国内旅行業務取扱管理者とは?
合格に必要な全知識
国内旅行業務取扱管理者は、旅行業法に基づく国家資格です。旅行会社の営業所ごとに選任が義務付けられている「旅行業務取扱管理者」になるための資格で、国内旅行だけを扱う営業所の管理者になることができます。
受験資格に制限はなく、学生から社会人まで誰でも受験でき、一度合格すれば資格に有効期限はありません。ここでは、試験の全体像と、合格するための要点を整理します。
1. 試験の形式
- ■ 受験方式:
全国の試験会場で、コンピュータを使うCBT方式により受験します。試験は観光庁長官が行い、試験事務は一般社団法人全国旅行業協会が代行しています。 - ■ 試験科目と配点:
「旅行業法及びこれに基づく命令」「旅行業約款、運送約款及び宿泊約款」「国内旅行実務」の3科目で、各科目100点満点です。全科目を受験する場合の試験時間は120分です。 - ■ 出題形式:
選択肢から「1つ選ぶ」問題と、該当するものを「全て選ぶ」問題があります。本試験は、選択肢から「1つ選ぶ」問題と、該当するものを「全て選ぶ」問題で出題されますが、本サイトは全ての問題を四肢択一(正解が1つ)で収録しています。「全て選ぶ」問題は、記述a〜dから「正しいものを全て選んだもの」や「正しいものの組合せ」を選ぶ形(約1割)にしています。運賃・料金の計算問題は、本試験と同じく計算に必要な運賃・料金の額を問題文の中に示しています。 - ■ 合格基準:
各科目とも満点の60%以上(60点以上)が合格点とされています。合計点ではなく科目ごとに基準を満たす必要があります。 - ■ 科目の免除:
国内旅行業務取扱管理者研修の修了者や、前年度の試験で「国内旅行実務」が合格点に達した人、地域限定旅行業務取扱管理者試験の合格者は、所定の手続により一部の科目が免除されます。
最新の日程・申込方法・受験料は、必ず一般社団法人全国旅行業協会の公式サイトでご確認ください。
2. 3つの試験科目と本サイトのカテゴリー
試験科目(旅行業法施行規則第12条)
- 旅行業法及びこれに基づく命令
- 旅行業約款、運送約款及び宿泊約款
- 国内旅行実務(運送機関・宿泊施設の利用料金などの料金と、旅行業務の取扱いに関する実務処理)
本サイトのカテゴリーとの対応
「旅行業法及びこれに基づく命令」が法令、「標準旅行業約款」と「運送約款・宿泊約款」が約款、「JRの運賃・料金」「航空・貸切バス・フェリー・宿泊の料金計算」「国内観光資源」が国内旅行実務に対応します。「最初に覚える土台知識」(40問)は、3科目に共通する基本用語を最初に押さえるための初心者向けカテゴリーです。
3. 必要な学習時間と合格への3つのポイント
初学者が合格に必要な学習時間は、約100〜200時間(1日1時間の学習で約3〜6か月)が一つの目安です。これは当サイトの整理による目安であり、実施団体が公表している数値ではありません。旅行業界で働いている方は、実務と結びつけて覚えられるため、短い時間で済むこともあります。
合格に近づくための最重要ポイントは以下の3点です。
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法令と約款は「数字」と「主語」で得点する:
「30日以内」「5年」「60%」「20日目」のような数字と、「観光庁長官か知事か」「旅行業者か代理業者か」のような主語の入れ替えが、ひっかけの中心です。解説の「覚え方のポイント」を使って、似た数字を並べて覚えましょう。 -
国内旅行実務は「計算の手順」を体で覚える:
JRの運賃・料金、貸切バス、フェリー、宿泊の計算は、手順さえ決まれば確実に得点できます。運賃表は問題文に示されるので、端数処理・有効期間・シーズン区分などのルールを、計算問題を繰り返し解いて身につけましょう。 -
観光資源は「場所」と「組合せ」で覚える:
観光地・温泉・郷土料理・祭り・世界遺産は、「どの都道府県か」「何とセットで有名か」で出題されます。紛らわしい組合せ(馬籠宿と妻籠宿、白川郷と五箇山など)を、間違えた問題の復習機能で重点的に固めましょう。
スキマ時間を活用して、
一発合格をつかみ取りましょう!