社会福祉士及び介護福祉士法に定める社会福祉士の義務等に関する記述として、正しいものを1つ選びなさい。
- ①相談援助の業務は、社会福祉士の資格を有する者でなければ行えない。
- ②資質向上の責務は、社会福祉士と介護福祉士の双方に課されている。
- ③連携の義務は、介護福祉士にのみ課され社会福祉士には課されない。
- ④信用失墜行為の禁止は、勤務時間中の行為に限って適用される。
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社会福祉士及び介護福祉士法は、「社会福祉士又は介護福祉士は、…相談援助又は介護等に関する知識及び技能の向上に努めなければならない」と定め、資質向上の責務を両資格に共通して課しています(同法47条の2)。制度や利用者のニーズが変化し続けるなかで、資格取得時の知識だけでは質の高い支援を続けられないため、生涯にわたって学び続けることを法律上の責務としたものです。この規定は2007年の法改正で新設されました。
他の選択肢が不適切な理由
・相談援助は有資格者でなければ行えない:社会福祉士は名称独占資格であり、業務独占資格ではありません。資格がない者も相談援助の業務は行えますが、「社会福祉士」という名称は使えません(同法48条)。
・連携の義務は介護福祉士のみ:社会福祉士にも福祉サービス関係者等との連携を保つ義務があります(同法47条1項)。介護福祉士の連携義務は同条2項です。
・信用失墜行為の禁止は勤務時間中のみ:同法45条には場面の限定がなく、私生活上の行為であっても資格の信用を傷つければ禁止の対象になります。
覚え方のポイント
社会福祉士の義務規定は「誠実(44条の2)→信用失墜の禁止(45条)→秘密保持(46条)→連携(47条)→資質向上(47条の2)→名称の使用制限(48条)」の順に並んでいます。このうち連携だけは1項が社会福祉士、2項が介護福祉士と書き分けられている点も押さえておきましょう。