問11-6
三相誘導電動機のスターデルタ始動に関する記述のうち、適当なものはどれか。
- ①始動電流が、全電圧で直接始動する場合の約3倍に増えてしまう。
- ②始動電流を、全電圧で直接始動する場合の約3分の1に抑えられる。
- ③始動時のトルクが、全電圧で直接始動する場合より大きくなる。
- ④小容量の電動機に限って用いられ、大容量の電動機には使用できない。
答えと解説を見る
正解
②始動電流を、全電圧で直接始動する場合の約3分の1に抑えられる。
解説
スターデルタ始動は、始動時に電動機の巻線をスター(Y)結線にして各巻線にかかる電圧を下げ、回転が上がってからデルタ(Δ)結線に切り替えて運転する方法です。
スター結線では巻線にかかる電圧が1/√3になるため、始動電流も始動トルクも、全電圧で直接始動した場合の約3分の1になります。
始動時の大きな電流による電圧降下などを抑える目的で、比較的容量の大きい電動機に用いられます。
他の選択肢が誤りである理由
・スターデルタ始動は始動電流を小さくする方法で、約3倍に増えることはありません。
・始動トルクも約3分の1に小さくなるため、負荷の重い機械では始動できないことがあります。
・小容量の電動機は直入れ始動が一般的で、スターデルタ始動は比較的容量の大きい電動機に使われます。
覚え方のポイント
「スターデルタ=始動電流もトルクも約1/3」。電流が減る長所と、トルクも減る短所をセットで覚えます。
スターデルタ始動は、始動時に電動機の巻線をスター(Y)結線にして各巻線にかかる電圧を下げ、回転が上がってからデルタ(Δ)結線に切り替えて運転する方法です。
スター結線では巻線にかかる電圧が1/√3になるため、始動電流も始動トルクも、全電圧で直接始動した場合の約3分の1になります。
始動時の大きな電流による電圧降下などを抑える目的で、比較的容量の大きい電動機に用いられます。
他の選択肢が誤りである理由
・スターデルタ始動は始動電流を小さくする方法で、約3倍に増えることはありません。
・始動トルクも約3分の1に小さくなるため、負荷の重い機械では始動できないことがあります。
・小容量の電動機は直入れ始動が一般的で、スターデルタ始動は比較的容量の大きい電動機に使われます。
覚え方のポイント
「スターデルタ=始動電流もトルクも約1/3」。電流が減る長所と、トルクも減る短所をセットで覚えます。