2026年版・0-4

管・継手・給水用具の基本用語の一問一答

給水装置工事主任技術者試験「最初に覚える土台知識」から、管・継手・給水用具の基本用語に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験は四肢択一式と五肢択一式が混在しますが、ここでは全て4択で出題しています。

問10-4
管の「呼び径」に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①管の大きさを表す呼び方で、実際の内径や外径の寸法とは一致しないことがある。
  • ②管の実際の内径をミリメートル単位で正確に表したもので、管種によらず同じである。
  • ③管の実際の外径をミリメートル単位で正確に表したもので、管種によらず同じである。
  • ④管の肉厚をミリメートル単位で表したもので、数字が大きいほど丈夫である。
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正解 ①管の大きさを表す呼び方で、実際の内径や外径の寸法とは一致しないことがある。
解説
呼び径は、管や継手、弁などの大きさを表すための「呼び方」で、呼び径13、20、25、40…のように使います。
実際の内径や外径は、管の種類(樹脂管か金属管か)や規格によって異なり、呼び径の数字と一致しないことがあります。そのため、損失水頭の計算などで正確な内径が必要なときは、管の規格表で実際の寸法を確かめます。

他の選択肢が誤りである理由
・呼び径は実際の内径を正確に表すものではなく、管種によって内径は異なります。
・呼び径は実際の外径を表すものでもありません。
・肉厚は呼び径とは別の寸法です。

覚え方のポイント
呼び径は「名前」、内径・外径は「実寸」。構造・材質基準の吐水口空間の表も、呼び径で区分されています。
問20-4
配水管から給水管を分岐して取り出すために、配水管に取り付けて使用する給水用具として、適当なものはどれか。
  • ①サドル付分水栓
  • ②減圧弁
  • ③定水位弁
  • ④空気弁
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正解 ①サドル付分水栓
解説
サドル付分水栓は、配水管に鞍(サドル)のような形の本体を取り付けて固定し、その上から穿孔機で配水管に穴をあけて、給水管を分岐させるための器具です。本体に止水機能(ボール弁など)を備えています。
配水管に水を流したまま(断水せずに)穿孔できるため、給水管の取出しで最も一般的に使われます。

他の選択肢が誤りである理由
・減圧弁は、上流側の水圧を下げて下流側を一定の圧力に保つための弁です。
・定水位弁は、主弁とボールタップなどの副弁を組み合わせ、受水槽などの水位を一定に保つための弁です。
・空気弁は、管内にたまった空気をフロートの働きで自動的に排出するための弁です(負圧時の吸気も行うものは吸排気弁と呼ばれます)。

覚え方のポイント
「分岐=分水栓」。サドル付分水栓のほか、割T字管(不断水で大きな口径を取り出すもの)も分岐に使われます。
問30-4
給水用具とその主な役割に関する次の記述ア〜エの正誤の組合せとして、適当なものはどれか。

ア 止水栓は、修理や給水の開始・中止のときに、給水を止めたり制限したりするために使う。
イ 減圧弁は、下流側から上流側への水の逆流を、弁体の働きで自動的に防止する。
ウ 空気弁は、給水管内にたまった空気を自動的に排出し、通水を円滑にする。
エ 逆止弁は、上流側の水圧が変動しても、下流側の水圧を一定の値に保つ。
  • ①ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:誤
  • ②ア:誤 イ:正 ウ:正 エ:正
  • ③ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:誤
  • ④ア:誤 イ:誤 ウ:誤 エ:正
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正解 ①ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:誤
解説
ア 正。水道メーターの上流側には、メーターの取替えなどのために止水栓を設けます。
イ 誤。逆流を自動的に防止するのは逆止弁です。減圧弁は、上流側の水圧が変動しても下流側の水圧を一定の値に保つ弁です。
ウ 正。フロートの働きで空気を排出します。
エ 誤。下流側の水圧を一定に保つのは減圧弁です。逆止弁は逆流を防止する弁です。

覚え方のポイント
弁の役割を区別しましょう。止水栓=止める・制限する、減圧弁=下流の水圧を一定に、逆止弁=逆流を防ぐ、空気弁=空気を抜く。
問40-4
下流側から上流側への水の逆流を、弁体の働きによって自動的に防止する給水用具の名称として、適当なものはどれか。
  • ①減圧弁
  • ②仕切弁
  • ③逆止弁
  • ④玉形弁
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正解 ③逆止弁
解説
逆止弁は、水が一方向にしか流れないようにする弁で、逆向きの流れが生じようとすると弁体が閉じて逆流を防ぎます。ばね式・リフト式・スイング式・ダイヤフラム式など、いろいろな構造があります。
給水装置では、汚れた水が配水管へ逆流しないように、水の逆流のおそれのある場所に逆流防止のための給水用具を設けることが求められます。

他の選択肢が誤りである理由
・仕切弁は、弁体を上下させて流れを止める弁で、全開時の損失が小さいのが特徴です。逆流を自動で防ぐ機能はありません。
・減圧弁は、下流側の水圧を一定に下げるための弁です。
・玉形弁は、流量の調節に向いた弁で、止水栓などに使われます。逆流防止の機能はありません。

覚え方のポイント
「逆を止める=逆止弁」。逆止弁の構造ごとの特徴は「給水装置の概要」でも詳しく出題されます。
問50-4
減圧弁の働きとして、適当なものはどれか。
  • ①管内が負圧になったときに空気を取り入れ、逆流を防止する。
  • ②上流側の水圧が変動しても、下流側を設定した一定の圧力に保つ。
  • ③水槽の水位が下がると開き、一定の水位になると自動的に閉じる。
  • ④管内の水が一定の温度を超えると自動的に閉じ、熱い湯を止める。
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正解 ②上流側の水圧が変動しても、下流側を設定した一定の圧力に保つ。
解説
減圧弁は、上流側(1次側)の水圧が高かったり変動したりしても、下流側(2次側)の水圧を設定した一定の値まで下げて保つ弁です。
水圧が高すぎる地域で、給水用具の破損や水撃作用、水の出すぎを防ぐために使われます。

他の選択肢が誤りである理由
・水位に応じて開閉するのは、ボールタップや定水位弁の働きです。
・負圧のときに空気を取り入れて逆流(逆サイホン作用)を防ぐのは、バキュームブレーカの働きです。
・温度で開閉する機能は、減圧弁の働きではありません。

覚え方のポイント
減圧弁は「高い水圧を下げて一定に」。構造・材質基準では、減圧弁は耐久性能(10万回の開閉)が求められる「弁類」の1つで、凍結のおそれのある場所に設置する場合は耐寒性能も求められます。
問60-4
浮き玉(フロート)の上下の動きによって弁を開閉し、水槽などの水位を一定に保つ給水用具として、適当なものはどれか。
  • ①逃し弁
  • ②バキュームブレーカ
  • ③ボールタップ
  • ④混合水栓
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正解 ③ボールタップ
解説
ボールタップは、浮き玉が水面とともに上下し、その動きがてこを通じて弁に伝わることで、水位が下がると開き、所定の水位まで上がると閉じる給水用具です。
水洗便所のロータンクや受水槽への給水に使われます。受水槽などの大きな水槽では、ボールタップを副弁として主弁を開閉させる定水位弁が使われることもあります。

他の選択肢が誤りである理由
・バキュームブレーカは、管内が負圧になったときに空気を取り入れて逆流を防ぐ器具です。
・逃し弁は、設定圧力を超えたときに水を逃がして圧力を下げる弁です。
・混合水栓は、水と湯を混ぜて吐水する水栓です。

覚え方のポイント
「ボール(浮き玉)で水位を見張るタップ」。故障の対策(浮き玉の破損、弁座の摩耗など)もよく出題されます。
問70-4
給水管の途中で、1本の管から枝分かれして2方向へ分岐させるために使う継手の名称として、適当なものはどれか。
  • ①エルボ
  • ②キャップ
  • ③ソケット
  • ④チーズ
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正解 ④チーズ
解説
チーズ(T字管)は、アルファベットのTの形をした継手で、1本の管を2方向に分岐させるときに使います。
継手は、管と管、管と給水用具を接続する部品で、形状によって役割が決まっています。

他の選択肢が誤りである理由
・エルボは、管の向きを曲げる(一般に90度や45度)ための継手です。
・ソケットは、管と管をまっすぐに接続するための継手です。異なる口径をつなぐものは径違いソケットと呼びます。
・キャップは、管の端をふさぐための継手です。

覚え方のポイント
「曲げるエルボ、分けるチーズ、つなぐソケット、ふさぐキャップ」。形と役割を対応させて覚えます。
問80-4
計量法に基づく検定を受けた水道メーターの検定証印等の有効期間として、適当なものはどれか。
  • ①4年
  • ②8年
  • ③6年
  • ④10年
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正解 ②8年
解説
水道メーターは、取引や証明に使われる計量器として、計量法の「特定計量器」に当たり、検定に合格したものでなければ使用できません。
計量法施行令により、水道メーターの検定証印等の有効期間は8年と定められています。このため水道事業者は、有効期間が満了する前に水道メーターを計画的に取り替えています。

他の選択肢が誤りである理由
・4年、6年、10年は、水道メーターの有効期間ではありません。

覚え方のポイント
「水道メーターは8年で交換」。有効期間を過ぎたメーターは取引に使えないため、定期的な取替えが必要になります。
問90-4
給水装置の構造・材質基準でいう「吐水口空間」に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①給水管の中にたまった空気を抜くため、配管の最も高い位置に設ける空間
  • ②水撃作用を吸収するため、給水用具の上流側に設ける空気室としての空間
  • ③凍結を防止するため、給水管と保温材との間に設ける断熱のための空間
  • ④吐水口の最下端から越流面までの垂直距離などで確保する逆流防止の空間
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正解 ④吐水口の最下端から越流面までの垂直距離などで確保する逆流防止の空間
解説
吐水口空間は、給水栓などの吐水口と、水を受ける容器(水槽・洗面器など)のあふれる面(越流面)との間を空けておくことで、容器の水が給水装置へ逆流しないようにするものです。
給水装置の構造及び材質の基準に関する省令第5条と別表第2・第3で、呼び径などに応じた「越流面から吐水口の最下端までの垂直距離」と「近接壁から吐水口の中心までの水平距離」が定められています。逆流防止の最も確実な方法とされています。

他の選択肢が誤りである理由
・空気を抜くための仕組みは空気弁などで、吐水口空間とは関係ありません。
・断熱のための空間は、凍結防止の措置で、吐水口空間ではありません。
・水撃作用を吸収する空気室はエアチャンバーで、吐水口空間ではありません。

覚え方のポイント
吐水口空間は「空気の隙間で逆流を断つ」仕組み。具体的な距離の数字は「給水装置の構造及び性能」で詳しく学びます。
問100-4
給水管として使用される次の管のうち、金属管でないものはどれか。
  • ①ステンレス鋼鋼管
  • ②ダクタイル鋳鉄管
  • ③水道用銅管
  • ④水道用ポリエチレン二層管
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正解 ④水道用ポリエチレン二層管
解説
水道用ポリエチレン二層管は、ポリエチレンを内層と外層の二層にした樹脂管です。軽くて柔軟性があり、長尺で継手が少なくて済むため、寒冷地などで多く使われています。
給水管は大きく、金属管(ステンレス鋼鋼管・ダクタイル鋳鉄管・銅管・ライニング鋼管など)と、樹脂管(硬質ポリ塩化ビニル管・ポリエチレン二層管・架橋ポリエチレン管・ポリブテン管など)に分けられます。

他の選択肢が誤りである理由
・ステンレス鋼鋼管は、耐食性に優れた金属管です。
・ダクタイル鋳鉄管は、強度と靱性(ねばり強さ)に優れた金属管で、主に大きな口径に使われます。
・水道用銅管は、加工しやすく耐食性もある金属管です。

覚え方のポイント
樹脂管は「軽く施工しやすいが、熱・有機溶剤・紫外線に弱い」、金属管は「強いが、腐食への配慮が必要」。特徴の違いは「給水装置の概要」で詳しく問われます。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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