社会福祉士とは?
合格に必要な全知識
社会福祉士は、社会福祉士及び介護福祉士法に基づく国家資格です。身体上・精神上の障害や環境上の理由で日常生活に支障がある人の福祉に関する相談に応じ、助言・指導や、福祉・保健医療サービスの関係者との連絡・調整などの援助を行う専門職です。
「社会福祉士」を名乗れるのは登録を受けた人だけ(名称独占)で、地域包括支援センター、病院、社会福祉協議会、行政機関、福祉施設など、幅広い場で活躍しています。
ここでは、試験の全体像と、合格するための要点を整理します。
1. 受験資格と試験の形式
受験資格を得るルートは複数あります。福祉系の大学等で指定科目を修めて卒業する、一般の大学等を卒業した後に一般養成施設で学ぶ、相談援助の実務経験を積んだあとに養成施設で学ぶ、などです。ご自身がどのルートに当たるかは、社会福祉振興・試験センターの「受験資格(資格取得ルート図)」で必ずご確認ください。
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■ 筆記試験:
試験は年1回、筆記の方法で行われます。最新の日程・申込方法・受験料は、必ず社会福祉振興・試験センターの公式サイトでご確認ください。 -
■ 精神保健福祉士の方の科目免除:
精神保健福祉士の方は、申請により一部の科目(共通科目)が免除され、専門科目の45問(45点満点)で判定されます。
2. 出題数・配点と合格ライン
出題数は129問(1問1点・129点満点)、試験時間は合計225分です。出題形式は五肢択一を基本とする多肢選択形式で、5つの選択肢から2つを選ぶ問題(五肢択二)も含まれます。
合格基準は、総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上を取った上で、6つの科目群全てで得点していることです。補正によって合格点は回ごとに変わり、第38回は129点中50点以上でした。
特に注意したいのは2つ目の条件です。総得点が合格点を超えていても、1つの科目群が0点なら不合格になります。苦手な科目を丸ごと捨てる作戦は通用しません。
6つの科目群(合格判定の単位)
- 科目群①: 医学概論、心理学と心理的支援、社会学と社会システム
- 科目群②: 社会福祉の原理と政策、社会保障、権利擁護を支える法制度
- 科目群③: 地域福祉と包括的支援体制、障害者福祉、刑事司法と福祉
- 科目群④: ソーシャルワークの基盤と専門職、ソーシャルワークの理論と方法、社会福祉調査の基礎
- 科目群⑤: 高齢者福祉、児童・家庭福祉、貧困に対する支援、保健医療と福祉
- 科目群⑥: ソーシャルワークの基盤と専門職(専門)、ソーシャルワークの理論と方法(専門)、福祉サービスの組織と経営
本サイトのカテゴリーとの対応
本サイトの6つのカテゴリー(01〜06)は、この科目群①〜⑥にそのまま対応しています。「最初に覚える土台知識」(60問)は、どの科目群にも共通する基本を最初に押さえるための初心者向けカテゴリーです。
3. 必要な学習時間と合格への3つのポイント
初学者が合格に必要な学習時間は、約300時間前後(1日2時間の学習で約5か月)が一つの目安です。これは当サイトの整理による目安であり、試験実施機関が公表している数値ではありません。福祉系の大学等で指定科目を学んできた方や、相談援助の実務経験がある方は、これより短くて済むこともあります。
合格を確実にするための最重要ポイントは以下の3点です。
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0点の科目群を作らない:
19科目と範囲が広いため、苦手な科目を後回しにしがちです。しかし1つの科目群が0点なら、ほかでいくら得点しても不合格です。当サイトのカテゴリーは科目群と1対1で対応しているので、学習進捗状況のカテゴリー別の正答率を見て、低いところから手当てしてください。 -
事例問題は「原則」で解く:
事例問題は長文ですが、問われているのは本人の意思の尊重、援助の段階、専門職の役割といった原則です。当サイトの事例問題には、事例のどこに着目すべきかを示す解説を付けています。 -
制度は「比べて」覚える:
介護保険・障害者総合支援法・生活保護・生活困窮者自立支援制度などは、実施主体・対象・費用負担・手続きを横に並べて比べると覚えやすく、主体や年齢を入れ替えたひっかけの選択肢にも強くなります。当サイトの760問を繰り返し解き、間違えた問題の復習機能で弱点を潰していきましょう。
通勤・通学のスキマ時間を活用して、
一発合格をつかみ取りましょう!