2026年版・3-10

概要:給水用具の故障と対策の一問一答

給水装置工事主任技術者試験「給水装置の概要」から、概要:給水用具の故障と対策に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験は四肢択一式と五肢択一式が混在しますが、ここでは全て4択で出題しています。

問13-10
水栓を閉めても水が止まらない場合の原因と対策の組合せとして、適当なものはどれか。
  • ①水圧が低すぎること ― 減圧弁を設置して水圧を下げる
  • ②水栓のストレーナへのごみの詰まり ― ストレーナを清掃する
  • ③グランドパッキンの摩耗 ― 給水管の口径を大きくする
  • ④こまやパッキンの摩耗・損傷 ― こまやパッキンを取り替える
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正解 ④こまやパッキンの摩耗・損傷 ― こまやパッキンを取り替える
解説
水栓を閉めても水が止まらない(ポタポタ漏れる)主な原因は、弁座に押し付けて止水するこま(ケレップ)やパッキンの摩耗・損傷です。この場合は、こまやパッキンを取り替えます。弁座が摩耗・損傷している場合は、弁座を修正するか取り替えます。

他の選択肢が誤りである理由
・ストレーナの詰まりは、水の出が悪くなる原因です。水が止まらない原因ではありません。
・グランドパッキンの摩耗は、スピンドルの周り(ハンドルの付け根)から漏れる原因です。対策はグランドパッキンの取替えです。
・水圧が低いときに減圧弁で下げるのは誤りです。減圧弁は水圧が高すぎるときに使います。

覚え方のポイント
「止まらない=こま・パッキン・弁座」「出が悪い=ストレーナ」「ハンドルの根元から漏れる=グランドパッキン」。
問23-10
水栓の故障の原因と対策に関する次の記述ア〜エのうち、適当なものの組合せはどれか。

ア 水の出が悪い場合は、ストレーナにごみが詰まっていることが考えられ、ストレーナを清掃する。
イ ハンドル(スピンドル)の付け根から水が漏れる場合は、こまのパッキンの摩耗が考えられ、こまを取り替える。
ウ 閉めても吐水口から水が止まらない場合は、こまのパッキンの摩耗や弁座の損傷が考えられる。
エ 水の出が悪い場合は、グランドパッキンが摩耗していることが考えられ、グランドパッキンを取り替える。
  • ①イ、ウ
  • ②ア、エ
  • ③イ、エ
  • ④ア、ウ
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正解 ④ア、ウ
解説
ア 適当。給水装置工事の直後などは、管内のごみが流れてきて詰まりやすくなります。
イ 不適当。ハンドルの付け根からの漏れは、グランドパッキンの摩耗が原因で、対策はグランドパッキンの取替えです。
ウ 適当。こまやパッキンを取り替え、弁座が損傷していれば修理又は取替えをします。
エ 不適当。グランドパッキンの摩耗は、ハンドルの付け根から水が漏れる原因です。
したがって、適当なものの組合せは「ア、ウ」です。

覚え方のポイント
水栓の故障は症状と部品を結びつけます。出が悪い=ストレーナ、ハンドルの付け根から漏れる=グランドパッキン、閉めても止まらない=こまのパッキン・弁座。
問33-10
水栓のハンドル(スピンドル)の付け根から水が漏れる場合の原因と対策として、適当なものはどれか。
  • ①浮き玉の破損 ― 水栓の弁座を新しいものに取り替える
  • ②こまのパッキンの摩耗 ― 水量調節ねじを右に回す
  • ③グランドパッキンの摩耗 ― グランドパッキンの取替え
  • ④ストレーナの詰まり ― 給水管を新しいものに取り替える
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正解 ③グランドパッキンの摩耗 ― グランドパッキンの取替え
解説
水栓のハンドルを回すスピンドルの周りには、水が漏れないようにグランドパッキンが入っています。このパッキンが摩耗すると、ハンドルの付け根から水が漏れます。対策はグランドパッキンの取替えです。

他の選択肢が誤りである理由
・こまのパッキンの摩耗は、閉めても水が止まらない原因です。水量調節ねじは大便器洗浄弁などの部品です。
・ストレーナの詰まりは水の出が悪い原因で、対策はストレーナの清掃です。
・浮き玉はボールタップの部品で、水栓の漏れとは関係ありません。

覚え方のポイント
「ハンドルの根元から漏れる=グランドパッキン」。止水用のパッキンと役割が違います。
問43-10
水栓を開閉するときにウォータハンマや異常音が発生する場合の原因と対策として、適当なものはどれか。
  • ①水圧が低すぎる ― 水栓を急いで開閉するようにする
  • ②こまの摩耗やパッキンの硬化 ― こま等を取り替える
  • ③ストレーナの詰まり ― 給水管の口径を小さくする
  • ④水圧が高すぎる ― 給水管の口径を小さくする
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正解 ②こまの摩耗やパッキンの硬化 ― こま等を取り替える
解説
水栓を開閉するときにウォータハンマや振動・異常音が出る原因としては、こまの摩耗によるこまのがたつきや、パッキンが硬くなっていることなどが考えられます。この場合は、こまやパッキンを取り替えます。
また、水圧が高すぎる場合には減圧弁を設置するなどして水圧を下げ、水撃が起こりにくいようにします。

他の選択肢が誤りである理由
・口径を小さくすると流速が速くなり、水撃はかえって起こりやすくなります。
・急な開閉は水撃の原因です。水栓はゆっくり開閉します。
・水圧が高すぎるときは減圧弁で水圧を下げます。口径を小さくすると流速が速くなり、水撃はかえって起こりやすくなります。

覚え方のポイント
「水撃・異常音=こまの摩耗・パッキンの硬化・高水圧」。
問53-10
ボールタップ付きの水槽で、水が止まらない(オーバーフローする)場合の原因として、不適当なものはどれか。
  • ①弁座への異物のかみ込み
  • ②パッキンの摩耗
  • ③ストレーナのごみ詰まり
  • ④浮き玉の破損(浸水)
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正解 ③ストレーナのごみ詰まり
解説
ボールタップの水が止まらない主な原因は、弁座に異物がかみ込んでいる、パッキンが摩耗している、浮き玉が破損して中に水が入り浮力が失われている、などです。対策は、分解して異物を取り除く、パッキンや浮き玉を取り替える、などです。

他の選択肢が正しい理由
・弁座への異物のかみ込みやパッキンの摩耗があると、弁が完全に閉じません。
・浮き玉が破損して浸水すると、浮き玉が浮かず弁を閉じられません。

誤りの理由
・ストレーナの詰まりは、水の出が悪くなる(水槽に水がたまりにくい)原因で、水が止まらない原因ではありません。

覚え方のポイント
「止まらない=閉じる側の不具合(弁座・パッキン・浮き玉)」「出ない・遅い=通り道の不具合(ストレーナ)」。
問63-10
大便器洗浄弁の故障の原因と対策に関する次の記述ア〜エの正誤の組合せとして、適当なものはどれか。

ア 常に大量の水が流れ放しになる場合は、ピストンバルブの小孔の詰まりが考えられ、取り外して小孔を掃除する。
イ 常に少量の水が流れ放しになる場合は、ピストンバルブと弁座の間への異物のかみ込みが考えられ、ピストンバルブを取り外して異物を取り除く。
ウ 吐水量が少ない場合は、水量調節ねじの開き過ぎが考えられ、水量調節ねじを閉める。
エ ハンドル部から水が漏れる場合は、水量調節ねじを右に回して閉めれば止まる。
  • ①ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:誤
  • ②ア:誤 イ:誤 ウ:誤 エ:正
  • ③ア:誤 イ:誤 ウ:正 エ:誤
  • ④ア:正 イ:正 ウ:正 エ:正
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正解 ①ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:誤
解説
ア 正。小孔が詰まると圧力室に水が入らず、弁が閉じなくなります。
イ 正。異物をかみ込むと完全に閉じなくなり、少量の水が流れ続けます。
ウ 誤。吐水量が少ないのは水量調節ねじの閉め過ぎが原因で、ねじを開いて吐水量を増やします。
エ 誤。ハンドル部からの漏水は、ハンドル部のパッキンの摩耗などが原因で、対策はパッキンの取替えです。水量調節ねじは吐水量を調節するもので、閉めても漏水は止まりません。

覚え方のポイント
大便器洗浄弁は「大量に流れ放し=ピストンバルブの小孔の詰まり」「少量が流れ放し=弁座への異物のかみ込み」「吐水量が少ない=水量調節ねじの閉め過ぎ」。
問73-10
大便器洗浄弁で、吐水量が少ない場合の原因と対策として、適当なものはどれか。
  • ①水量調節ねじの開け過ぎ ― 水量調節ねじを右に回して吐水量を減らす
  • ②水量調節ねじの閉め過ぎ ― 水量調節ねじを左に回して吐水量を増やす
  • ③ピストンバルブの小孔の詰まり ― 水量調節ねじを右に回して閉める
  • ④ハンドル部のパッキンの摩耗 ― 水量調節ねじを左に回して開ける
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正解 ②水量調節ねじの閉め過ぎ ― 水量調節ねじを左に回して吐水量を増やす
解説
大便器洗浄弁の吐水量が少ない主な原因は、水量調節ねじを閉め過ぎていることです。この場合は、水量調節ねじを左(反時計回り)に回して開き、吐水量を増やします。
反対に吐水量が多い場合は、水量調節ねじを開け過ぎていることが原因なので、右(時計回り)に回して吐水量を減らします。

他の選択肢が誤りである理由
・開け過ぎは吐水量が多い原因です。吐水量が少ないときの対策ではありません。
・小孔の詰まりは水が流れ放しになる原因で、対策は小孔の掃除です。
・ハンドル部のパッキンの摩耗は、ハンドルからの漏水の原因です。

覚え方のポイント
「少ない=閉め過ぎ=左に回して開く」「多い=開け過ぎ=右に回して閉める」。
問83-10
ロータンクで、タンク内に水が流れ込み続けて止まらない場合の原因として、不適当なものはどれか。
  • ①タンクへの給水管のストレーナの詰まり
  • ②鎖のからみによるフロート弁の浮き上がり
  • ③ボールタップの弁座への異物のかみ込み
  • ④フロート弁のゴムの摩耗や損傷による漏れ
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正解 ①タンクへの給水管のストレーナの詰まり
解説
ロータンクの水が止まらない原因としては、排水口をふさぐフロート弁の摩耗や損傷、フロート弁を引き上げる鎖のからみ・たるみの不良によってフロート弁が浮き上がったままになること、給水するボールタップの弁座への異物のかみ込みやパッキンの摩耗などが考えられます。

他の選択肢が正しい理由
・フロート弁が正しく閉じないと、タンクの水が便器に流れ続け、ボールタップも閉じません。
・鎖がからむと、フロート弁が浮き上がったままになります。
・ボールタップの弁座に異物がかみ込むと、給水が止まりません。

誤りの理由
・ストレーナの詰まりは、タンクに水がたまりにくい(出ない・遅い)原因で、水が止まらない原因ではありません。

覚え方のポイント
ロータンクは「出口のフロート弁」と「入口のボールタップ」の2か所を点検します。
問93-10
水道水が白く濁って出てきたが、コップにくんでしばらく置くと、下の方から透明になっていった。この現象の主な原因として、適当なものはどれか。
  • ①水に溶けていた空気が細かい気泡になったもので、飲用しても問題ない。
  • ②鉄管のさびが溶け出したもので、直ちに給水管を取り替える必要がある。
  • ③マンガンが塩素と反応したもので、黒い沈殿が生じて底にたまっていく。
  • ④給水管の樹脂が溶け出したもので、有機溶剤による汚染が考えられる。
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正解 ①水に溶けていた空気が細かい気泡になったもので、飲用しても問題ない。
解説
水道水が白く濁っていても、しばらく置くと下の方から透明になっていく場合は、水に溶けていた空気が圧力の低下などで細かい気泡となって出てきたもので、気泡が上に抜けていくと透明になります。飲用しても問題ありません。
一方、しばらく置いても白濁が消えない場合は、亜鉛めっき鋼管から亜鉛が溶け出していることなどが考えられ、別の対応が必要です。

他の選択肢が誤りである理由
・鉄さびによる濁りは赤い水(赤水)になります。
・マンガンは黒い水の原因です。
・有機溶剤による汚染では、油臭などの臭いが問題になります。

覚え方のポイント
「白濁してすぐ透明になる=空気(問題なし)」「白濁が消えない=亜鉛などを疑う」。
問103-10
給水用具の故障と対策に関する次の記述ア〜エのうち、適当なものの数はどれか。

ア 水栓のストレーナにごみが詰まって水の出が悪いときは、ストレーナを清掃する。
イ ボールタップの浮き玉が破損して水が止まらないときは、浮き玉を取り替える。
ウ 大便器洗浄弁の吐水量が多いときは、水量調節ねじを左に回して開く。
エ 水栓のハンドルの付け根から漏水するときは、グランドパッキンを取り替える。
  • ①1
  • ②2
  • ③3
  • ④4
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正解 ③3
解説
ア 適当。水の出が悪い原因の代表はストレーナの詰まりで、清掃します。
イ 適当。浮き玉が破損して浸水すると浮力が失われ、弁が閉じなくなるため、浮き玉を取り替えます。
ウ 不適当。吐水量が多いのは水量調節ねじの開け過ぎが原因なので、右に回して吐水量を減らします。左に回すのは、吐水量が少ないときの対策です。
エ 適当。ハンドルの付け根からの漏水は、グランドパッキンの摩耗が原因です。
したがって、適当なものはア、イ、エの3つです。

覚え方のポイント
水量調節ねじは「左に回す=開く=増える」「右に回す=閉める=減る」。水栓のハンドルと同じ向きです。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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