2026年版・3-7

概要:水道メーターの一問一答

給水装置工事主任技術者試験「給水装置の概要」から、概要:水道メーターに関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

この分野の演習

全10問/解説つき・基本無料

アプリ形式で解く(全600問) 給水装置の概要の要点解説を読む
問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験は四肢択一式と五肢択一式が混在しますが、ここでは全て4択で出題しています。

問13-7
わが国で使用されている水道メーターに関する次の記述ア〜エの正誤の組合せとして、適当なものはどれか。

ア 水道メーターのほとんどは、羽根車の回転数から水量を求める流速式である。
イ 水道メーターのほとんどは、一定容積の升で水を量り取る容積式である。
ウ 水道メーターは計量法の特定計量器で、検定に合格したものでなければ使用できない。
エ 水道メーターの検定証印等の有効期間は10年である。
  • ①ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:誤
  • ②ア:誤 イ:誤 ウ:誤 エ:正
  • ③ア:誤 イ:正 ウ:誤 エ:誤
  • ④ア:正 イ:正 ウ:正 エ:正
答えと解説を見る
正解 ①ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:誤
解説
ア 正。流速式は推測式とも呼ばれ、羽根車の回転数と通過水量が比例することを利用します。
イ 誤。容積式(実測式)は、わが国ではほとんど使われていません。
ウ 正。水道料金の算定に使うため、計量法の検定が必要です。
エ 誤。有効期間は8年です。期間内にメーターを取り替えます。

覚え方のポイント
水道メーターは「ほとんどが流速式」「計量法の特定計量器」「検定の有効期間は8年」。
問23-7
水道メーターの形式とその特徴に関する次の記述ア〜エのうち、適当なものの組合せはどれか。

ア 接線流羽根車式は、計量室内の羽根車に接線方向から噴射水流を当てて回転させるもので、主に小口径に使われる。
イ 接線流羽根車式は、羽根車の回転軸を管と同じ方向に置き、大口径で大流量の計量に主に使われる。
ウ 電磁式は、水の流れと直角に磁界をかけて生じる起電力から流量を求めるもので、機械的な可動部がない。
エ 電磁式は、一定容積の升で水を量り取るもので、わが国の水道メーターのほとんどがこの方式である。
  • ①ウ、エ
  • ②イ、エ
  • ③ア、ウ
  • ④ア、イ
答えと解説を見る
正解 ③ア、ウ
解説
ア 適当。構造が簡単で、一般家庭用のメーターに多く使われています。
イ 不適当。回転軸を管と同じ方向に置き、大流量に使うのは、よこ形軸流羽根車式です。
ウ 適当。電磁誘導の原理(ファラデーの法則)を利用します。
エ 不適当。升で量り取るのは容積式で、わが国ではほとんど使われていません。
したがって、適当なものの組合せは「ア、ウ」です。

覚え方のポイント
接線流=小口径・家庭用、よこ形軸流=大流量・損失小、たて形軸流=迂流で損失やや大、電磁式=可動部なし・損失小。
問33-7
軸流羽根車式水道メーターに関する次の記述ア〜エの正誤の組合せとして、適当なものはどれか。

ア たて形は、羽根車の回転軸を垂直にしたもので、水の流れが迂流するため損失水頭がやや大きい。
イ たて形は、水の流れがまっすぐなため、損失水頭は極めて小さい。
ウ よこ形は、羽根車の回転軸を管と同じ水平方向に置いたもので、損失水頭が小さく大流量の計量に適している。
エ よこ形は、小流量域での計量性能にも特に優れている。
  • ①ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:誤
  • ②ア:誤 イ:正 ウ:誤 エ:誤
  • ③ア:誤 イ:正 ウ:正 エ:正
  • ④ア:正 イ:誤 ウ:誤 エ:正
答えと解説を見る
正解 ①ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:誤
解説
ア 正。水は下から上へ流れて羽根車を回し、また下へ向かうというように回り込んで流れます。
イ 誤。流れがまっすぐで損失が小さいのは、よこ形の特徴です。
ウ 正。流れがほぼ直線的なため、損失が小さくなります。
エ 誤。よこ形は大流量の計量に適していますが、小流量域での性能は劣ります。

覚え方のポイント
軸流羽根車式は「たて形=迂流・損失やや大」「よこ形=直線・損失小・大流量向き、小流量は苦手」。
問43-7
電磁式水道メーターに関する次の記述ア〜エのうち、適当なものの数はどれか。

ア 水の流れと直角の方向に磁界をかけたときに生じる起電力から、流量を求める。
イ 羽根車のような機械的な可動部がないため、損失水頭が小さい。
ウ 小流量の計測はできないため、大流量の計測専用に使われる。
エ 羽根車に噴射水流を当てて回転させるもので、家庭用の小口径のメーターに最も多い。
  • ①1
  • ②2
  • ③3
  • ④4
答えと解説を見る
正解 ②2
解説
ア 適当。流速に比例した起電力が生じる電磁誘導の原理を利用しています。
イ 適当。可動部がないため、摩耗の心配もありません。
ウ 不適当。電磁式水道メーターは、小流量から大流量まで計測することができます。
エ 不適当。羽根車に噴射水流を当てるのは接線流羽根車式です。
したがって、適当なものは2つです。

覚え方のポイント
電磁式は「ファラデーの法則・可動部なし・損失小・広い流量範囲」。
問53-7
水道メーターの指示部の表示方式に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①指示部の表示は機械式に限られ、電子式の表示は認められていない。
  • ②数字で水量を表示する直読式と、目盛りを指針で示す円読式がある。
  • ③直読式は目盛りを指針で示す方式で、円読式は数字で表示する方式である。
  • ④指示部の表示方式は、すべての水道メーターで円読式に統一されている。
答えと解説を見る
正解 ②数字で水量を表示する直読式と、目盛りを指針で示す円読式がある。
解説
水道メーターの指示部には、使用水量を数字(デジタル表示や数字車)で表示する直読式と、円形の目盛りの上を回る指針で表示する円読式があります。
また、機械的に表示する機械式のほか、電子式の表示のものや、離れた場所で検針できる遠隔指示装置を備えたものもあります。

他の選択肢が誤りである理由
・直読式と円読式の両方があり、統一されているわけではありません。
・直読式が数字、円読式が指針です。説明が逆になっています。
・指示部には機械式のほか電子式の表示のものもあり、機械式に限られるわけではありません。

覚え方のポイント
「直読=数字をそのまま読む」「円読=円の目盛りを読む」。
問63-7
水道メーターの設置に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①上流側には止水栓を設けず、メーターだけで給水を止められるようにする。
  • ②原則として水平に設置し、流れの方向を示す表示に合わせて取り付ける。
  • ③逆向きに取り付けても、指示部が逆回転するだけで正しく計量できる。
  • ④設置の向きに決まりはなく、傾けて取り付けても計量の精度は変わらない。
答えと解説を見る
正解 ②原則として水平に設置し、流れの方向を示す表示に合わせて取り付ける。
解説
水道メーターは、傾いていると計量の誤差の原因になるため、原則として水平に設置します。また、メーター本体に表示された流れの方向(矢印)に合わせて取り付けます。逆向きに取り付けると正しく計量できません。
設置場所は、検針や取替えが容易で、汚水や雨水が入りにくく、損傷のおそれがない場所とします。メーターの上流側には、取替えなどのために止水栓を設けます。

他の選択肢が誤りである理由
・傾けて取り付けると、計量の誤差の原因になります。
・逆向きに取り付けると正しく計量できません。流れの方向の表示に合わせて取り付けます。
・上流側には止水栓を設けます。

覚え方のポイント
メーターの設置は「水平・矢印の向き・点検しやすい場所・上流に止水栓」。工事法でも問われます。
問73-7
遠隔指示装置付きの水道メーターに関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①離れた場所から水道メーターの弁を開閉して、給水を止めるための装置である。
  • ②メーター本体の表示がないため、現地で使用水量を確認することはできない。
  • ③計量値を離れた場所に表示するため、メーター本体の検定は不要になる。
  • ④メーターから離れた場所で使用水量を確認でき、集合住宅の検針に使われる。
答えと解説を見る
正解 ④メーターから離れた場所で使用水量を確認でき、集合住宅の検針に使われる。
解説
遠隔指示装置は、水道メーターの計量値を電気信号などで離れた場所の受信器(表示器)に送り、そこで使用水量を確認できるようにする装置です。
メーターがパイプシャフトの中や高い場所など検針しにくい場所にある集合住宅などで、検針を容易にするために使われます。

他の選択肢が誤りである理由
・メーター本体にも計量値の表示があります。
・遠隔指示装置が付いていても、水道メーターは計量法の特定計量器であり、検定が必要です。
・給水を止めるための装置ではありません。

覚え方のポイント
「遠隔指示=離れた場所で検針できる」。スマートメーターの普及も進んでいます。
問83-7
よこ形軸流羽根車式水道メーターの特徴として、適当なものはどれか。
  • ①損失水頭が大きく大流量には向かないが、小流量の計量に優れる。
  • ②損失水頭が小さく大流量に適するが、小流量域での性能は劣る。
  • ③可動部がないため摩耗せず、小流量から大流量まで計量できる。
  • ④羽根車に接線方向の噴射水流を当てる構造で、主に小口径に使う。
答えと解説を見る
正解 ②損失水頭が小さく大流量に適するが、小流量域での性能は劣る。
解説
よこ形軸流羽根車式水道メーターは、羽根車の回転軸を管と同じ水平方向に置き、管の中をまっすぐ流れる水で羽根車を回す構造です。流れがほぼ直線的なため損失水頭が小さく、大流量の計量に適していますが、小流量域での性能は劣ります。

他の選択肢が誤りである理由
・損失水頭が大きいのは、流れが迂流するたて形軸流羽根車式です。
・可動部がないのは、電磁式水道メーターです。
・接線方向の噴射水流を当てるのは、接線流羽根車式です。

覚え方のポイント
軸流羽根車式は「よこ形=損失小・大流量向き・小流量は苦手」「たて形=迂流して損失やや大」。
問93-7
水道メーターの口径の選定に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①損失水頭を小さくするため、適正な使用流量の範囲より大きい口径を選ぶ。
  • ②口径は給水管の口径と必ず同じにし、使用流量の範囲は考慮しなくてよい。
  • ③小流量しか使わない場合でも、大口径のメーターを選べば小流量も正確に量れる。
  • ④使用する流量が、そのメーターの適正な使用流量の範囲内に収まるよう選定する。
答えと解説を見る
正解 ④使用する流量が、そのメーターの適正な使用流量の範囲内に収まるよう選定する。
解説
水道メーターには、口径ごとに正確に計量できる適正な使用流量の範囲があります。メーターの口径は、使用する流量がこの範囲内に収まるように選定します。
口径が大きすぎると、小さな流量のときに羽根車が十分に回らず、正確に計量できないことがあります。反対に小さすぎると、損失水頭が大きくなったり、メーターの寿命が短くなったりします。

他の選択肢が誤りである理由
・適正な使用流量の範囲より大きい口径を選ぶと、小流量で羽根車が十分に回らず、計量が不正確になります。
・大口径のメーターは、小流量の計量には向きません。
・メーターの口径は、給水管の口径に合わせるのではなく、使用する流量をもとに選定します。

覚え方のポイント
メーターの口径は「大きすぎても小さすぎてもだめ。使う流量に合わせる」。
問103-7
水道メーターに関する次の記述のうち、水道法施行規則に定める供給規程の技術的細目に照らして適当なものはどれか。
  • ①水道メーターは需要者の所有物なので、その費用負担を供給規程で定めることはできない。
  • ②水道メーターの保管責任は水道事業者にあり、需要者は設置場所の提供だけを負う。
  • ③水道メーターの設置場所の提供と保管責任は、水道の需要者の責任に関する事項である。
  • ④水道メーターの設置場所は、指定給水装置工事事業者が自由に決めることができる。
答えと解説を見る
正解 ③水道メーターの設置場所の提供と保管責任は、水道の需要者の責任に関する事項である。
解説
水道法施行規則第12条の3は、供給規程に定める需要者の責任に関する事項の1つとして「水道メーターの設置場所の提供及び保管責任」を挙げています。また、水道メーターの賃貸料などの特別の費用負担を課す場合には、その事項と金額を定めることとされています。
水道メーターは水道事業者が設置・所有し、需要者に貸与することが一般的ですが、需要者は設置場所を提供し、メーターを適切に保管する責任を負います。

他の選択肢が誤りである理由
・需要者にも保管責任があります。
・メーターの賃貸料などの費用負担は、供給規程で定めることができます。
・設置場所は、水道事業者の基準などに従って決めます。

覚え方のポイント
「メーターは水道事業者のもの(一般に)」「場所の提供と保管は需要者の責任」。

給水装置工事主任技術者試験の対策問題(全600問)に戻る

非公式の資格試験対策サイトです。公益財団法人給水工事技術振興財団及び国土交通省・環境省とは一切関係ありません。

※本ページでは、アクセス解析(Googleアナリティクス)と、広告の配信・成果の計測(A8.net)のためにCookie等を利用し、閲覧に関する情報をGoogle LLC・株式会社ファンコミュニケーションズへ送信しています。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。

※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

【PR】