2026年版・8-4

労働安全衛生法の一問一答

1級電気通信工事施工管理技士(第一次検定)「法規」から、労働安全衛生法に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

この分野の演習

全10問/解説つき・基本無料

アプリ形式で解く(全580問) 法規の要点解説を読む
問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験と同じく4択で出題しています。

問18-4

ずい道等や一定の橋梁の建設以外の一般の建設工事で、特定元方事業者が統括安全衛生責任者を選任しなければならない作業従事者の数として、「労働安全衛生法」上、正しいものはどれか。ただし、作業従事者の数は、その場所で作業を行う元方事業者と関係請負人に係る作業従事者(労働者以外の者を含む。)の常時の合計とする。

  • ①30人以上
  • ②10人以上
  • ③50人以上
  • ④100人以上
答えと解説を見る
正解 ③50人以上
解説
労働安全衛生法第15条と施行令第7条により、特定元方事業者は、その場所で作業を行う作業従事者(元方事業者と関係請負人の労働者のほか、一人親方など労働者以外の者を含みます)の数が常時50人以上(ずい道等の建設、一定の橋梁の建設、圧気工法による作業は常時30人以上)となる場合に、統括安全衛生責任者を選任しなければなりません。2026年10月1日施行の法改正で、数える対象が「労働者」から「作業従事者」に改められました。

他の選択肢について
・30人以上:ずい道等の建設などの場合の基準です。
・10人以上:法令の基準ではありません。
・100人以上:法令の基準ではありません。

覚え方のポイント
「統括安全衛生責任者=一般50人以上、ずい道・橋梁・圧気30人以上」。
問28-4

特定元方事業者が講じなければならない措置に関する記述として、「労働安全衛生法」上、最も適当なものはどれか。

  • ①作業場所の巡視を、毎週少なくとも1回行えばよい。
  • ②作業場所の巡視を、毎月少なくとも2回行えばよい。
  • ③関係請負人の労働者の教育を、自ら直接行う。
  • ④作業場所の巡視を、毎作業日に少なくとも1回行う。
答えと解説を見る
正解 ④作業場所の巡視を、毎作業日に少なくとも1回行う。
解説
労働安全衛生法第30条により、特定元方事業者は、協議組織の設置と運営、作業間の連絡と調整、作業場所の巡視、関係請負人が行う安全衛生教育に対する指導と援助などの措置を講じなければなりません。作業場所の巡視は、毎作業日に少なくとも1回行います(労働安全衛生規則第637条)。

他の選択肢について
・毎週1回:毎作業日に少なくとも1回です。
・毎月2回:同じく毎作業日に少なくとも1回です。
・教育を自ら直接行う:特定元方事業者の措置は、関係請負人が行う安全衛生教育に対する「指導及び援助」です。

覚え方のポイント
特定元方事業者の措置は「協議組織・連絡調整・毎作業日の巡視・教育の指導援助」。
問38-4

安全衛生責任者に関する記述として、「労働安全衛生法」上、最も適当なものはどれか。

  • ①統括安全衛生責任者がいる現場で、関係請負人が選任する者である。
  • ②特定元方事業者が選任し、関係請負人は選任しないものである。
  • ③関係請負人は、選任したことを労働基準監督署長に報告する。
  • ④統括安全衛生責任者が選任されない現場でも、関係請負人は選任する。
答えと解説を見る
正解 ①統括安全衛生責任者がいる現場で、関係請負人が選任する者である。
解説
労働安全衛生法第16条により、統括安全衛生責任者を選任すべき事業者以外の請負人で、その仕事を自ら行うもの(関係請負人)は、安全衛生責任者を選任し、統括安全衛生責任者との連絡などを行わせなければなりません。

他の選択肢について
・特定元方事業者が選任:特定元方事業者が選任するのは統括安全衛生責任者や元方安全衛生管理者です。
・労働基準監督署長に報告:第16条第2項により、選任した請負人は、統括安全衛生責任者を選任した事業者に遅滞なく通報します。
・統括安全衛生責任者がいない現場でも:安全衛生責任者の選任が必要なのは、統括安全衛生責任者が選任される場合です。

覚え方のポイント
「元方=統括安全衛生責任者」「下請=安全衛生責任者(連絡役。選任は元方へ通報)」。
問48-4

作業主任者を選任しなければならない作業として、「労働安全衛生法」上、正しいものはどれか。

  • ①高さ3mの構造の枠組足場の組立ての作業
  • ②高さ5m以上の構造の足場の組立ての作業
  • ③掘削面の高さ1.8mの地山の掘削の作業
  • ④作業床の高さ8mの高所作業車の運転
答えと解説を見る
正解 ②高さ5m以上の構造の足場の組立ての作業
解説
労働安全衛生法施行令第6条により、つり足場、張出し足場または高さ5m以上の構造の足場の組立て、解体または変更の作業は、足場の組立て等作業主任者を選任しなければならない作業です。

他の選択肢について
・高さ3mの枠組足場:つり足場・張出し足場以外の足場は、高さ5m以上の構造のものが対象です。
・掘削面の高さ1.8mの地山の掘削:地山の掘削作業主任者が必要なのは、掘削面の高さが2m以上の場合です。
・高所作業車の運転:作業床の高さ10m未満は特別教育が必要な業務ですが、作業主任者の選任が必要な作業ではありません。

覚え方のポイント
通信工事に関係する作業主任者は「足場の組立て等(5m以上)」「地山の掘削(2m以上)」「酸素欠乏危険作業」など。
問58-4

事業者が、労働者を就かせる前に特別の教育を行えば足りる業務として、「労働安全衛生法」上、正しいものはどれか。

  • ①つり上げ荷重が5t以上の移動式クレーンの運転(道路上を走行させる運転を除く)
  • ②アセチレンなどの可燃性ガスと酸素を用いて行う金属の溶接や溶断の業務
  • ③高さ2m以上の作業床を設けることが困難な所で、フルハーネス型を用いて行う作業
  • ④最大荷重が1t以上のフォークリフトの運転(道路上を走行させる運転を除く)
答えと解説を見る
正解 ③高さ2m以上の作業床を設けることが困難な所で、フルハーネス型を用いて行う作業
解説
労働安全衛生規則第36条第41号により、高さ2m以上の箇所で作業床を設けることが困難なところにおいて、墜落制止用器具のうちフルハーネス型のものを用いて行う作業に係る業務は、特別教育を行わなければならない業務です。特別教育を修了した者であれば、この業務に就かせることができます。

他の選択肢について
・5t以上の移動式クレーンの運転:移動式クレーン運転士免許が必要な業務です(労働安全衛生法施行令第20条第7号、クレーン等安全規則第68条)。
・ガスによる金属の溶接・溶断:ガス溶接作業主任者免許を受けた者や、ガス溶接技能講習を修了した者などでなければ就けない業務です(施行令第20条第10号)。
・1t以上のフォークリフトの運転:フォークリフト運転技能講習を修了した者などでなければ就けない業務です(施行令第20条第11号)。1t未満は特別教育で足ります。

覚え方のポイント
「免許・技能講習が必要な業務(就業制限)」と「特別教育で足りる業務」を区別します。フルハーネス型を使う作業、低圧の電気取扱い、高所作業車(10m未満)などは特別教育です。
問68-4

労働者の健康診断に関する記述として、「労働安全衛生法」上、正しいものはどれか。ただし、特定の業務に従事する労働者は除く。

  • ①常時使用する労働者に、2年以内ごとに1回、定期に健康診断を行う。
  • ②雇入れ時の健康診断は、直前に健診を受けた者でも省略できない。
  • ③定期健康診断の結果の記録は、1年間保存しておけばそれでよい。
  • ④常時使用する労働者に、1年以内ごとに1回、定期に健康診断を行う。
答えと解説を見る
正解 ④常時使用する労働者に、1年以内ごとに1回、定期に健康診断を行う。
解説
労働安全衛生規則第44条により、事業者は、常時使用する労働者に対し、1年以内ごとに1回、定期に健康診断を行わなければなりません。また、雇入れのときにも健康診断を行います。

他の選択肢について
・2年以内ごとに1回:1年以内ごとに1回です。
・雇入れ時は省略できない:第43条により、3か月以内に医師の健康診断を受けた者がその結果を証明する書面を提出したときは、その項目を省略できます。
・記録は1年間保存:第51条により、健康診断の結果の記録は5年間保存します。

覚え方のポイント
「雇入れ時+1年以内ごとに1回・記録は5年保存」。深夜業などの特定業務では6か月以内ごとに1回です。
問78-4

労働災害の報告に関する記述として、「労働安全衛生法」上、正しいものはどれか。

  • ①休業4日以上の労働災害は、遅滞なく労働者死傷病報告を提出する。
  • ②休業4日以上の労働災害は、四半期ごとにまとめて報告すればよい。
  • ③休業1日以上の労働災害は、日数によらず遅滞なく報告する。
  • ④労働者死傷病報告は、所轄の都道府県労働局長に提出するものである。
答えと解説を見る
正解 ①休業4日以上の労働災害は、遅滞なく労働者死傷病報告を提出する。
解説
労働安全衛生規則第97条により、労働者が労働災害で死亡し、または休業4日以上の休業をしたときは、遅滞なく労働者死傷病報告を所轄労働基準監督署長に提出しなければなりません(原則として電子申請)。休業4日未満の場合は、四半期ごとにまとめて報告します。

他の選択肢について
・4日以上を四半期ごと:四半期ごとにまとめるのは休業4日未満の場合です。
・休業1日以上は日数によらず遅滞なく:4日未満は四半期ごとの報告です。
・都道府県労働局長に提出:提出先は所轄の労働基準監督署長です。

覚え方のポイント
「休業4日以上=遅滞なく」「4日未満=四半期ごと」「提出先=労働基準監督署長」。報告を怠ると「労災かくし」として処罰の対象になります。
問88-4

安全衛生教育に関する記述として、「労働安全衛生法」上、最も適当なものはどれか。

  • ①雇入れ時の安全衛生教育は、常時50人以上の事業場に限り義務である。
  • ②事業者は、労働者を雇い入れたときに安全衛生教育を行う必要がある。
  • ③作業内容を変更したときは、改めて安全衛生教育を行う必要はない。
  • ④特別教育を行ったときは、その記録を1年間保存しておけばよい。
答えと解説を見る
正解 ②事業者は、労働者を雇い入れたときに安全衛生教育を行う必要がある。
解説
労働安全衛生法第59条により、事業者は、労働者を雇い入れたときや作業内容を変更したときは、その従事する業務に関する安全または衛生のための教育を行わなければなりません。

他の選択肢について
・50人以上の事業場に限る:事業場の規模にかかわらず義務です。
・作業内容の変更時は不要:第59条第2項により、作業内容を変更したときも教育を行います。
・特別教育の記録は1年間:労働安全衛生規則第38条により、特別教育の記録は3年間保存します。

覚え方のポイント
安全衛生教育は「雇入れ時・作業内容の変更時・危険有害業務(特別教育・記録3年)・職長」。
問98-4

建設業の職長などに対する教育に関する記述として、「労働安全衛生法」上、最も適当なものはどれか。

  • ①職長教育の対象には、作業主任者に選任された者も含まれる。
  • ②職長教育の内容は作業方法の決定と配置で、指導監督の方法は含まない。
  • ③新たに職長に就く者に、作業方法の決定や指導などの教育を行う。
  • ④職長教育は、常時50人以上の労働者を使用する事業場に義務がある。
答えと解説を見る
正解 ③新たに職長に就く者に、作業方法の決定や指導などの教育を行う。
解説
労働安全衛生法第60条により、建設業などの事業者は、新たに職務に就くことになった職長その他の作業中の労働者を直接指導・監督する者に対し、作業方法の決定と労働者の配置、労働者に対する指導・監督の方法などに関する安全・衛生の教育を行わなければなりません。

他の選択肢について
・作業主任者も含まれる:第60条は、職長等から作業主任者を除いています(作業主任者は技能講習などで資格を得ます)。
・指導監督の方法は含まない:労働者に対する指導または監督の方法も、教育事項として定められています(同条第2号)。
・50人以上の事業場:事業場の規模による限定はありません。

覚え方のポイント
職長は現場の安全の要です。「職長教育=作業方法と配置・指導監督・危険性の調査など(作業主任者は対象外)」。
問108-4

特定元方事業者が設ける協議組織に関する記述として、「労働安全衛生法」上、最も適当なものはどれか。

  • ①協議組織は、特定元方事業者と1次の下請負人で構成すればよい。
  • ②協議組織の会議は、工事の開始時と完成時に開催すればそれで足りる。
  • ③協議組織を設けていれば、作業間の連絡と調整は行わなくてよい。
  • ④元方とすべての関係請負人が参加する協議組織を設け、定期的に開く。
答えと解説を見る
正解 ④元方とすべての関係請負人が参加する協議組織を設け、定期的に開く。
解説
特定元方事業者は、特定元方事業者とすべての関係請負人が参加する協議組織を設置し、その会議を定期的に開催しなければなりません(労働安全衛生規則第635条)。協議組織は、混在作業による労働災害を防止するためのものです。

他の選択肢について
・1次の下請負人で構成:2次以下を含むすべての関係請負人が参加します。
・開始時と完成時だけ:工事中に定期的に開催します。
・連絡と調整は不要:協議組織の設置とは別に、作業間の連絡と調整、毎作業日の巡視なども必要です(法第30条第1項)。

覚え方のポイント
協議組織は「元方+全下請・定期的に開催」。

1級電気通信工事施工管理技士(第一次検定)の対策問題(全580問)に戻る

非公式の資格試験対策サイトです。国土交通省及び一般財団法人全国建設研修センターとは一切関係ありません。

※本ページでは、アクセス解析(Googleアナリティクス)と、広告の配信・成果の計測(A8.net)のためにCookie等を利用し、閲覧に関する情報をGoogle LLC・株式会社ファンコミュニケーションズへ送信しています。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。

※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

【PR】