2026年版・5-7

配管の接合の一問一答

2級管工事施工管理技術検定(第一次検定)「施工管理法(知識)」から、配管の接合に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験の多くは四肢択一で、基礎的な能力の問題は四肢択二ですが、ここでは全て4択で出題しています(四肢択二は組合せの4択に組み替えています)。

問15-7
塩ビライニング鋼管の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • ①ねじ接合には、管端防食管継手と防食用のシール剤を用いる。
  • ②管を切断したあとは、管の内面の面取りを適正に行う。
  • ③管の切断には、切断の速いパイプカッターを用いるのがよい。
  • ④ねじ込む前に、ねじゲージでねじが適正か確かめる。
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正解 ③管の切断には、切断の速いパイプカッターを用いるのがよい。
解説
公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)では、塩ビライニング鋼管などは帯のこ盤やねじ切機搭載形自動丸のこ機などで切断し、パイプカッターによる切断は禁止しています。パイプカッターは刃を押し付けて切るため、管端が内側へ絞られてライニング(内面の塩ビ層)を傷めたり、はがしたりするおそれがあるからです。

他の選択肢が正しい理由
・切断後は、適正な内面の面取りを行います。
・ねじ接合では、管の端部のさびを防ぐ管端防食管継手を使い、ねじ接合材は防食用ペーストシール剤とします。
・ねじ込む前に、JISの管用テーパねじが適正に切られていることを、ねじゲージで確かめます。

覚え方のポイント
ライニング鋼管は「のこ盤で切る(パイプカッター禁止)」「面取り」「管端防食管継手」「防食用シール剤」。すべて内面の樹脂を守るための決まりです。
問25-7
鋼管のねじ接合に関する記述として、適当なものはどれか。
  • ①水配管のねじ接合は、管の呼び径にかかわらず用いてよい。
  • ②ねじ接合材は、めねじ側の継手の内面に多めに塗布する。
  • ③継手を接続した後のねじ部の鉄面は、塗装せずに残しておく。
  • ④ねじ接合材は、おねじ部のみに適量を塗布してねじ込む。
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正解 ④ねじ接合材は、おねじ部のみに適量を塗布してねじ込む。
解説
公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)では、ねじ山や管内部に付いた切削油・水分・ほこりなどを十分に除去したあと、ねじ接合材(ペーストシール剤)をおねじ部のみに適量塗布してねじ込むこととしています。めねじ側に塗ると、ねじ込んだときに余分な接合材が管の内側へ押し出されてしまいます。

他の選択肢が誤りである理由
・接合材はおねじ部のみに塗ります。めねじ側に多めに塗ると、管内に接合材がはみ出します。
・継手を接続した後のねじ部の鉄面には、さび止めペイントを2回塗ります。
・排水・通気管を除く水配管でねじ接合を用いるのは、呼び径100以下に限られます。

覚え方のポイント
ねじ接合は「おねじ部のみに塗る」「接続後の鉄面はさび止め2回」「水配管は呼び径100以下」。
問35-7
鋼管の接合方法に関する記述として、公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)上、適当なものはどれか。
  • ①油管は、原則としてねじ接合とし、溶接接合は用いない。
  • ②蒸気給気管は、原則としてフランジ接合又は溶接接合とする。
  • ③高温水管は、原則としてねじ接合で施工するものとする。
  • ④排水管と通気管は、原則として溶接接合で施工するものとする。
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正解 ②蒸気給気管は、原則としてフランジ接合又は溶接接合とする。
解説
公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)では、蒸気給気管と蒸気還管はフランジ接合又は溶接接合とし、呼び径50以下の低圧(0.1MPa未満)のものに限りねじ接合としてもよいとしています。高い温度・圧力になる管では、ねじ部からの漏れを避けるためです。

他の選択肢が誤りである理由
・油管は、原則として溶接接合とします。
・高温水管も、原則として溶接接合とします。
・排水管(ポンプアップ排水管を除く)と通気管は、ねじ接合又は排水鋼管用可とう継手(MDジョイント)とします。

覚え方のポイント
「油・高温水は溶接」「蒸気はフランジか溶接(小径の低圧はねじ可)」「排水・通気はねじかMDジョイント」。
問45-7
給水用の銅管を差込接合する場合に、公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)で、呼び径40以上の管の接合に流し込むとされているものはどれか。
  • ①はんだ(軟ろう)
  • ②ろう(硬ろう)
  • ③接着剤
  • ④ペーストシール剤
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正解 ②ろう(硬ろう)
解説
公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)では、銅管の差込接合は、管の外面と継手の内面を十分に清掃してから管を継手に正しく差し込み、適温に加熱して、呼び径32以下ははんだ(軟ろう)又はろう(硬ろう)を、呼び径40以上はろう(硬ろう)を流し込むこととしています。太い管ほど強度が必要になるため、硬ろうを用います。

他の選択肢が誤りである理由
・はんだ(軟ろう)を使えるのは、呼び径32以下の管です。
・接着剤で接合するのは、塩ビ管の接着接合です。
・ペーストシール剤は、鋼管のねじ接合に使うものです。

覚え方のポイント
銅管の差込接合は「32以下は軟ろう又は硬ろう、40以上は硬ろう」。取外しが必要な箇所は「32以下はユニオン、40以上はフランジ」です。
問55-7
硬質ポリ塩化ビニル管(塩ビ管)の接着接合に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • ①差し込んだあとは、標線の位置まで入れてそのまま保持する。
  • ②差口の外面には、標準差込み長さの位置に標線を付ける。
  • ③接着剤は、受口の内面だけに厚く塗布してから差し込む。
  • ④はみ出した接着剤はふき取り、管内の溶剤の蒸気を排除する。
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正解 ③接着剤は、受口の内面だけに厚く塗布してから差し込む。
解説
公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)では、塩ビ管の接着接合は、受口の内面と差口の外面の両方に専用の接着剤を薄く均一に塗布し、速やかに差し込むこととしています。片側だけに厚く塗ると接着が不十分になったり、余分な接着剤が管内にたまったりします。

他の選択肢が正しい理由
・受口内面と差口外面の油分などを取り除き、差口外面の標準差込み長さの位置に標線を付けます。
・標線の位置まで差し込んだら、そのまま保持します(呼び径50以下は30秒以上、65以上は60秒以上)。差し込んだ直後は管が抜け戻ろうとするためです。
・はみ出した接着剤はふき取り、換気などで管内に充満する溶剤の蒸気を排除します。

覚え方のポイント
接着接合は「面取り→清掃→標線→両面に薄く均一に塗る→標線まで差し込んで保持→はみ出しを拭く→溶剤蒸気を出す」。
問65-7
ステンレス鋼管の施工に関する記述として、公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)上、適当なものはどれか。
  • ①ステンレス鋼管のフランジのガスケットは、ゴムだけのものを用いる。
  • ②溶接作業は、原則として現場で手動の溶接により行うものとする。
  • ③呼び径25Su以下の管を現場で曲げるときは、曲げ半径を管径の2倍とする。
  • ④溶接接合は、管内にアルゴンガスを充満させてTIG溶接で行う。
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正解 ④溶接接合は、管内にアルゴンガスを充満させてTIG溶接で行う。
解説
公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)では、ステンレス鋼管の溶接接合は、管内にアルゴンガスを充満させてからTIG溶接により行うこととしています(オーステナイト系ステンレス鋼では窒素ガスでもよい)。管の内側が空気にふれたまま溶接すると、酸化して耐食性が落ちるためです。

他の選択肢が誤りである理由
・溶接作業は原則として工場で行い、現場で溶接する場合は自動溶接とします。やむを得ず手動溶接を行うときは、監督職員の立会いを受けます。
・呼び径25Su以下の管は現場で専用工具を用いて曲げられますが、曲げ半径は管径の4倍以上とします。
・フランジのガスケットは、ジョイントシートを四ふっ化エチレン樹脂(PTFE)ではさみ込んだものとします。

覚え方のポイント
ステンレス鋼管は「溶接はアルゴン充満のTIG・原則工場」「曲げ半径は管径の4倍以上」「ガスケットはPTFEではさんだもの」。
問75-7
ポリエチレン管の電気融着接合に関する記述として、公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)上、適当なものはどれか。
  • ①接続部の外表面は、専用のスクレーパーで切削してから接合する。
  • ②接続部の外表面は、やすりやサンドペーパーで削ってから接合する。
  • ③管は、継手受口の途中まで差し込めば、奥まで入れなくてよい。
  • ④管の切断には、金属管と同じ金切りのこを用いるのが原則だ。
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正解 ①接続部の外表面は、専用のスクレーパーで切削してから接合する。
解説
公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)では、ポリエチレン管の電気融着接合は、管の接続部分の外表面を専用のスクレーパーで切削し、管を継手受口の奥まで確実に挿入して、継手受口端部にマーキングしてから行うこととしています。表面の酸化した層を取り除かないと、確実に融着しません。

他の選択肢が誤りである理由
・やすりやサンドペーパーで外表面を切削してはならないとされています。均一に削れず、削りかすも残るためです。
・管は継手受口の奥まで確実に挿入します。途中までだと融着が不完全になります。
・管の切断には、樹脂管専用のカッターを用います。

覚え方のポイント
電気融着接合は「樹脂管専用カッターで切る」「専用スクレーパーで表面を削る(やすり不可)」「奥まで挿入してマーキング」。
問85-7
鋼管のフランジ接合に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • ①ボルトは、片側から順に1本ずつ力いっぱい締め付けていく。
  • ②接合には、適正な材質と厚さのガスケットを介して締め付ける。
  • ③蒸気管のガスケット面には、黒鉛を混ぜた植物性油を薄く塗る。
  • ④油管の場合のガスケットには、耐油性のものを用いる。
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正解 ①ボルトは、片側から順に1本ずつ力いっぱい締め付けていく。
解説
公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)では、フランジ接合は、適正な材質と厚さのガスケットを介し、ボルトとナットを均等に片寄りなく締め付けることとしています。片側から1本ずつ強く締めると、フランジが傾いてガスケットに均一に力がかからず、漏れの原因になります。一般に、対角線の順に少しずつ締めていきます。

他の選択肢が正しい理由
・接合には、流体に合った適正な材質と厚さのガスケットを使います。
・蒸気管の場合は、ガスケット面に植物性油に黒鉛を混ぜたものを薄く塗布します。
・油管の場合のガスケットは、耐油性のものとします。

覚え方のポイント
フランジ接合は「ガスケットを介す」「均等に片寄りなく締める(対角線の順に)」。
問95-7
排水・通気用の鋼管の接合に関する記述として、公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)上、適当なものはどれか。
  • ①排水用ねじ込み式鋳鉄製継手は、管端とリセスの間にわずかな隙間を残してねじ込む。
  • ②排水用ねじ込み式鋳鉄製継手は、管端をリセスに強く突き当ててすき間なくねじ込む。
  • ③排水鋼管用可とう継手(MDジョイント)は、ボルトを締めずに差し込むだけで接合する。
  • ④ポンプアップ排水管を除く排水管と通気管は、原則として溶接接合で施工するものとする。
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正解 ①排水用ねじ込み式鋳鉄製継手は、管端とリセスの間にわずかな隙間を残してねじ込む。
解説
公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)では、排水用ねじ込み式鋳鉄製管継手との接合は、管のテーパおねじ部を、管端面と継手のリセス(段差部)との間にわずかな隙間ができる程度に正確にねじを切り、緊密にねじ込むこととしています。管端と継手の内面がなめらかにつながり、排水の流れを妨げないようにするためです。

他の選択肢が誤りである理由
・管端をリセスに強く突き当てるのではなく、わずかな隙間ができる程度にします。
・MDジョイントは、部品を挿入した管端を継手本体にはめ込み、ボルトとナットを周囲均等に適正なトルクで締め付けます。
・ポンプアップ排水管を除く排水管と通気管は、ねじ接合又はMDジョイントとします。

覚え方のポイント
排水の接合は「流れを妨げない」が基本。ねじ込み式鋳鉄製継手は「リセスとの間にわずかな隙間」、MDジョイントは「均等に締め付け」。
問105-7
配管の切断と接合の準備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • ①ねじを切ったあとは、ねじゲージによる確認は省略してもよい。
  • ②管は、管軸心に対して直角に切断し、切り口を平滑に仕上げる。
  • ③接合の前に、切りくずやごみを除き、管内に異物がないか確かめる。
  • ④配管の施工を休止するときは、管内に異物が入らないよう養生する。
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正解 ①ねじを切ったあとは、ねじゲージによる確認は省略してもよい。
解説
公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)では、ねじ加工機は自動定寸装置付きとし、ねじ加工に際してはねじゲージを使用して、JISの管用テーパねじが適正に加工されているか確認することとしています。ねじが深すぎたり浅すぎたりすると、漏れや継手の損傷の原因になるため、確認を省略してはいけません。

他の選択肢が正しい理由
・管は、断面が変形しないよう管軸心に対して直角に切断し、切り口は平滑に仕上げます。
・接合する前に、切りくずやごみなどを十分除去し、管の内部に異物のないことを確かめます。
・配管の施工を一時休止する場合などは、管内に異物が入らないように養生します。

覚え方のポイント
接合の準備は「直角に切る」「平滑に仕上げる」「ねじゲージで確認」「異物を除く」「休止中は養生」。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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