2026年版・3-6

ガス設備の一問一答

2級管工事施工管理技術検定(第一次検定)「給排水衛生設備」から、ガス設備に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験の多くは四肢択一で、基礎的な能力の問題は四肢択二ですが、ここでは全て4択で出題しています(四肢択二は組合せの4択に組み替えています)。

問13-6
都市ガスと液化石油ガス(LPガス)に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • ①一般的な都市ガス(13A)は、空気より軽いガスである。
  • ②LPガスは、空気より重く、漏れると低い所にたまりやすい。
  • ③LPガス用のガス漏れ警報器は、天井の近くに設けておく。
  • ④都市ガスもLPガスも、漏れに気付くよう臭いが付けてある。
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正解 ③LPガス用のガス漏れ警報器は、天井の近くに設けておく。
解説
LPガスは空気より重いため、漏れると床面付近の低い所にたまります。そのため、LPガス用のガス漏れ警報器は、燃焼器の近くの床面に近い低い位置に設けます。天井の近くに設けるのは、空気より軽い都市ガス(13Aなど)用の警報器です。

他の選択肢が正しい理由
・13Aなどの一般的な都市ガスは、主成分がメタンで空気より軽く、漏れると天井付近にたまります。
・LPガスはプロパンやブタンが主成分で空気より重く、低い所にたまりやすいガスです。
・都市ガスもLPガスも、本来はほとんど無臭のため、漏れに気付けるように臭いが付けられています。

覚え方のポイント
「都市ガス(13A)=軽い=警報器は天井付近」「LPガス=重い=警報器は床付近」。
問23-6
ガス燃焼器具の給排気方式に関する記述として、適当なものはどれか。
  • ①密閉式(FF式)は、給気も排気も屋外との間で行う。
  • ②開放式は、燃焼用の空気を屋外から取り入れて燃焼する。
  • ③半密閉式は、燃焼排ガスを室内にそのまま放出する。
  • ④密閉式は、燃焼用の空気を室内から取り入れて燃焼する。
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正解 ①密閉式(FF式)は、給気も排気も屋外との間で行う。
解説
密閉式(FF式など)の燃焼器具は、燃焼用の空気を屋外から取り入れ、燃焼排ガスも屋外へ排出します。燃焼が室内の空気と完全に分離されているため、室内の空気を汚さず、最も安全性の高い方式です。

他の選択肢が誤りである理由
・開放式は、燃焼用の空気を室内から取り入れ、燃焼排ガスも室内に放出します。そのため換気が必要です。
・半密閉式は、燃焼用の空気を室内から取り入れ、燃焼排ガスを排気筒で屋外へ排出する方式です。
・密閉式は、燃焼用の空気を屋外から取り入れます。

覚え方のポイント
「開放式=吸うのも出すのも室内」「半密閉式=吸うのは室内・出すのは屋外」「密閉式=どちらも屋外」。
問33-6
LPガスの容器の設置に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • ①内容積20L以上の容器は、原則として屋外に置いておく。
  • ②容器は、常に温度を40℃以下に保つようにする。
  • ③容器には、転落や転倒などを防止する措置を講じる。
  • ④容器から1m以内の火気をさえぎる措置をすれば足りる。
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正解 ④容器から1m以内の火気をさえぎる措置をすれば足りる。
解説
液化石油ガス法施行規則第18条第1号では、内容積20L以上の充てん容器等について、容器を置く位置から2m以内にある火気をさえぎる措置を講じ、かつ、屋外に置くことを定めています。1mではありません。漏れたLPガスは空気より重く、床をはうように広がるため、火気との距離を十分にとる必要があるのです。

他の選択肢が正しい理由
・内容積20L以上の容器は、原則として屋外に置きます(屋外に置くことが著しく困難な場合の例外があります)。
・容器は常に温度40℃以下に保ちます。温度が上がると内部の圧力が上がって危険だからです。
・容器には、転落や転倒などによる衝撃やバルブの損傷を防止する措置を講じます(鎖で固定するなど)。

覚え方のポイント
LPガス容器は「20L以上は屋外」「40℃以下」「2m以内の火気をさえぎる」「転倒防止」。20・40・2の数字をセットで覚えましょう。
問43-6
ガスメーター(マイコンメーター)の機能に関する記述として、適当なものはどれか。
  • ①ガスの流量を測るだけで、ガスを遮断する機能は持たない。
  • ②大きな地震の揺れを感知すると、自動的にガスを遮断する。
  • ③ガスの圧力を上げて、燃焼器具へ安定して送るための装置だ。
  • ④ガス漏れを感知すると、ガスの流量を増やして知らせる。
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正解 ②大きな地震の揺れを感知すると、自動的にガスを遮断する。
解説
マイコンメーターは、ガスの使用量を計量するだけでなく、内蔵したマイコンでガスの流れを監視し、大きな地震(震度5相当以上)を感知したとき、異常に多くのガスが流れたとき、長時間ガスが流れ続けたときなどに、自動的にガスを遮断する安全装置を備えたガスメーターです。

他の選択肢が誤りである理由
・マイコンメーターは、異常時にガスを遮断する機能を持っています。
・ガスの圧力を調整するのは整圧器(ガバナ)などの役割です。
・ガス漏れなどの異常を感知したときは、ガスを遮断して安全を確保します。流量を増やすことはありません。

覚え方のポイント
マイコンメーターは「計量+安全装置」。地震・異常な大流量・長時間の使用で自動的に遮断します。
問53-6
ガス設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • ①ガス配管は、電線などとの間に安全な離隔をとって施工する。
  • ②ガス燃焼器具を使う室には、必要な換気を確保する。
  • ③不完全燃焼で発生する二酸化炭素は、ごく少量でも猛毒だ。
  • ④ガスの種類に合わない燃焼器具を使ってはならない。
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正解 ③不完全燃焼で発生する二酸化炭素は、ごく少量でも猛毒だ。
解説
不完全燃焼で発生し、ごく少量でも中毒を起こす危険な気体は一酸化炭素です。二酸化炭素は完全燃焼でも発生する気体で、一酸化炭素のような強い毒性はありません。ガス燃焼器具を使う室では、一酸化炭素中毒を防ぐため、十分な換気が必要です。

他の選択肢が正しい理由
・ガス配管は、電気の配線や他の設備との間に安全な離隔をとって施工します。
・開放式のガス燃焼器具を使う室では、燃焼に必要な空気を取り入れ、燃焼ガスを排出するための換気が必要です。
・ガスの種類(13A・LPガスなど)に合わない器具を使うと、不完全燃焼などの危険があります。

覚え方のポイント
「不完全燃焼=一酸化炭素(CO)=猛毒」。COとCO₂の違いは、環境工学でもガス設備でも繰り返し問われます。
問63-6
ガスの性質と用語に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • ①13Aの「13」は、ガスの発熱量などで区分したグループを表す。
  • ②LPガスは、液化して容器に詰めて供給されることが多い。
  • ③都市ガスは、一般に導管によって需要家へ供給される。
  • ④LPガスは、空気より軽いので漏れると天井付近にたまる。
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正解 ④LPガスは、空気より軽いので漏れると天井付近にたまる。
解説
LPガス(液化石油ガス)は、プロパンやブタンが主成分で、空気の約1.5〜2倍の重さがあります。漏れると空気より重いため、床面付近や低い所にたまります。天井付近にたまるのは、空気より軽い都市ガス(13Aなど)です。

他の選択肢が正しい理由
・都市ガスは、発熱量や燃焼速度などによって13A・12Aなどのグループに区分されており、数字はそのグループを表しています。
・LPガスは、圧力をかけると液化しやすく、容器(ボンベ)に詰めて供給されることが多いガスです。
・都市ガスは、ガス会社の導管(配管)を通して需要家へ供給されます。

覚え方のポイント
「LPガス=重い・容器で供給」「都市ガス(13A)=軽い・導管で供給」。
問73-6
ガス燃焼器具の排気筒に関する記述として、適当なものはどれか。
  • ①排気筒の先端は、風の影響を受けにくい位置に設けておく。
  • ②自然排気の排気筒は、横引き部分をできるだけ長くとる。
  • ③排気筒の断面積は、器具の排気口の断面積より小さくする。
  • ④排気筒は、器具から出てすぐ横引きにし、立上りを設けない。
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正解 ①排気筒の先端は、風の影響を受けにくい位置に設けておく。
解説
半密閉式の燃焼器具の排気筒は、燃焼排ガスを屋外へ排出するための筒です。先端が強い風の影響を受けると、排ガスが押し戻されて室内へ逆流するおそれがあるため、風の影響を受けにくい位置に設け、排気筒トップを取り付けます。建築基準法施行令第20条の3でも、火を使用する室の排気筒の頂部は、外気の流れによって排気が妨げられない構造とすることが定められています。

他の選択肢が誤りである理由
・自然排気の排気筒は、温められた排ガスが上昇する力(ドラフト)で排気します。横引き部分が長いと抵抗が増えて排気が滞るため、横引きはできるだけ短くします。
・排気筒の断面積を器具の排気口より小さくすると、排ガスが流れにくくなり、逆流や不完全燃焼の原因になります。排気口の断面積以上とします。
・立上り部分がないと上昇する力が得られず、排気が滞ります。器具から出たらまず立ち上げてから横引きにします。

覚え方のポイント
自然排気の排気筒は「まず立ち上げる・横引きは短く・細くしない・頂部は風の影響を受けにくく・不燃材料で」。排ガスを確実に屋外へ出すことが目的です。
問83-6
ガス漏れ警報器に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • ①空気より軽いガス用の警報器は、天井の近くに設ける。
  • ②空気より重いガス用の警報器は、床面の近くに設ける。
  • ③警報器は、燃焼器具からなるべく遠くの場所に設ける。
  • ④警報器は、換気口の近くなど空気の流れの強い所を避ける。
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正解 ③警報器は、燃焼器具からなるべく遠くの場所に設ける。
解説
ガス漏れ警報器は、ガスが漏れたときに早く検知できるよう、燃焼器具の近くの、ガスがたまりやすい位置に設けます。燃焼器具からできるだけ遠い場所に設けると、ガスが漏れても検知が遅れてしまいます。

他の選択肢が正しい理由
・都市ガス(13Aなど)のように空気より軽いガスは天井付近にたまるので、警報器は天井の近くに設けます。
・LPガスのように空気より重いガスは床付近にたまるので、警報器は床面の近くに設けます。
・換気口の近くなど空気の流れが強い所では、ガスが薄まって検知しにくいため避けます。

覚え方のポイント
警報器は「燃焼器具の近く」「ガスがたまる高さ(軽い→天井、重い→床)」「風の強い所は避ける」。
問93-6
ガス配管の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • ①配管は、建物の揺れなどによる変位を考慮して施工する。
  • ②施工後は、ガス漏れがないことを試験で確認する。
  • ③配管は、腐食のおそれのある場所では防食の措置をする。
  • ④配管の接続部は、漏れを確認せずに使用を開始してよい。
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正解 ④配管の接続部は、漏れを確認せずに使用を開始してよい。
解説
ガス配管は、ガスが漏れると火災や爆発、中毒の危険があるため、施工後は必ず気密試験などを行って漏れがないことを確認してから、使用を開始します。接続部の漏れを確認しないまま使用を開始することは、非常に危険です。

他の選択肢が正しい理由
・地震などで建物が揺れたときに配管が損傷しないよう、変位を吸収できる施工をします。
・施工後の試験で漏れのないことを確認します。
・土中や湿気の多い場所など、腐食のおそれのある場所では、被覆などの防食の措置をします。

覚え方のポイント
ガス配管は「漏らさない(試験で確認)」「壊さない(変位の吸収)」「錆びさせない(防食)」の3つが基本です。
問103-6
ガス燃焼器具を使用する室の換気に関する記述として、適当なものはどれか。
  • ①開放式の燃焼器具は、排ガスを排気筒で屋外へ出す方式である。
  • ②換気が不足すると、開放式の器具は不完全燃焼を起こしうる。
  • ③密閉式の器具は、室内の空気で燃焼するため換気を多く要する。
  • ④換気扇の運転中は、給気口を閉じたほうが換気量が増える。
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正解 ②換気が不足すると、開放式の器具は不完全燃焼を起こしうる。
解説
開放式の燃焼器具は、室内の空気を使って燃焼し、燃焼ガスも室内に出します。換気が不十分だと、室内の酸素が減って不完全燃焼を起こし、猛毒の一酸化炭素が発生するおそれがあります。そのため、建築基準法施行令第20条の3でも、火を使用する設備や器具を設けた室には換気設備を設けることが定められています。

他の選択肢が誤りである理由
・排ガスを排気筒で屋外へ出すのは半密閉式です。開放式は、排ガスを室内にそのまま出します。
・密閉式の器具は、燃焼用の空気を屋外から取り入れ、排ガスも屋外へ出すので、室内の空気を燃焼に使いません。
・換気扇で排気しても、給気口を閉じると空気の入口がなくなるため、換気量はかえって減ります。排気と給気の両方がそろって換気が成り立ちます。

覚え方のポイント
「換気不足→酸素不足→不完全燃焼→一酸化炭素」。開放式は室内の空気を使うので換気が欠かせず、換気には排気と給気口の両方が必要です。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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