65〜70℃程度の湯に殻付きの卵を30分ほど浸けておくと「温泉卵」ができる。その理由として正しいものはどれか。
- ①卵黄と卵白は同じ温度で固まるため
- ②卵白は卵黄より低い温度で完全に固まるため
- ③卵黄は卵白より低い温度で固まりきるため
- ④殻が熱を通しにくく、卵白まで熱が届かないため
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卵白と卵黄は、固まる温度が異なります。卵白は約60℃から固まり始めますが、完全に固まるには約80℃が必要です。一方、卵黄は約65℃から固まり始め、約70℃でほぼ流動性がなくなります。このように、固まり始める温度は卵白のほうがわずかに低いものの、固まりきる温度は卵黄のほうがずっと低くなっています。そのため、65〜70℃程度の湯に一定時間浸けておくと、卵黄はほぼ固まり、卵白は半熟でとろりとした状態の温泉卵ができます。
他の選択肢が不適切な理由
・卵白は卵黄より低い温度で完全に固まる:卵白が完全に固まるには約80℃が必要で、卵黄より高い温度です。
・同じ温度で固まる:卵白と卵黄は固まる温度が異なります。
・殻が熱を通しにくく卵白まで届かない:30分ほど浸けておけば、熱は殻を通して卵白にも卵黄にも十分に伝わります。卵白がとろりとしているのは、熱が届かないからではなく、その温度では卵白が固まりきらないためです。
覚え方のポイント
「卵白は60℃で固まり始め80℃で完全、卵黄は65℃で固まり始め70℃でほぼ固まる」と覚えます。「固まり始め」は卵白が先、「固まりきる」のは卵黄が先、という違いが温泉卵のしくみです。