2026年版・2-6

LAN・ネットワーク機器・構内配線の一問一答

1級電気通信工事施工管理技士(第一次検定)「電気通信設備(有線・光・ネットワーク)」から、LAN・ネットワーク機器・構内配線に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験と同じく4択で出題しています。

問12-6

レイヤ2スイッチの動作に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①受信したパケットの宛先IPアドレスで経路表を参照し、異なるネットワークへ中継する。
  • ②受信した電気信号を増幅・整形し、他のポートにそのまま送り出す装置である。
  • ③送信元MACアドレスを学習し、宛先MACアドレスに対応するポートだけに転送する。
  • ④宛先が未学習のフレームは、MACアドレステーブルに登録されるまで破棄する。
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正解 ③送信元MACアドレスを学習し、宛先MACアドレスに対応するポートだけに転送する。
解説
レイヤ2スイッチは、受信したフレームの送信元MACアドレスとポートの対応をMACアドレステーブルに学習し、宛先MACアドレスを見て、該当するポートだけにフレームを転送します。

他の選択肢について
・宛先IPアドレスで異なるネットワークへ中継:ルータやレイヤ3スイッチの説明です。
・増幅して他のポートにそのまま送る:リピータハブの説明です。
・未学習のフレームを破棄:宛先が学習されていないフレームは破棄せず、受信したポート以外のすべてのポートに送ります(フラッディング)。宛先の機器が応答すると、そのMACアドレスが学習されます。

覚え方のポイント
「L2スイッチ=MACで転送(学習・フラッディング)」「ルータ=IPで中継」。
問22-6

VLAN(仮想LAN)に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①複数の物理リンクを束ねて1本の論理リンクとし、帯域を広げて冗長性を高める。
  • ②スイッチ間のループを検出し、一部のポートを止めてブロードキャストストームを防ぐ。
  • ③離れた拠点間を、インターネット上の暗号化された仮想的な専用線で結ぶ。
  • ④配線に関係なく、論理的にネットワークを分割してブロードキャストの範囲を限る。
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正解 ④配線に関係なく、論理的にネットワークを分割してブロードキャストの範囲を限る。
解説
VLANは、スイッチの設定によって、物理的な配線や機器の配置に関係なく、論理的にネットワーク(ブロードキャストドメイン)を分割する技術です。部署ごとにネットワークを分けるなどの使い方をします。スイッチ間でVLANを識別するには、IEEE 802.1Q のタグを付けます。

他の選択肢について
・物理リンクを束ねる:リンクアグリゲーションの説明です。
・ループを防ぐ:スパニングツリープロトコルの説明です。
・暗号化された仮想的な専用線:VPNの説明です。

覚え方のポイント
「VLAN=論理的に分ける」「リンクアグリゲーション=束ねる」「STP=ループを防ぐ」「VPN=仮想専用線」。
問32-6

PoE(Power over Ethernet)に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①LANケーブルを使って、データと同時に電力を端末へ供給する技術である。
  • ②光ファイバケーブルを使って、データと同時に電力を端末へ供給する技術である。
  • ③電力線を使ってデータ通信を行う技術で、LANケーブルは使わない。
  • ④LANケーブルで電力だけを供給し、データは無線で送ることが前提の技術である。
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正解 ①LANケーブルを使って、データと同時に電力を端末へ供給する技術である。
解説
PoEは、LANケーブル(ツイストペアケーブル)でデータと同時に電力を供給する技術です。無線LANのアクセスポイントやネットワークカメラなど、電源を取りにくい場所に設置する機器で使われます。IEEE 802.3af、802.3at、802.3bt などの規格があります。

他の選択肢について
・光ファイバケーブルで給電:PoEはツイストペアケーブルを使います。
・電力線を使ってデータ通信:電力線通信(PLC)の説明です。
・データは無線が前提:PoEはデータも同じLANケーブルで送ります。

覚え方のポイント
給電側の機器はPSE、受電側の機器はPDと呼びます。規格が新しいほど供給できる電力が大きくなります。
問42-6

スパニングツリープロトコル(STP)に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①複数の物理リンクを束ねて1つの論理リンクとし、通信の帯域を広げる技術である。
  • ②スイッチ間の冗長な経路によるループを防ぐため、一部のポートを論理的に遮断する。
  • ③異なるVLANの間の通信を、IPアドレスをもとに中継するための機能である。
  • ④無線LANの利用者を認証して、正規の利用者の端末を接続させるための仕組みである。
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正解 ②スイッチ間の冗長な経路によるループを防ぐため、一部のポートを論理的に遮断する。
解説
スイッチを冗長な経路で接続するとループができ、ブロードキャストフレームが回り続けるブロードキャストストームが発生します。スパニングツリープロトコルは、一部のポートを論理的に遮断(ブロッキング)してループのない木構造を作り、障害時には遮断していたポートを使って経路を切り替えます。

他の選択肢について
・物理リンクを束ねる:リンクアグリゲーションの説明です。
・VLAN間の通信を中継:レイヤ3スイッチやルータの機能です。
・無線LANの利用者の認証:IEEE 802.1X などの説明です。

覚え方のポイント
「STP=冗長はそのまま、ループだけ止める」。
問52-6

リンクアグリゲーションに関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①1本の物理リンクを複数の論理的なネットワークに分割し、通信を分離する。
  • ②複数のスイッチを順に接続して、ループのない木構造のネットワークを作る。
  • ③複数の物理リンクを束ねて1本の論理リンクとし、帯域の拡大と冗長化を図る。
  • ④無線と有線の通信を自動で切り替えて、つながりやすいほうを選ぶ機能である。
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正解 ③複数の物理リンクを束ねて1本の論理リンクとし、帯域の拡大と冗長化を図る。
解説
リンクアグリゲーションは、スイッチ間などを結ぶ複数の物理リンクを束ねて1本の論理リンクとして扱う技術です。帯域が広がり、一部のリンクが故障しても残りのリンクで通信を続けられます。

他の選択肢について
・1本の物理リンクを論理的に分割:VLANの説明です。
・ループのない木構造を作る:スパニングツリーの説明です。
・無線と有線を自動で切り替える:リンクアグリゲーションの機能ではありません。

覚え方のポイント
「アグリゲーション=集約(束ねる)」。帯域と冗長性の両方を高められます。
問62-6

LANの通信方式に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①全二重で通信する場合でも、送信の前にCSMA/CDで衝突を検出する必要がある。
  • ②半二重通信では送信と受信を同時に行えるため、衝突が発生することはない。
  • ③CSMA/CDは、無線LANで衝突を回避するために使われる方式である。
  • ④スイッチと端末を全二重で接続すると、送信と受信を同時に行え衝突が起きない。
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正解 ④スイッチと端末を全二重で接続すると、送信と受信を同時に行え衝突が起きない。
解説
スイッチと端末を全二重で接続すると、送信用と受信用の経路が分かれているため、送信と受信を同時に行え、衝突(コリジョン)は起きません。

他の選択肢について
・全二重でもCSMA/CDが必要:衝突が起きないため、CSMA/CDは使いません。
・半二重で同時に送受信:半二重通信は、送信と受信を交互に行う方式で、ハブで共有する環境では衝突が起こります。
・CSMA/CDが無線LAN用:無線LANでは衝突を検出できないため、衝突を回避するCSMA/CAを使います。

覚え方のポイント
「CD=検出(有線の半二重)」「CA=回避(無線LAN)」。
問72-6

光ファイバを用いるギガビットイーサネットの規格に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①1000BASE‐SXは、マルチモード光ファイバと波長850nm帯の光を用いる。
  • ②1000BASE‐SXは、シングルモード光ファイバと1,550nm帯の光を用いる。
  • ③1000BASE‐LXは、カテゴリ5eのUTPケーブルを用いる規格である。
  • ④1000BASE‐Tは、マルチモード光ファイバを用いて伝送する規格である。
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正解 ①1000BASE‐SXは、マルチモード光ファイバと波長850nm帯の光を用いる。
解説
1000BASE‐SXは、マルチモード光ファイバと短波長(850nm帯)の光を用いる規格で、ビル内などの比較的短い距離で使われます。

他の選択肢について
・SXがシングルモード・1,550nm:SXの「S」は短波長(Short wavelength)を表します。
・LXがUTP:1000BASE‐LXは長波長(1,310nm帯)の光を用いる規格で、シングルモード光ファイバで長い距離を伝送できます。
・1000BASE‐Tがマルチモード光ファイバ:1000BASE‐TはUTPケーブルを用いる規格です。

覚え方のポイント
「SX=短波長850nm・マルチモード」「LX=長波長1,310nm・シングルモードで長距離」「T=ツイストペア」。
問82-6

構内のLAN配線(構造化配線)に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①ツイストペアケーブルによる水平配線は、機器コードを含めたチャネル全体で最大500mとする。
  • ②ツイストペアケーブルによる水平配線は、機器コードを含めたチャネル全体で最大100mとする。
  • ③水平配線とは、敷地内にある建物どうしを結ぶ配線のことで、構内幹線配線とも呼ばれる。
  • ④幹線配線とは、フロアの配線盤から各階の情報コンセントまでを結ぶ配線のことである。
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正解 ②ツイストペアケーブルによる水平配線は、機器コードを含めたチャネル全体で最大100mとする。
解説
構造化配線では、ツイストペアケーブルによる水平配線は、パッチコードや機器コードを含めたチャネル全体で最大100m(固定部分は90m以下)とするのが一般的です。

他の選択肢について
・最大500m:ツイストペアケーブルのイーサネットの伝送距離は100mです。
・建物どうしを結ぶ配線:建物の間を結ぶのは構内幹線配線です。水平配線は、フロアの配線盤から各階の情報コンセント(通信アウトレット)までの配線です。
・幹線配線は配線盤から情報コンセントまで:それは水平配線の説明です。幹線配線は主配線盤と各階の配線盤などを結ぶ配線で、距離や帯域の面から光ファイバが広く使われます。

覚え方のポイント
「水平配線=配線盤から情報コンセントまで・固定部分90m・チャネル100m」。
問92-6

メディアコンバータに関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①IPアドレスをもとに、異なるネットワークの間でパケットを中継する装置である。
  • ②無線LANの電波を中継して、通信できる範囲を広げるための装置である。
  • ③光ファイバとツイストペアケーブルなど、異なる伝送媒体の間で信号を変換する。
  • ④電話回線の音声信号を、IPパケットに変換するための専用の装置である。
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正解 ③光ファイバとツイストペアケーブルなど、異なる伝送媒体の間で信号を変換する。
解説
メディアコンバータは、光ファイバとツイストペアケーブルのように、異なる伝送媒体の間で信号(光と電気)を相互に変換する装置です。物理層で動作します。

他の選択肢について
・IPアドレスで中継:ルータの説明です。
・無線LANの電波を中継:無線LAN中継器の説明です。
・音声信号をIPパケットに変換:VoIPゲートウェイなどの説明です。

覚え方のポイント
「メディア(媒体)をコンバート(変換)する」。光ファイバで延ばした先でUTPの機器をつなぐときに使います。
問102-6

レイヤ3スイッチに関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①MACアドレスで転送する装置で、異なるVLANの間で通信させる機能は持たない。
  • ②受信した電気信号を整形・増幅して、アドレスを参照せずに送り出す装置である。
  • ③無線LANの端末を認証するための、専用の認証サーバとして働く装置である。
  • ④スイッチの機能に加え、IPアドレスによる経路の選択(ルーティング)を行える。
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正解 ④スイッチの機能に加え、IPアドレスによる経路の選択(ルーティング)を行える。
解説
レイヤ3スイッチは、レイヤ2スイッチの機能に加えて、ネットワーク層(第3層)のIPアドレスによるルーティング機能を持つ装置です。異なるVLANの間の通信を高速に中継できるため、企業のLANの中心などに使われます。

他の選択肢について
・MACアドレスで転送し、VLAN間の通信の機能は持たない:レイヤ2スイッチの説明です。
・アドレスを参照せずに送り出す:リピータの説明です。
・認証サーバとして働く:RADIUSサーバなどの説明です。

覚え方のポイント
「L2=MACで転送」「L3=IPでルーティング(VLAN間の中継)」。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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