2026年版・3-3

概要:継手の種類と特徴の一問一答

給水装置工事主任技術者試験「給水装置の概要」から、概要:継手の種類と特徴に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験は四肢択一式と五肢択一式が混在しますが、ここでは全て4択で出題しています。

問13-3
硬質ポリ塩化ビニル管のTS継手による接合に関する次の記述ア〜エの正誤の組合せとして、適当なものはどれか。

ア 接着剤を管の外面と受口の内面に均一に塗り、差し込んで接合する。
イ 差し込んだ直後は管が押し戻されやすいため、所定の時間そのまま保持する。
ウ 接着剤は多めに塗るほど確実に接合でき、はみ出しても問題はない。
エ 管と継手の受口を加熱して柔らかくし、接着剤を使わずに差し込む接合方法である。
  • ①ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:正
  • ②ア:誤 イ:誤 ウ:正 エ:誤
  • ③ア:誤 イ:正 ウ:誤 エ:正
  • ④ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:誤
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正解 ④ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:誤
解説
ア 正。受口がテーパ状(奥ほど細い形)になっており、接着剤で管と継手を一体化させます。
イ 正。手を離すと押し戻されて接合不良になるため、しばらく保持します。
ウ 誤。塗りすぎると、はみ出した接着剤の溶剤が管を傷める原因になるため、適量を均一に塗ります。
エ 誤。加熱する熱間工法ではなく、接着剤を使う冷間工法です。

覚え方のポイント
TS継手は「接着剤を均一に適量」「差し込んだら保持」。塗りすぎ・すぐに手を離すことは、どちらも接合不良の原因です。
問23-3
ステンレス鋼鋼管の接合に用いられる継手として、適当なものはどれか。
  • ①プレス式継手
  • ②TS継手
  • ③インコア付き金属継手
  • ④電気融着式継手
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正解 ①プレス式継手
解説
ステンレス鋼鋼管の接合には、専用の工具で継手を管に押し付けて(プレスして)固定するプレス式継手や、伸縮可とう式継手が使われます。プレス式継手は、継手の中のゴム輪で水密性を保ち、プレスで抜け出しを防ぎます。

他の選択肢が誤りである理由
・TS継手は、硬質ポリ塩化ビニル管の接着剤による接合に使う継手です。
・インコア付き金属継手は、水道用ポリエチレン二層管の接合に使う継手です。
・電気融着式継手は、ポリエチレン管などの樹脂管の接合に使う継手です。

覚え方のポイント
管と継手の組合せは「ステンレス=プレス式・伸縮可とう式」「塩ビ=TS・ゴム輪」「ポリ二層=インコア金属継手」「配水用ポリ・架橋ポリ=電気融着」。
問33-3
水道用ポリエチレン二層管を金属継手で接合する際の、インコアに関する次の記述ア〜エのうち、適当なものの数はどれか。

ア インコアは、管の外側にかぶせる筒状の部品である。
イ 締め付けによる管の変形を防ぎ、水密性と抜け出し防止を確保する役割がある。
ウ インコアは、継手のナットを締め付けた後に管の端部に挿入する。
エ インコアは、継手に内蔵した電熱線に通電して管と継手を融着させるための部品である。
  • ①1
  • ②2
  • ③3
  • ④4
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正解 ①1
解説
ア 不適当。インコアは、管の端部の内側に挿入して、内側から管を支える部品です。
イ 適当。柔らかい管が締め付けでつぶれないよう、内側から支えます。
ウ 不適当。インコアは、管の端部に最後まで確実に挿入してから、継手のナットを締め付けます。
エ 不適当。電熱線で融着させるのは電気融着式継手です。インコアは管の変形を防ぐための部品です。
したがって、適当なものは1つです。

覚え方のポイント
インコアは「柔らかい管の内側から支えて、締め付けでつぶれないようにする部品」。電気融着式継手と取り違えないようにしましょう。
問43-3
電気融着式(EF)継手による接合に関する次の記述ア〜エのうち、適当なものの組合せはどれか。

ア 継手に内蔵した電熱線に専用のコントローラで通電して発熱させ、管と継手を融着させる。
イ 接合部に水や油分、汚れが付着していても、融着の品質には影響しない。
ウ 融着が終わったら、冷却時間を守って接合部を動かさないようにする。
エ 継手と管に接着剤を塗って差し込み、電気で乾燥させて一体化させる。
  • ①ア、ウ
  • ②イ、ウ
  • ③イ、エ
  • ④ア、エ
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正解 ①ア、ウ
解説
ア 適当。管の外面と継手の内面を溶かして一体化させます。
イ 不適当。水や油分、汚れは融着不良の原因になるため、管の表面を削って清掃し、乾いた状態で接合します。
ウ 適当。冷却中に動かすと、接合部の品質が損なわれるおそれがあります。
エ 不適当。接着剤は使いません。電熱線の発熱で樹脂を溶かして融着させます。
したがって、適当なものの組合せは「ア、ウ」です。

覚え方のポイント
EF継手は「清掃(表面を削る)→差込み→通電→冷却中は動かさない」の手順で覚えます。接着剤は使いません。
問53-3
管の種類と一般的な接合方法の組合せに関する次の記述ア〜エの正誤の組合せとして、適当なものはどれか。

ア 銅管は、ろう付け(はんだ付け)により接合する。
イ 硬質ポリ塩化ビニル管は、TS継手(接着剤による差込み)により接合する。
ウ 水道用ポリエチレン二層管は、電気融着式継手により接合するのが一般的である。
エ 水道配水用ポリエチレン管は、TS継手により接合するのが一般的である。
  • ①ア:誤 イ:誤 ウ:正 エ:誤
  • ②ア:誤 イ:正 ウ:正 エ:正
  • ③ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:誤
  • ④ア:正 イ:誤 ウ:誤 エ:正
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正解 ③ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:誤
解説
ア 正。継手に管を差し込み、すき間にろうを溶かして流し込みます。機械的な継手が使われることもあります。
イ 正。ゴム輪形継手が使われることもあります。
ウ 誤。水道用ポリエチレン二層管は、インコアを用いた金属継手で接合します。電気融着式継手は、水道配水用ポリエチレン管などに使われます。
エ 誤。水道配水用ポリエチレン管は、電気融着式継手などで接合します。TS継手は硬質ポリ塩化ビニル管の接合方法です。

覚え方のポイント
接合方法は管とセットで。銅管=ろう付け、硬質塩ビ管=TS継手、ポリエチレン二層管=インコア付き金属継手、配水用ポリエチレン管=電気融着式継手。
問63-3
ダクタイル鋳鉄管の継手に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①継手には伸縮性や可とう性がなく、地盤の変位を吸収することはできない。
  • ②T形はメカニカル継手、K形はプッシュオン継手の代表的な形式である。
  • ③フランジ継手は、ゴム輪を装着した受口に管を押し込むだけで接合する継手である。
  • ④メカニカル継手、プッシュオン継手、フランジ継手などがあり、耐震継手もある。
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正解 ④メカニカル継手、プッシュオン継手、フランジ継手などがあり、耐震継手もある。
解説
ダクタイル鋳鉄管の継手には、ゴム輪を押輪とボルトで締め付けるメカニカル継手(K形など)、ゴム輪を装着した受口に管を押し込むプッシュオン継手(T形など)、フランジどうしをボルトで締めるフランジ継手などがあります。
さらに、伸縮性・可とう性に加えて離脱防止機能を持つ耐震継手(GX形・NS形など)があり、地震時の地盤の変位にも追従できます。

他の選択肢が誤りである理由
・T形はプッシュオン継手、K形はメカニカル継手です。形式名と継手の種類が逆になっています。
・ゴム輪を装着した受口に管を押し込むだけで接合するのは、プッシュオン継手です。フランジ継手は、フランジどうしをボルトで締め付けて接合します。
・継手には伸縮性・可とう性があり、耐震継手は地盤の変位を吸収できます。

覚え方のポイント
「K形=メカニカル」「T形=プッシュオン」「GX形・NS形=耐震(離脱防止)」。
問73-3
異なる種類の金属管を接続する際に、異種金属接触腐食を防止するために使用する継手として、適当なものはどれか。
  • ①フレキシブル継手
  • ②絶縁継手
  • ③伸縮継手
  • ④エルボ
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正解 ②絶縁継手
解説
異なる種類の金属(例えば銅管と鋼管)を直接接続すると、金属の間に電位差が生じ、電位の低い方の金属が腐食する異種金属接触腐食(ガルバニック腐食)が起こることがあります。
これを防ぐため、2つの金属の間を電気的に絶縁する絶縁継手を使います。絶縁継手は、漏えい電流による電食の防止にも使われます。

他の選択肢が誤りである理由
・伸縮継手は、管の熱による伸縮や変位を吸収するための継手です。
・フレキシブル継手は、地盤の変位や振動などを吸収するための継手です。
・エルボは、管の方向を変えるための継手です。

覚え方のポイント
「異種金属・電食の対策=絶縁」。電気の通り道を断ち切るのがポイントです。
問83-3
建物の外壁の貫通部や地盤の不同沈下が予想される箇所で、変位を吸収するために給水管に使用する継手として、適当なものはどれか。
  • ①管端防食継手
  • ②伸縮可とう式継手
  • ③ねじ込み式ユニオン
  • ④径違いソケット
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正解 ②伸縮可とう式継手
解説
建物の出入口部分や、地盤の不同沈下(場所によって沈み方が違うこと)が予想される箇所では、給水管に無理な力がかかって破損するおそれがあります。
伸縮可とう式継手は、伸び縮みや曲がり(可とう性)によって変位を吸収できる継手で、このような箇所に使います。

他の選択肢が誤りである理由
・管端防食継手は、ライニング鋼管の管端の腐食を防ぐための継手です。
・ユニオンは、ねじ込み配管で管を回さずに接続・取り外しができるようにする継手です。
・径違いソケットは、口径の異なる管をまっすぐつなぐための継手です。

覚え方のポイント
「変位・沈下・地震への対策=伸縮可とう式継手」。建物の貫通部はとくに要注意の場所です。
問93-3
異なる口径の管を直線的に接続するために使用する継手として、適当なものはどれか。
  • ①ユニオン
  • ②チーズ
  • ③径違いソケット
  • ④エルボ
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正解 ③径違いソケット
解説
径違いソケット(レジューサ)は、口径の異なる管どうしをまっすぐに接続するための継手です。
継手はその形と役割で名前が決まっています。

他の選択肢が誤りである理由
・チーズは、管を2方向に分岐させるための継手です。
・ユニオンは、ねじ込み配管で管を回さずに接続・取り外しができるようにする継手です。器具の交換がしやすくなります。
・エルボは、管の方向を変えるための継手です。

覚え方のポイント
「ソケット=まっすぐつなぐ、径違いなら口径の違う管をつなぐ」「ユニオン=あとで外せる」。
問103-3
ゴム輪形継手による接合に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①ゴム輪は使用せず、管と受口のすき間にシール材を詰め込む。
  • ②ゴム輪に接着剤を塗り、加熱して溶かしてから管を差し込む。
  • ③ゴム輪を正しく装着し、専用の滑剤を塗って標線まで差し込む。
  • ④滑剤の代わりに、手近なグリースなどの油類を塗って差し込む。
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正解 ③ゴム輪を正しく装着し、専用の滑剤を塗って標線まで差し込む。
解説
ゴム輪形継手は、受口に装着したゴム輪で水密性を保つ継手で、硬質ポリ塩化ビニル管やダクタイル鋳鉄管(プッシュオン継手)などに使われます。
ゴム輪がねじれたりずれたりしないよう正しく装着し、管と受口に専用の滑剤を塗って、管に記した挿入深さの標線まで差し込みます。油類や接着剤はゴム輪を傷めるため使いません。

他の選択肢が誤りである理由
・接着剤を塗ったり、加熱したりしません。
・水密性はゴム輪で確保します。
・グリースなどの油類はゴム輪を傷めるため、専用の滑剤を使います。

覚え方のポイント
ゴム輪接合は「ゴム輪の正しい装着・専用滑剤・標線まで挿入」の3点です。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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