〔事例〕F特別養護老人ホームの施設長は、入職して半年の介護職員Gさんを、日常の業務から離れて、外部の研修機関が開催する認知症ケアの3日間の研修に参加させた。この育成方法を表す用語として、正しいものを1つ選びなさい。
- ①OFF-JT
- ②OJT
- ③SDS
- ④ジョブローテーション
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Gさんは「日常の業務から離れて」、外部の研修機関が開催する研修に参加しています。職場での業務を通した指導でも、本人の自主的な学習でもない点に注目します。
解説
OFF-JT(Off the Job Training)は、日常の業務から離れて行われる研修のことで、施設内の研修室で行う集合研修や、外部の研修機関が行う研修への参加などが当たります。専門的な知識や技術を体系的に学んだり、他の事業所の職員と交流して視野を広げたりできる利点があります。一方で、学んだ内容を実際の業務にどう生かすかを、職場で支える工夫が必要です。
他の選択肢が不適切な理由
・OJT(On the Job Training):日常の業務を通して、上司や先輩が仕事のやり方を具体的に指導する育成方法です。実務に直結した力が身につきますが、指導する人によって内容にばらつきが出やすい面があります。
・SDS(Self Development System):職員が自ら行う自己啓発(資格取得、自主的な学習など)を、組織が費用の補助や勤務時間の配慮などで支援する仕組みです。
・ジョブローテーション:職員を計画的に異なる職場や職務に配置し、幅広い経験と能力を身につけさせる人材育成の方法です。
覚え方のポイント
職員の育成は「OJT(仕事の中で)」「OFF-JT(仕事を離れて)」「SDS(自己啓発を支援)」の3本柱で覚えます。これらを組み合わせ、スーパービジョンやキャリアパスとも連動させることが、福祉人材の育成には重要です。