入する方法です。胃に注入するのは胃ろうです。
「中心静脈栄養」は、心臓に近い太い静脈にカテーテルを入れ、高カロリーの輸液を点滴で入れる方法で、消化管を使わない栄養法です。喀痰吸引等の経管栄養には含まれず、介護職員が行うことはできません。
試験の罠
介護職員等が行える経管栄養は「胃ろう」「腸ろう」「経鼻経管栄養」の3つです。中心静脈栄養は消化管を使わない静脈栄養で、喀痰吸引等には含まれない点を区別しましょう。