調理の目的として、最も適当でないものはどれか。
- ①食品の安全性を高める
- ②食品を消化しやすくする
- ③食品の栄養素を増やす
- ④食品のおいしさを高める
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調理の主な目的は、(1)有害な微生物や寄生虫を加熱などで除き、食品の安全性を高めること、(2)加熱などによって食品を柔らかくしたり、でんぷんを糊化させたりして、消化・吸収しやすくすること、(3)味・香り・色・食感を整えて、おいしさ(嗜好性)を高めること、(4)食品を組み合わせて栄養のバランスを整えることなどです。一方、調理によって食品に含まれる栄養素の量そのものが増えることはなく、むしろゆでる・煮るなどで水溶性ビタミンや無機質が溶け出したり、加熱でビタミンCが壊れたりして減ることが多くなります。栄養面の目的は「量を増やす」ことではなく、「食品を組み合わせて栄養のバランスを整える」ことです。
他の選択肢が不適切な理由
(いずれも調理の目的として適当です)
・安全性を高める:加熱による殺菌、あく抜きによる有害成分の除去などがあります。
・消化しやすくする:でんぷんの糊化、たんぱく質の変性などによって消化しやすくなります。
・おいしさを高める:調味や加熱、盛り付けなどでおいしさを高めます。
覚え方のポイント
調理の目的は「安全・消化・おいしさ・栄養バランス」の4つです。栄養については「増やす」のではなく「組み合わせて整える」、そして調理による損失をできるだけ小さくする、と押さえましょう。