介護過程を展開する目的として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- ①介護職の経験や勘をもとにして、効率よく介護を進めるため
- ②根拠に基づく個別の介護を、チームで一貫して提供するため
- ③すべての利用者に、同じ手順の介護を同じように提供するため
- ④介護支援専門員が作成するケアプランの代わりにするため
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介護過程とは、利用者の望む生活の実現に向けて、情報を集めて分析し(アセスメント)、計画を立て、実施し、評価するという、筋道を立てて介護を行うための思考と実践の過程です。
介護過程を展開することで、「なぜこの介護を行うのか」という根拠が明確になり、利用者一人ひとりに合った個別の介護が可能になります。また、計画を共有することで、誰が担当しても同じ方針で一貫した介護をチームで提供できます。
他の選択肢が不適切な理由
「介護職の経験や勘をもとにして、効率よく介護を進めるため」は、介護過程は経験や勘に頼るのではなく、情報の分析に基づく根拠のある介護を行うためのものなので誤りです。
「すべての利用者に、同じ手順の介護を同じように提供するため」は、介護過程は利用者一人ひとりの状況や望みに合わせた個別の介護を行うためのものであり、画一的な介護とは正反対なので誤りです。
「介護支援専門員が作成するケアプランの代わりにするため」は誤りです。介護過程で作る介護計画は、ケアプラン(居宅サービス計画・施設サービス計画)の方針に沿って、介護福祉職が具体的な介護の方法を示すもので、ケアプランの代わりではありません。
試験の罠
介護過程の意義は「根拠のある介護」「個別ケア」「チームでの一貫した介護」の3つです。「経験や勘」「画一的」という言葉を含む選択肢は誤りと覚えましょう。