フグ毒(テトロドトキシン)についての説明として、正しいものはどれか。
- ①筋肉に最も多く、十分に加熱すれば分解される
- ②卵巣や肝臓に多く、加熱しても分解されにくい
- ③細菌がつくる毒素で、食品を冷蔵すれば防げる
- ④胃腸炎を起こす毒で、神経には作用しない
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フグ毒のテトロドトキシンは、フグの卵巣や肝臓に特に多く含まれ、種類によっては皮や腸などにも含まれます。熱に強く、通常の加熱調理では分解されません。神経の働きを妨げる神経毒で、食後20分〜3時間程度で、唇や舌のしびれ、手足の麻痺が起こり、重症では呼吸が麻痺して死亡します。有効な解毒剤はなく、人工呼吸などで呼吸を補助する治療が行われます。フグの処理は、都道府県などが認めた専門の資格を持つ人が行わなければなりません。
他の選択肢が不適切な理由
・筋肉に最も多く加熱で分解:毒は主に卵巣や肝臓に多く、加熱では分解されません。
・細菌がつくる毒素で冷蔵で防げる:テトロドトキシンはフグの体内に蓄積された毒で、冷蔵では防げません。
・神経には作用しない:テトロドトキシンは神経毒です。
覚え方のポイント
「フグ毒=卵巣・肝臓・熱に強い・神経麻痺・解毒剤なし」と覚えます。家庭で釣ったフグを素人が調理して中毒を起こす例が毎年のようにあります。