2026年版・6-8

通信線路・機器の施工の一問一答

1級電気通信工事施工管理技士(第一次検定)「施工管理法」から、通信線路・機器の施工に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験と同じく4択で出題しています。

問16-8

光ファイバケーブルの管路への引き入れ(けん引)に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①けん引端はテンションメンバに取り付け、許容張力を超えないように引き入れる。
  • ②許容曲げ半径は、引き入れ中より固定した後のほうを大きくとって施工する。
  • ③けん引中のねじれを防ぐため、けん引端とけん引ロープの間に滑車を取り付ける。
  • ④長い区間でも、途中のマンホールで引き出さずに一方の端から一度に引き入れる。
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正解 ①けん引端はテンションメンバに取り付け、許容張力を超えないように引き入れる。
解説
光ファイバケーブルをけん引するときは、ケーブルの中心などにある抗張力体(テンションメンバ)にけん引端を取り付け、光ファイバの心線に力がかからないようにして、許容張力を超えないように引き入れます。

他の選択肢について
・固定後の曲げ半径を大きく:張力がかかる引き入れ中のほうが、許容曲げ半径を大きくとります(例:引き入れ中は外径の20倍、固定後は10倍など)。
・ねじれ防止に滑車:ねじれを防ぐのは、けん引端とロープの間に入れるより戻し金具(スイベル)です。
・長い区間でも一度に引く:張力が許容値を超えるおそれがある長い区間では、中間のマンホールなどで引き出して8の字取りをし、分けて引き入れます。

覚え方のポイント
光ケーブルの引き入れは「テンションメンバで引く・許容張力・曲げ半径(引き入れ中>固定後)・より戻し金具」。
問26-8

架空で通信ケーブルを敷設する工事に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①架設するときの弛度は、気温の高い夏季に施工するときほど小さくとるようにする。
  • ②ちょう架用線にケーブルをつり下げ、ケーブルに大きな張力がかからないようにする。
  • ③ちょう架用線は、誘導を避けるために接地をせず、大地から絶縁して架設する。
  • ④道路上に架設する架空ケーブルの高さは、原則として路面から4.5m以上あればよい。
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正解 ②ちょう架用線にケーブルをつり下げ、ケーブルに大きな張力がかからないようにする。
解説
架空ケーブルは、電柱の間に張ったちょう架用線(つり線)にケーブルハンガなどでつり下げ、ケーブル自体に大きな張力がかからないようにして敷設するのが一般的です(ケーブルと支持線が一体になった自己支持形もあります)。

他の選択肢について
・夏季ほど弛度を小さく:気温が高いと線が伸びて弛度が大きくなるため、夏季に施工するときは弛度を大きく、冬季は小さくとります。
・ちょう架用線を接地しない:ちょう架用線は、電力線との混触や誘導・雷に備えて接地します。
・路面から4.5m以上:有線電気通信設備令施行規則第7条により、道路上は原則として路面から5m以上です(4.5mは工事上やむを得ない場合の例外の値)。

覚え方のポイント
架空ケーブルは「つり線で支える・つり線は接地・弛度は気温で変える・道路上5m」。
問36-8

地中の管路に通信ケーブルを通線する作業に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①曲がりの多い区間では、曲がり部から遠い側の端からケーブルを送り込む。
  • ②管路の導通の確認には、管の内径より大きな試験用のマンドレルを通す。
  • ③通線の前に管路の清掃と導通の確認を行い、管路内の障害物の有無を見る。
  • ④通線前の管路の確認は、両端の口元から内部を目視すれば足りる。
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正解 ③通線の前に管路の清掃と導通の確認を行い、管路内の障害物の有無を見る。
解説
地中の管路にケーブルを通線する前には、管路の清掃と導通の確認(管路の通過試験)を行い、土砂や障害物、管のつぶれなどがないことを確かめます。

他の選択肢について
・曲がり部から遠い側から送り込む:曲がり部を過ぎた後の引張りほど張力が大きくなるため、一般に曲がり部に近い側から送り込みます。
・内径より大きなマンドレル:管の内径より少し小さい試験用のマンドレル(通過試験器)を通して、つぶれや段差を確かめます。
・口元の目視で足りる:管路内部のつぶれや土砂は口元からは確認できません。

覚え方のポイント
「通す前に通るか確かめる(清掃・マンドレル)」。口元の保護と張力の管理もセットです。
問46-8

UTPケーブルの成端作業に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①より戻しは、成端の作業性を考えて各対とも50mm程度とるようにする。
  • ②ストレートケーブルは、一端をT568A、他端をT568Bの配列で成端する。
  • ③ケーブルの曲げ半径は、外径の2倍程度まで小さくしても問題はない。
  • ④より戻しはできるだけ短くし、両端で同じ配線規格の配列に統一する。
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正解 ④より戻しはできるだけ短くし、両端で同じ配線規格の配列に統一する。
解説
UTPケーブルの成端では、漏話の増加を防ぐため、より対のより戻しをできるだけ短くします(一般に約13mm以内)。また、心線の配列はT568AかT568Bのどちらかに統一し、両端で同じ配列にします。

他の選択肢について
・より戻しを50mm程度:より戻しが長いほど漏話が増え、性能が低下します。
・一端T568A・他端T568B:これはクロスケーブルの配列です。ストレートケーブルは両端を同じ配列にします。
・曲げ半径を外径の2倍:一般にUTPケーブルの許容曲げ半径は外径の4倍以上とされ、小さく曲げると伝送特性が悪くなります。

覚え方のポイント
UTPは「より戻し最小(約13mm)・両端同じ配列・曲げ半径は外径の4倍以上・締め付けすぎない」。
問56-8

屋上に通信用のアンテナを設置する工事に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①アンテナと支持金具は、風圧力や地震に耐えるよう構造体に強固に固定する。
  • ②アンテナは、避雷設備の保護範囲の外側に設けて、雷を受けにくくしておく。
  • ③同軸ケーブルの引込口は、雨水が流れ込まないよう上向きに開口させる。
  • ④方向の調整は受信レベルが最大の点で行えば、受信品質の確認は要らない。
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正解 ①アンテナと支持金具は、風圧力や地震に耐えるよう構造体に強固に固定する。
解説
屋上のアンテナや支持金具は、強い風や地震に耐えるよう、建物の構造体などに強固に固定します。落下すると人に危害を与えるおそれがあります。

他の選択肢について
・保護範囲の外側に設ける:屋上のアンテナは雷を受けやすいため、避雷設備の保護範囲の内側に設置します。
・引込口を上向きに:上向きの開口は雨水が入りやすく、引込口は下向きにして、ケーブルには水切りのたるみを設けます。
・受信品質の確認は不要:受信レベルが十分でも、反射や雑音で品質が悪いことがあるため、BERやMERなどの品質も確認します。

覚え方のポイント
屋上の工事は「強固な固定・避雷の保護範囲内・引込口は下向き・レベルと品質の確認」。
問66-8

通信ケーブルと電力ケーブルを同じケーブルラックに敷設する場合の施工に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①電力ケーブルと交差させるときは、平行に近い浅い角度で交差させる。
  • ②セパレータで仕切るか離隔をとって、電力ケーブルからの誘導を防ぐ。
  • ③ラックの垂直部では、ケーブルを固定せずに自重で垂らしておく。
  • ④光ファイバケーブルも、メタルケーブルと同じく電磁誘導を受ける。
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正解 ②セパレータで仕切るか離隔をとって、電力ケーブルからの誘導を防ぐ。
解説
通信ケーブルと電力ケーブルを同じケーブルラックに敷設する場合は、セパレータ(隔壁)で仕切るか、十分な離隔をとって、電力ケーブルからの電磁誘導や雑音の影響、事故時の混触を防ぎます。

他の選択肢について
・平行に近い角度で交差:平行に近づくほど誘導を受ける区間が長くなるため、交差はできるだけ直角にします。
・垂直部で固定しない:垂直部ではケーブルの自重で張力がかかるため、一定の間隔で固定します。
・光ファイバも電磁誘導を受ける:光ファイバは光で信号を送るため電磁誘導を受けません(金属の抗張力体などは別に考えます)。

覚え方のポイント
「強電と弱電は分ける(セパレータ・離隔)・交差は直角・垂直部は固定」。
問76-8

通信機器を収容するラックの据付けに関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①二重床の上では、ラックを床パネルにボルトで固定すれば十分である。
  • ②隣り合うラックどうしは連結せず、1台ずつ独立させて据え付ける。
  • ③ラックは、アンカーボルトなどで床に固定し、地震時の転倒を防ぐ。
  • ④重い機器はラックの上段に取り付け、軽い機器を下段に取り付ける。
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正解 ③ラックは、アンカーボルトなどで床に固定し、地震時の転倒を防ぐ。
解説
通信機器のラックは、地震で転倒したり移動したりしないよう、アンカーボルトなどで床に固定します。必要に応じて頂部を壁などに支持します。

他の選択肢について
・床パネルに固定すれば十分:床パネルは支持脚に載っているだけなので、床スラブにアンカーボルトで固定した耐震架台などにラックを固定します。
・連結せず独立させる:隣り合うラックは連結して一体にすると、地震時に転倒しにくくなります。
・重い機器を上段に:重心が高くなり転倒しやすくなるため、重い機器は下段に取り付けます。

覚え方のポイント
ラックは「床スラブに固定・隣と連結・重い物は下・前後に保守空間」。
問86-8

屋内の配線工事でケーブルを固定・保護する施工に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①天井内のケーブルは、他の設備の配管やダクトに結束バンドで結束して支持する。
  • ②金属管の端口は、テープを巻いて保護すればブッシングは要らない。
  • ③防火区画の貫通部は、将来の増設に備えて、すき間を残してふさぐ。
  • ④ケーブルが壁などを貫通する部分では、保護管などを用いて損傷を防ぐ。
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正解 ④ケーブルが壁などを貫通する部分では、保護管などを用いて損傷を防ぐ。
解説
ケーブルが壁や床を貫通する部分は、こすれなどで被覆が傷つきやすいため、保護管やブッシングなどを用いて損傷を防ぎます。

他の選択肢について
・他の設備の配管やダクトに結束:ケーブルはケーブルラックや専用の支持金具で支持し、他の設備の配管などに支持させません。
・テープを巻けばブッシング不要:金属管の端口にはブッシングを取り付けて、被覆の損傷を防ぎます。
・すき間を残してふさぐ:防火区画の貫通部は、認定工法などで、すき間なくふさぎます。

覚え方のポイント
ケーブルの施工は「専用の支持・端口はブッシング・貫通部は保護・区画はすき間なくふさぐ」。
問96-8

光ファイバの融着接続の作業に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①被覆を除去して清掃し、切断面を平らにして融着し、補強スリーブで保護する。
  • ②切断面は軸に対し8度程度傾けて切るのが、融着の損失を小さくする条件である。
  • ③清掃は被覆を除去する前に行い、被覆を除去した後のファイバには触れない。
  • ④融着接続機の推定損失値が良好であれば、接続部の補強は省略してよい。
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正解 ①被覆を除去して清掃し、切断面を平らにして融着し、補強スリーブで保護する。
解説
融着接続では、被覆を除去したファイバを清掃し、光ファイバカッタで切断面を平らにしてから融着接続機で接続します。接続部は被覆がなく折れやすいため、補強スリーブで保護します。

他の選択肢について
・8度程度傾けて切断:斜めの端面は反射を抑えるAPC研磨のコネクタの考え方で、融着接続では切断面が平らで軸に直角であることが低損失の条件です。
・清掃は被覆の除去前:被覆を除去した後のガラス表面に残った被覆のくずやごみを清掃します。
・推定損失が良好なら補強を省略:損失が小さくても接続部の強度は低いため、必ず補強します。

覚え方のポイント
融着の手順は「被覆除去→清掃→切断(直角)→融着→補強→収納」。
問106-8

建物内の無線LANアクセスポイントの設置に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①2.4GHz帯で隣り合うアクセスポイントには、1・2・3チャネルを割り当てる。
  • ②電波の届く範囲や干渉を事前に調べてから、設置位置と使用するチャネルを決める。
  • ③隣のアクセスポイントとの干渉を避けるため、送信出力は常に最大にする。
  • ④5GHz帯は2.4GHz帯より障害物に強いため、遮るものの多い場所に向く。
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正解 ②電波の届く範囲や干渉を事前に調べてから、設置位置と使用するチャネルを決める。
解説
無線LANのアクセスポイントは、建物の構造や利用者の分布をもとに、電波の届く範囲や他の無線設備との干渉を事前に調査(サイトサーベイ)して、設置位置や使用するチャネルを決めます。

他の選択肢について
・1・2・3チャネル:2.4GHz帯の隣り合うチャネルは周波数が重なるため、1・6・11チャネルのように重ならない組を割り当てます。
・送信出力を常に最大に:出力を上げすぎると隣のアクセスポイントのエリアまで電波が届き、干渉が増えます。
・5GHz帯は障害物に強い:周波数が高い5GHz帯は、2.4GHz帯より回り込みにくく、壁などの障害物で減衰しやすい性質があります。

覚え方のポイント
無線LANの設計は「サイトサーベイ→位置とチャネル(重ならない組)→出力の調整→設置後の測定」。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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