家計の収支に関する用語(総務省の家計調査の定義による)について、次の記述のうち適切なものはどれか。
- ①可処分所得とは、実収入から食料費や住居費などの日々の消費支出を差し引いた額をいう
- ②可処分所得とは、実収入から税金や社会保険料などの非消費支出を差し引いた額をいう
- ③可処分所得とは、実収入に預貯金の引出しや借入金を加えた手取りの総額をいう
- ④可処分所得とは、税金や社会保険料を差し引く前の、給与の額面の合計額をいう
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総務省の家計調査では、可処分所得は「実収入から直接税や社会保険料などの非消費支出を差し引いた額」とされ、いわゆる手取り収入に当たります。家計が自由に使い道を決められるお金の大きさを示します。
他の選択肢が不適切な理由
・消費支出を差し引いた額:実収入から非消費支出と消費支出の両方を差し引いた残りは「黒字」です(黒字=可処分所得−消費支出)。
・預貯金の引出しや借入金を加える:預貯金の引出しや借入金は「実収入以外の受入(繰入金を除く)」であり、実収入にも可処分所得にも含まれません。
・差し引く前の額面:額面の収入は実収入側の概念で、可処分所得は非消費支出を差し引いた後の額です。
覚え方のポイント
「実収入 − 非消費支出 = 可処分所得」「可処分所得 − 消費支出 = 黒字」の2つの式で整理しましょう。返済能力を考えるうえでは、額面の年収よりも可処分所得と消費支出の関係が重要です。