2026年版・0-3

栄養素と食品の基本用語の一問一答

調理師試験「最初に覚える土台知識」から、栄養素と食品の基本用語に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験も多くの地域で四肢択一式のマークシートで出題されます。ここでも4択で出題しています。

問10-3

五大栄養素に含まれないものはどれか。

  • ①ビタミン
  • ②水
  • ③脂質
  • ④無機質
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正解 ②水
解説
五大栄養素とは、炭水化物(糖質)、脂質、たんぱく質、ビタミン、無機質(ミネラル)の5つをいいます。このうち炭水化物・脂質・たんぱく質の3つは、エネルギー源になることから「三大栄養素(エネルギー産生栄養素)」と呼ばれます。水は生命の維持に欠かせず、体重のおよそ6割を占めますが、五大栄養素には数えません。

他の選択肢が不適切な理由
・ビタミン:五大栄養素の1つで、主に体の調子を整えます。
・無機質:ミネラルともいい、五大栄養素の1つです。骨や歯の材料になったり体の調子を整えたりします。
・脂質:五大栄養素の1つで、三大栄養素にも含まれます。

覚え方のポイント
「五大=三大(炭水化物・脂質・たんぱく質)+ビタミン+ミネラル」です。食物繊維は炭水化物の一部として扱われ、「第6の栄養素」と呼ばれることもありますが、五大栄養素そのものには含まれません。
問20-3

1gあたりのエネルギー量が最も大きい栄養素はどれか(一般に用いられるエネルギー換算係数による)。

  • ①炭水化物
  • ②たんぱく質
  • ③食物繊維
  • ④脂質
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正解 ④脂質
解説
栄養素1gあたりのエネルギー量は、一般に、炭水化物が約4kcal、たんぱく質が約4kcal、脂質が約9kcalとされています(アトウォーターの係数)。脂質は炭水化物やたんぱく質の2倍以上のエネルギーを持つため、少量でも多くのエネルギーをとることができます。

他の選択肢が不適切な理由
・炭水化物:約4kcal/gです。
・たんぱく質:約4kcal/gです。
・食物繊維:人の消化酵素では消化されませんが、腸内細菌による発酵でわずかにエネルギーを生じ、約0〜2kcal/g程度とされます。

覚え方のポイント
「炭4・たん4・脂9」と覚えます。献立のエネルギー計算で、たとえば脂質10gなら90kcalとすぐに計算できるようにしておきましょう。なお、日本食品標準成分表(八訂)では、食品ごとに成分に応じたより精密な方法でエネルギーを計算していますが、試験ではまずこの基本の係数を押さえます。
問30-3

成人の必須アミノ酸(不可欠アミノ酸)の数として、正しいものはどれか。

  • ①9種類
  • ②8種類
  • ③5種類
  • ④20種類
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正解 ①9種類
解説
たんぱく質は約20種類のアミノ酸からできています。そのうち、体内で合成できないか、合成できても必要量に足りないため、食事から摂取しなければならないアミノ酸を「必須アミノ酸(不可欠アミノ酸)」といいます。人の必須アミノ酸は、イソロイシン、ロイシン、リシン(リジン)、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン(スレオニン)、トリプトファン、バリン、ヒスチジンの9種類です。

他の選択肢が不適切な理由
・5種類:人の必須アミノ酸は、イソロイシン・ロイシン・リシン・メチオニン・フェニルアラニン・トレオニン・トリプトファン・バリン・ヒスチジンの9種類です。
・8種類:かつてはヒスチジンを除いて成人8種類と説明されたことがありますが、現在は9種類とされています。
・20種類:たんぱく質を構成するアミノ酸全体の数です。

覚え方のポイント
「たんぱく質を作るのは20種類、そのうち食事からとる必要があるのが9種類」と覚えます。必須アミノ酸がバランスよく含まれているかは、たんぱく質の質を評価する「アミノ酸価」で表されます。
問40-3

脂溶性ビタミンの組合せとして、正しいものはどれか。

  • ①ビタミンB1・B2・C・K
  • ②ビタミンA・B1・C・D
  • ③ビタミンA・D・E・K
  • ④ビタミンB2・C・D・E
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正解 ③ビタミンA・D・E・K
解説
ビタミンは、水に溶けやすい「水溶性ビタミン」と、油に溶けやすい「脂溶性ビタミン」に分けられます。脂溶性ビタミンはビタミンA・D・E・Kの4つで、油と一緒にとると吸収がよくなります。体内にたまりやすいため、サプリメントなどでとりすぎると過剰症が起こることがあります。水溶性ビタミンはビタミンB群(B1・B2・ナイアシン・B6・B12・葉酸など)とビタミンCです。

他の選択肢が不適切な理由
・A・B1・C・D:B1とCは水溶性です。
・B1・B2・C・K:B1・B2・Cは水溶性です。
・B2・C・D・E:B2とCは水溶性です。

覚え方のポイント
脂溶性ビタミンは「ADEK(アデク)」と覚えます。にんじんのβ-カロテン(体内でビタミンAになる)を油で炒めると吸収がよくなる、という調理の話にもつながります。
問50-3

日本で日常的に食べられている食品の標準的な成分値をまとめ、文部科学省が公表しているものはどれか。

  • ①日本人の食事摂取基準
  • ②食事バランスガイド
  • ③日本食品標準成分表
  • ④国民健康・栄養調査
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正解 ③日本食品標準成分表
解説
日本食品標準成分表は、日本で日常的に食べられている食品について、エネルギーや各栄養素の標準的な含有量をまとめたもので、文部科学省(科学技術・学術審議会資源調査分科会)が公表しています。現在は「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」が最新で、2,538の食品が収載されています。献立作成や栄養計算の基本となる資料です。

他の選択肢が不適切な理由
・日本人の食事摂取基準:健康の維持・増進のために「どれだけとればよいか」を示す基準で、厚生労働省が策定しています。
・食事バランスガイド:1日に「何を」「どれだけ」食べたらよいかを料理の組合せでコマの形に示したもので、厚生労働省と農林水産省が作成しました。
・国民健康・栄養調査:国民の身体の状況や栄養摂取量などを調べる調査で、健康増進法に基づき厚生労働省が行います。

覚え方のポイント
「食品に何が入っているか=成分表(文部科学省)」「人がどれだけとればよいか=摂取基準(厚生労働省)」と区別します。作成している省庁の違いもよく問われます。
問60-3

骨や歯の主な材料となり、不足すると骨粗鬆症の原因の一つになる無機質はどれか。

  • ①カルシウム
  • ②カリウム
  • ③鉄
  • ④ナトリウム
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正解 ①カルシウム
解説
カルシウムは体内に最も多く含まれる無機質で、その約99%がリン酸カルシウムなどとして骨や歯に含まれています。残りの約1%は血液や筋肉などにあり、筋肉の収縮、神経の働き、血液の凝固などに関わります。不足が続くと骨からカルシウムが溶け出し、骨がもろくなる骨粗鬆症の原因の一つになります。牛乳・乳製品、小魚、大豆製品、緑黄色野菜などに多く含まれます。

他の選択肢が不適切な理由
・ナトリウム:主に食塩として摂取され、体液の浸透圧の調節などに関わります。日本人はとりすぎが問題になっています。
・カリウム:細胞内液に多く、ナトリウムの排出を促して血圧の調節に関わります。
・鉄:赤血球のヘモグロビンの材料となり、酸素を運びます。不足すると貧血になります。

覚え方のポイント
カルシウムの吸収はビタミンDによって高まります。「骨にはカルシウムとビタミンD」とセットで覚えると、ビタミンの問題にも応用できます。
問70-3

食物繊維の説明として、最も適当なものはどれか。

  • ①腸で吸収されてすぐエネルギーになる糖質
  • ②体内でビタミンAに変わる植物由来の色素
  • ③体内で合成できないため食事からとるアミノ酸
  • ④人の消化酵素で消化されにくい食品中の成分
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正解 ④人の消化酵素で消化されにくい食品中の成分
解説
食物繊維は、人の消化酵素で消化されにくい食品中の成分の総称です。水に溶ける水溶性食物繊維(ペクチン、アルギン酸、グルコマンナンなど)と、水に溶けにくい不溶性食物繊維(セルロースなど)があります。便通を整える、血糖値の急な上昇を抑える、コレステロールの吸収を抑えるなどの働きがあり、生活習慣病の予防に役立つとされています。食品成分表では炭水化物の一部として扱われます。

他の選択肢が不適切な理由
・ビタミンAに変わる色素:β-カロテンなどのプロビタミンAの説明です。
・食事からとるアミノ酸:必須アミノ酸の説明です。
・すぐエネルギーになる糖質:ぶどう糖などの説明です。食物繊維は消化されにくいため、すぐにエネルギーにはなりません。

覚え方のポイント
「炭水化物=糖質(消化される)+食物繊維(消化されにくい)」と整理します。水溶性と不溶性で働きが少し違う点も、栄養学の問題で問われます。
問80-3

炭水化物についての説明として、正しいものはどれか。

  • ①窒素を含み体の筋肉の主な材料となる
  • ②糖質と食物繊維をあわせたものである
  • ③1gあたり約9kcalのエネルギーを持つ
  • ④油に溶けやすく細胞膜の材料となる
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正解 ②糖質と食物繊維をあわせたものである
解説
炭水化物は、炭素・水素・酸素からなる化合物で、人の消化酵素で消化されエネルギー源となる「糖質」と、消化されにくい「食物繊維」をあわせたものです。糖質は1gあたり約4kcalのエネルギーを持ち、ご飯・パン・めん類・いも類・砂糖などに多く含まれます。脳や神経は主にぶどう糖をエネルギー源として利用しています。

他の選択肢が不適切な理由
・窒素を含み筋肉の材料:たんぱく質の説明です。たんぱく質は窒素を含む点が炭水化物・脂質と違います。
・約9kcal:脂質の値です。炭水化物(糖質)は約4kcalです。
・油に溶けやすく細胞膜の材料:リン脂質などの脂質の説明です。

覚え方のポイント
三大栄養素は「何からできているか」で見分けられます。炭水化物と脂質はC・H・O、たんぱく質はそれに加えて窒素(N)を含みます。この窒素が、たんぱく質の量を窒素の量から求める計算にもつながります。
問90-3

栄養素の主な働きのうち、「体の調子を整える」働きを主に担う栄養素の組合せとして、最も適当なものはどれか。

  • ①炭水化物・脂質
  • ②ビタミン・無機質
  • ③たんぱく質・脂質
  • ④炭水化物・たんぱく質
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正解 ②ビタミン・無機質
解説
栄養素の主な働きは、(1)エネルギー源になる、(2)体をつくる(体の構成成分になる)、(3)体の調子を整える、の3つに分けられます。エネルギー源になるのは主に炭水化物・脂質(たんぱく質も使われます)、体をつくるのは主にたんぱく質・無機質(脂質も細胞膜などの材料)、体の調子を整えるのは主にビタミン・無機質です。ビタミンは酵素の働きを助けるなど代謝の調節に、無機質は体液の浸透圧やpHの調節、神経や筋肉の働きなどに関わります。

他の選択肢が不適切な理由
・炭水化物・脂質:主な働きはエネルギー源です。
・たんぱく質・脂質:主に体をつくる働きやエネルギー源としての働きを持ちます。
・炭水化物・たんぱく質:主にエネルギー源、体をつくる働きです。

覚え方のポイント
無機質は「体をつくる」と「調子を整える」の両方に出てくる点がポイントです。食品の分類(6つの基礎食品群など)の問題でも、この3つの働きが土台になります。
問100-3

基礎代謝の説明として、最も適当なものはどれか。

  • ①睡眠中にだけ行われるエネルギー代謝
  • ②運動をしたときに増えるエネルギー代謝
  • ③食事をしたあとに増えるエネルギー代謝
  • ④生命維持に最低限必要なエネルギー代謝
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正解 ④生命維持に最低限必要なエネルギー代謝
解説
基礎代謝とは、心臓を動かす、呼吸をする、体温を保つなど、生命を維持するために最低限必要なエネルギー代謝のことです。早朝の空腹時に、快適な温度の部屋で、横になって安静にしている状態(目覚めている状態)で測定します。基礎代謝量は、体格が大きいほど、筋肉が多いほど大きく、一般に男性は女性より大きく、年齢とともに低下します。

他の選択肢が不適切な理由
・運動をしたときに増える代謝:活動による代謝(身体活動によるエネルギー消費)で、基礎代謝とは別です。
・食事のあとに増える代謝:食事誘発性熱産生(特異動的作用)の説明です。
・睡眠中にだけ行われる代謝:基礎代謝は目覚めている安静な状態で測るもので、睡眠中だけのものではありません。

覚え方のポイント
1日のエネルギー消費は「基礎代謝+身体活動+食事誘発性熱産生」でできています。筋肉が増えると基礎代謝が上がる、年をとると下がる、という傾向もよく問われます。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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