2026年版・2-4

換気・排煙設備の一問一答

2級管工事施工管理技術検定(第一次検定)「空気調和・換気設備」から、換気・排煙設備に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

この分野の演習

全10問/解説つき・基本無料

アプリ形式で解く(全500問) 空気調和・換気設備の要点解説を読む
問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験の多くは四肢択一で、基礎的な能力の問題は四肢択二ですが、ここでは全て4択で出題しています(四肢択二は組合せの4択に組み替えています)。

問12-4
機械換気の方式に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • ①第1種機械換気は、給気と排気の両方に送風機を用いる。
  • ②第2種機械換気は、室内が正圧になるので清浄室に適する。
  • ③第3種機械換気は、室内が負圧になるので便所に適する。
  • ④第3種機械換気は、給気に送風機、排気に自然口を用いる。
答えと解説を見る
正解 ④第3種機械換気は、給気に送風機、排気に自然口を用いる。
解説
第3種機械換気は、排気に送風機(換気扇)を用い、給気は自然給気口から取り入れる方式です。室内が負圧(周囲より気圧が低い状態)になるため、においや湿気が他の室へ漏れ出しにくく、便所・浴室・厨房などに適しています。給気に送風機を用いるのは第2種機械換気です。

他の選択肢が正しい理由
・第1種機械換気は、給気と排気の両方に送風機を用いるので、換気量や室内の圧力を確実に制御できます。
・第2種機械換気は、給気に送風機を用い、室内が正圧になるため、外部から汚れた空気が入りにくく、手術室やクリーンルームに適します。
・第3種機械換気は、室内が負圧になり、汚染空気が周囲へ漏れにくくなります。

覚え方のポイント
「第2種=押し込む(正圧)=きれいに保つ部屋」「第3種=吸い出す(負圧)=汚れを出す部屋」。
問22-4
建築基準法上、居室に設ける換気のための窓その他の開口部の換気に有効な部分の面積は、原則として、その居室の床面積に対してどれ以上としなければならないか。
  • ①10分の1
  • ②20分の1
  • ③30分の1
  • ④50分の1
答えと解説を見る
正解 ②20分の1
解説
建築基準法では、居室には換気のための窓その他の開口部を設け、その換気に有効な部分の面積を、その居室の床面積の20分の1以上としなければならないと定めています(第28条第2項)。ただし、政令で定める技術的基準に従った換気設備を設けた場合は、この限りではありません。

他の選択肢が誤りである理由
・10分の1は、この規定の数値ではありません。
・30分の1は、この規定の数値ではありません。
・50分の1は、排煙のための開口部(自然排煙)で防煙区画部分の床面積に対して求められる数値で、換気の開口部の数値ではありません。

覚え方のポイント
「換気の窓=床面積の1/20以上」「自然排煙の開口=防煙区画の床面積の1/50以上」。数値を混同しないようにしましょう。
問32-4
建築基準法に基づくシックハウス対策の機械換気設備に関する記述として、適当なものはどれか。
  • ①住宅等の居室では、0.5回/h以上の換気回数を確保する。
  • ②住宅等の居室では、0.1回/h以上の換気回数でよい。
  • ③シックハウス対策の機械換気は、事務所には適用されない。
  • ④シックハウス対策の対象物質は、二酸化炭素だけに限られる。
答えと解説を見る
正解 ①住宅等の居室では、0.5回/h以上の換気回数を確保する。
解説
建築基準法では、ホルムアルデヒドによるシックハウス対策として、居室に機械換気設備を設けることなどを求めています。必要な有効換気量は、住宅等の居室では換気回数0.5回/h以上、その他の居室では0.3回/h以上に相当する量です(建築基準法施行令第20条の8)。

他の選択肢が誤りである理由
・住宅等の居室で必要な換気回数は0.5回/h以上で、0.1回/hでは足りません。
・事務所などの居室にも適用され、その他の居室として換気回数0.3回/h以上が求められます。
・建築基準法のシックハウス対策の対象物質は、ホルムアルデヒドとクロルピリホスです。二酸化炭素ではありません。

覚え方のポイント
「住宅等の居室0.5回/h・その他の居室0.3回/h」。24時間換気と呼ばれるのはこの換気設備です。
問42-4
建築基準法に基づく排煙設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • ①建築物を、床面積500m²以内ごとに防煙壁で区画しておく。
  • ②排煙口には、手で操作して開放する手動開放装置を設ける。
  • ③排煙口は、防煙区画の各部分から水平距離50m以下とする。
  • ④電源を必要とする排煙設備には、予備の電源を設けておく。
答えと解説を見る
正解 ③排煙口は、防煙区画の各部分から水平距離50m以下とする。
解説
建築基準法施行令では、排煙口は、防煙区画部分の各部分から排煙口の一に至る水平距離が30m以下となるように設けると定めています(第126条の3)。50m以下ではありません。

他の選択肢が正しい理由
・建築物は、床面積500m²以内ごとに防煙壁で区画します。
・排煙口には、手で操作して開くことのできる手動開放装置を設けます。
・電源を必要とする排煙設備には、停電時にも作動するよう予備電源を設けます。

覚え方のポイント
排煙設備の数値は「防煙区画500m²以内」「排煙口まで水平距離30m以下」「自然排煙の開口は床面積の1/50以上」「排煙機は120m³/min以上」。
問52-4
建築基準法に基づく排煙口の手動開放装置の手で操作する部分を壁に設ける場合の高さとして、適当なものはどれか。
  • ①床面から0.5m以上1.0m以下
  • ②床面から0.8m以上1.5m以下
  • ③床面から1.5m以上2.0m以下
  • ④床面から2.0m以上2.5m以下
答えと解説を見る
正解 ②床面から0.8m以上1.5m以下
解説
建築基準法施行令では、排煙口の手動開放装置のうち手で操作する部分は、壁に設ける場合は床面から80cm以上1.5m以下の高さの位置に、天井から吊り下げて設ける場合は床面からおおむね1.8mの高さの位置に設け、見やすい方法で使用方法を表示すると定めています(第126条の3)。

他の選択肢が誤りである理由
・0.5m以上1.0m以下は、規定の範囲ではありません。
・1.5m以上2.0m以下は、規定の範囲より高すぎます。
・2.0m以上2.5m以下は、手の届きにくい高さで、規定の範囲ではありません。

覚え方のポイント
「壁は床から0.8〜1.5m、天井吊りは床からおおむね1.8m」。いざというときに誰でも操作できる高さです。
問62-4
排煙機の能力に関する記述として、建築基準法上、適当なものはどれか。ただし、1つの防煙区画部分のみを受け持つ排煙機とする。
  • ①1分間に、防煙区画部分の床面積1m²につき0.5m³以上排出する。
  • ②1時間に、120m³以上の空気を排出する能力があればよい。
  • ③1分間に、60m³以上の空気を排出する能力があればよい。
  • ④1分間に120m³以上、かつ床面積1m²につき1m³以上排出する。
答えと解説を見る
正解 ④1分間に120m³以上、かつ床面積1m²につき1m³以上排出する。
解説
建築基準法施行令では、排煙機は、1つの排煙口の開放に伴い自動的に作動し、1分間に120m³以上で、かつ、防煙区画部分の床面積1m²につき1m³以上の空気を排出する能力を持つものと定めています(第126条の3)。2つ以上の防煙区画部分を受け持つ排煙機は、最も大きい防煙区画部分の床面積1m²につき2m³以上とします。

他の選択肢が誤りである理由
・床面積1m²につき0.5m³では、規定の能力(1m³)に足りません。
・「1時間に120m³」ではなく、「1分間に120m³以上」です。
・1分間に60m³では、最低限の能力(120m³)に足りません。

覚え方のポイント
「排煙機=毎分120m³以上かつ床面積1m²あたり毎分1m³以上(2区画以上なら最大区画の2倍)」。
問72-4
換気設備に関する記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①台所のレンジフードは、汚染物質を発生源の近くで捕集する。
  • ②便所の換気は、室内が正圧になる第2種機械換気が最適である。
  • ③給気口と排気口は、互いにできるだけ近づけて設ける。
  • ④換気扇の能力は、排気経路の長さや形状に影響されない。
答えと解説を見る
正解 ①台所のレンジフードは、汚染物質を発生源の近くで捕集する。
解説
台所のレンジフードは、調理によって発生する熱・水蒸気・煙・においを、室内に広がる前に発生源の真上で捕集して排出する設備です。汚染物質を局所的に排出するので、少ない換気量で効率よく換気できます。

他の選択肢が誤りである理由
・便所は、においを他の室へ漏らさないよう、室内が負圧になる第3種機械換気とするのが一般的です。
・給気口と排気口が近すぎると、入った空気がすぐに出てしまい(ショートサーキット)、室内全体が換気されません。
・排気経路が長かったり曲がりが多かったりすると抵抗が増え、換気扇の実際の風量は小さくなります。

覚え方のポイント
換気の基本は「汚れは発生源の近くで捕まえる」「給気と排気を離して室全体に空気を通す」。
問82-4
自然換気に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • ①温度差換気では、室内外の温度差が大きいほど換気量が増える。
  • ②温度差換気では、開口部の高さの差が大きいほど換気量が増える。
  • ③風力換気では、外部の風速が大きくなるほど換気量は小さくなる。
  • ④風力換気では、風上側と風下側の開口部の圧力差を利用する。
答えと解説を見る
正解 ③風力換気では、外部の風速が大きくなるほど換気量は小さくなる。
解説
風力換気は、風が建物に当たったときに生じる、風上側と風下側の圧力の差によって換気する方式です。風速が大きいほど圧力の差が大きくなるため、換気量は大きくなります。

他の選択肢が正しい理由
・温度差換気(重力換気)は、暖かい空気が軽くなって上昇する性質を利用するもので、室内外の温度差が大きいほど換気量が増えます。
・上下の開口部の高さの差が大きいほど、浮力による圧力の差が大きくなり、換気量が増えます。
・風力換気は、風上側と風下側の開口部の間の圧力差を利用します。

覚え方のポイント
自然換気の換気量は「温度差が大きい・高さの差が大きい・風が強い」ほど増えます。
問92-4
排煙設備の構成に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • ①排煙機を用いない自然排煙では、開口部を直接外気に接して設ける。
  • ②排煙機を設けた場合、排煙口の開放に連動して自動的に作動させる。
  • ③排煙口は、火災時以外の平常時も、常に開放しておく構造とする。
  • ④排煙風道が防煙壁を貫通する部分は、すき間を不燃材料で埋める。
答えと解説を見る
正解 ③排煙口は、火災時以外の平常時も、常に開放しておく構造とする。
解説
排煙口は、手動開放装置や煙感知器と連動する自動開放装置などで開放された場合を除き、ふだんは閉鎖状態を保つ構造とします(建築基準法施行令第126条の3)。常に開放しておくと、火災時以外にも空気の流れができたり、火災時に煙が広がったりするおそれがあるためです。

他の選択肢が正しい理由
・排煙機を用いない自然排煙では、排煙口を直接外気に接して設け、煙を外へ逃がします。
・排煙機は、1つの排煙口の開放に伴って自動的に作動するものとします。
・排煙風道が防煙壁を貫通する部分は、すき間をモルタルその他の不燃材料で埋めます。

覚え方のポイント
「排煙口はふだん閉じていて、火災のときに開く」。開いたら排煙機が自動で動く、という連動を押さえましょう。
問102-4
換気量に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • ①容積100m³で換気回数5回/hの室の換気量は500m³/hだ。
  • ②1時間の換気量を室の容積で割った値を、換気回数という。
  • ③在室者の人数が多い室ほど、必要な換気量は一般に大きくなる。
  • ④換気回数が同じなら、室の容積が大きいほど換気量は小さい。
答えと解説を見る
正解 ④換気回数が同じなら、室の容積が大きいほど換気量は小さい。
解説
換気量は「換気回数×室の容積」で求めます。換気回数が同じであれば、室の容積が大きいほど換気量は大きくなります。

他の選択肢が正しい理由
・100m³×5回/h=500m³/h となります。
・1時間あたりの換気量を室の容積で割った値が換気回数(回/h)です。
・人が多いほど二酸化炭素などの発生量が増えるため、必要な換気量は大きくなります。

覚え方のポイント
「換気量=換気回数×室の容積」。どの値が問われても、この式を変形すれば答えられます。

2級管工事施工管理技士 第一次検定の対策問題(全500問)に戻る

非公式の資格試験対策サイトです。一般財団法人全国建設研修センター及び国土交通省とは一切関係ありません。

※本ページでは、アクセス解析(Googleアナリティクス)と、広告の配信・成果の計測(A8.net)のためにCookie等を利用し、閲覧に関する情報をGoogle LLC・株式会社ファンコミュニケーションズへ送信しています。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。

※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

【PR】